継続するときのひとつのコツ=「自分は得意だ」と言ってしまう

思考力トレーナーの永江です。
「思考力のアップ!」を目指すなら、どうしても継続が必要です。なにかちょっとしたことで魔法のように明日から思考力が向上することはありえません。トレーニングになること、練習になることを継続する必要があります。

「続けるのが苦手」という人は多い

わたし自身がそうですが、「なにかを続けるのは得意ですか?」と質問をされると、「あまり得意ではない」という人は多いです。「苦手です」という人も多いです。胸を張って「大の得意です!」という人はそれほどいないのではないでしょうか。経験がなければ身近なお友達なんかに質問してみましょう。継続ができていそうな人でも「あまり……」という人はけっこう多いと思います。

「継続が得意」と言ってしまう

謙遜が美徳である日本人だからなのかもしれませんが、自分を褒めるような言葉を他人に言うことはみなさん控えます。言葉は他者に対して使うことが多いですから、謙遜がクセになっていれば「得意だ!」というより「得意ではない」と発する機会のほうが多くなります。でも、これではその言葉によって自分に暗示をかける結果になってしまいます。

言葉は意味をもって自分に返ってきます。「得意じゃない」と言っていれば本当に得意じゃなくなります。「ああ、自分は継続が得意じゃないんだ」と思い込んでしまいます。だから、逆に「自分は継続ができるよ。得意だよ。」と言ってしまいましょう。うそでもかまいません。心の中で「それは違うよ」と思っていてもいいから、何度も言ってしまいましょう。

内容についても「得意だ、好きだ」と言う

同じように、続ける内容についても「得意だ」とか「それが好きだ」と言ってしまいましょう。紙に書いて貼っておいてもいいかもしれません。たとえばダイエットのためにウォーキングを始めようと考えて、そのときに「続けられるかな?」と声に出してはいけません。「続けられるよ。続けるのは得意だし。」と言いましょう。そして一緒に、「だって歩くのは得意だし。歩くのは大好きだし。」と言いましょう。

得意で好きなことをやるのだとしたら脳は「嬉しい」という感情とその行為をセットにして記憶します。そうすれば、続けたら良いと思っていることが、好きなことで気持のいいことになってきます。そうなったらしめたもので、単に好きなことを好きだからやるというだけになります。何かを継続するときには、まず継続が得意であると言ってしまい、あわせて、その内容についても、得意で好きであると発言しましょう。