論理的な思考のために階層的な分解を

思考力トレーナーの永江です。

ロジカルシンキング、日本語でいえば論理的な思考。
これはとても大切です。

感性は人によってさまざまですが、
論理は人の特性に寄らないものなので、
うまく活用すると良質のコミュニケーションにも役立ちます。

 

思考の対象となるものはさまざまな要素を持っています。
対象について考察していたり議論していたりするとき、
それが持つさまざまな要素を適切に扱わないといけません。

適切に扱うために必要なもののひとつに、
要素を階層的に分解する、ということがあります。

これは、
大分類、中分類、小分類というふうに分類の大きさを変えていくことであり、
日本 > 都道府県 > 市町村 > ……
という段階的に分割していくような場合と同じです。

これが出来ていないと、
なんでもかんでも「いっしょくた」に考えてしまうので、
論理的な思考にはつながりません。

階層的な分解はいろんなことで練習できます。
大分類、中分類、小分類、の三段階くらいならちょっとした時間にできます。
身の回りにあるいろんなものを使って思考の練習をしましょう。階層的な分解

 


 


マインドマップとフレームワーク思考

思考力トレーナーの永江です。

みなさんはフレームワーク思考をご存知でしょうか。
いろんな物事について考えるときの枠組みになるヒントです。

主にビジネスシーンで活用できるフレームが知られています。

例えば「SWOT分析」や「3C」などのフレームを使えば、
漏れがないように組織や個人の状況を分析することが出来て便利です。

どんなフレームがあるのか、どのような場面で活用できるのかは、
ネットで調べたり書籍で学んだりすることが出来ます。
ここではフレームワーク思考を使うときに
可視化するための「描き方」について考えます。

 

フレームワーク思考を使って情報を集めたり考えたりするとき、
多くの場合で、紙やホワイトボードなどに枠を用意して書き出します。
まさに「フレーム=枠」を活用するわけです。

SWOT分析の場合だと、田の字型に4つの枠を設けることが多いですし、
3Cだと3つの大きな楕円を描くことが多いように思います。

この描き方でももちろんフレームを活用できるのですが、
描き方としてはマインドマップを使うのが私のオススメです。

 

マインドマップを使う場合は、
中心から最初に伸びるメインブランチがフレームの枠になります。

あとは自由に枝を伸ばすことが出来るので、
あらかじめ四角や楕円で枠が用意されているよりも、
思考が自由で柔軟になると考えています。

3つ、あるいは4つという予め設定された枠があると、
その枠いっぱいに書きだしたときに安心してしまうこともあるように思います。

 

フレームワーク思考を活用されているみなさん、
もしまだであれば、ぜひマインドマップで描いてみてください。

マインドマップでSWOT分析

 


 


原因と結果 = 因果関係

思考力トレーナーの永江です。

昨日は【デキる塾】でした。
今回のテーマは「ロジカル・シンキング」。

ロジカル・シンキングについてネットで調べると、
MECE(モレなく、ダブリなく)や論理展開(演繹法と帰納法)について
いろんな説明や書籍に出会うことが出来ます。

なので、私もこれらを基本としていますが……

 

今回は「入門編」として、
とくに「因果関係」をきちんと理解することをワークに取り入れました。

因果関係とは「原因と結果」とも言います。
Aである、その結果として、Bとなる。
そういう関係です。

さらにこれを、
Aであると言えるならば、Bであると言える。
というような演繹にも広げて考えていただきました。

 

MECEや論理展開も非常に大切なのですが、
因果関係の理解や認識がおかしくなっていると
思考のベースが揺らいでしまうな、と考えています。

原因と結果、見誤ったりしていませんか?

 


 


ロジカル・シンキング基本中の基本「モレなく」

おはようございます。
思考力トレーナーの永江です。

私が主宰を務めている【デキる塾】シリーズには
基本となるメソッド(考える方法)があります。
そのいちばん最初にある「あつめる思考」は
モレなく情報を集めて、思考のテーブルに並べようというものです。

この「モレなく」という言葉は
ロジカル・シンキングの分野などで使われるMECEから来ています。

ロジカル・シンキング(論理的思考)は、
社会の中で効率的で効果的な思考と行動をしていくために必要であり、
それはビジネスに限らずふだんの生活でも活かされます。

その中にあるMECEは、
「ミーシー」とか「ミッシー」などと読まれますが、
モレなく、ダブリなく、という意味になります。

複雑なことがらをそのままの状態で考えるのは難しいので、
それに関する情報を細かく集めて整頓していきます。
そのときに、「モレ」があっては不十分な思考になってしまうし、
「ダブリ」があっては非効率な思考になってしまいます。

このうち「ダブリ」についてはそれに気づけるような工夫をします。
例えば情報が一覧になっていれば気づきやすいです。
しかし「モレ」については注意が必要で、
漏れているものは見えないので気づきにくいのです。

「モレ」に気づいた瞬間にそれは「モレ」ではなくなるので、
漏れているものは気づいていないものになります。
気づいていないものを無くしていこうというのが「モレなく」なので、
これは注意しなくてはいけません。

常に「モレがないか?」とチェックする心構え。
これがロジカル・シンキングのスタートラインになります。

モレなく

 


 


自分の主張を客観的にチェックする

思考力トレーナーの永江です。

何かの主張をするときに、自分が正しいと人は考えています。
だからこそ主張をするわけですから。

しかし、問題がある場合もあります。

「私はこう考える!」
「自分はこうだと思っている!」
という程度ならまだよいのですが、

「君の意見は間違っている!」
「そんな考えはダメだ!」
というような否定的な物言いが入ってくると注意が必要です。

 

自分の主張は反証されることはないのか。
反対意見が入る余地はないのか。

出来るだけ客観的な目線でチェックしたいものです。

 

客観的にチェックするために
紙などに書き出してみるのは有効です。
今ならパソコンやスマホなどで文字にするだけも効果的。

ちょっとアウトプットして「見える化」をはかるだけで
アタマの中で考えているだけよりも格段に思考がスッキリします。

スッキリした思考から、
自分の主張をチェックして相手の意見にも耳を傾ける、
そんな心構えを持ちたいですね。

思考力のトレーニングにもなるはずです。

 

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ロジカル・シンキングの心構え

思考力をアップしましょうの思考力トレーナーです。
(言い方を変えてみました…)

今日はロジカル・シンキングについてのお話を少し。

ロジカル・シンキング=論理的な思考は、
きちんと筋の通った説明可能な思考の経路ともいえます。

また、ロジカル・シンキングが通る「道」は
万人に共通の論理になるはずなので、
これを身につけていることはあらゆる思考シーンで役に立ちます。

このロジカル・シンキングを身につけて発揮するためには、
前提となる3つの心構えが必要です。それは、、、

仮説思考
ゼロベース思考
ポジティブ思考

仮説思考とは、
仮説を立てて実行と検証を繰り返す姿勢のことです。
PDCAサイクルの運用もそうですよね。
「そうかもしれない」と思ったことは検証しましょう。

ゼロベース思考とは、
前例にとらわれずアイデアを出せる姿勢です。
過去に例がない事例や自分が知らないだけの事柄の中にも
あらたな真実や真理が隠れている可能性があります。

ポジティブ思考とは、
何か解決策があるはずだと信じる姿勢です。
既存のアイデア(考え)で解決できない問題であっても、
解決策は「いま思いついていないだけ」かもしれません。

この3つの心構えを前提として、
因果関係や比較類推などを使って論理を組み立ていきます。

 


 


【デキる塾】のきっかけは論理的思考(ロジカルシンキング)

思考力トレーナーの永江です。

【デキる塾】は思考力セミナーです。
毎月開催していますが、内容はかならず異なるようにしています。
その時々のテーマもさまざまですが、
これまでは「発想力」「伝達力」「理解力」などを各回のテーマにしてきました。

異なるテーマの中でも共通しているのが
【デキる塾】の基本となるメソッドです。

1.集める思考 と 分解思考
2.つながり確認 と グループわけ
3.いろんな組み合わせで再構築
4.伝える工夫

この4つの段階で説明する基本メソッドはあらゆる思考シーンを想定していますが、
考えだしたきっかけは「論理的な思考」について考察していたときでした。

論理的な思考ってどういうものなのだろう、ということ説明しようと
いろんな書籍やインターネット上のさまざまな方の意見などを探しているうちに
自然と私の中で固まっていったのがこの4段階です。

そして、4つにまとめたときに気づいたのが、
「これはあらゆる思考シーンで同じことがいえる」というものでした。

そこから【デキる塾】の構想はあっという間でした。

どんな思考シーンでも使える基本的な考え方だから、
いろんなケースで実行するセミナーを開催しよう。

というわけで、
「毎回かならず違った内容」「毎月、継続して開催する」という
【デキる塾】の方針が決まったのです。

 

次回の【デキる塾】は11月24日(日)、テーマは「記憶のとっかかり」です。
あなたの隠れた天才思考を引き出す【デキる塾】

 

思考 デキる塾

 


 


困難に立ち向かうとき 具体的にしていくと見える!

具体的にすると見えてくる!

「課長!得意先のA社の担当さんを怒らせてしまい大変なことになっています」

部下にこう言われたとき、課長さんはどう反応すればいいでしょうか。

「なに!?大変なのか、それはいかん!すぐに先方に連絡して……」
と大急ぎで対応を開始するでしょうか。

 

そんなことありませんよね。
報告してきた部下には、まずは以下のことを訊ねるはずです。

何が起きて、どのように先方を怒らせてしまったのか
お怒りの具合はどのようなものなのか
それによって取引関係にはどのような影響が考えられるのか
取引停止?契約終了?高額な請求?

会社の事情によって他にもいろいろと考えられるでしょう。
これらを考えることなく行動はしないと思います。

好まざる状況や難しい局面に陥ったときにこそなるべく丁寧に
あつかう事柄や登場するものを具体的にします。

 

逆に情報をあいまいなままにして行動を起こすと、
まるで見当違いの対応をやらかしかねません。

  • ひどく怒っています
  • 困らせてしまいました
  • 大変な状況です
  • とても難儀なことになっています

これらはいずれもあいまいな表現であり、
適切な対応をジャマしてしまう可能性があります。
うっかり使いそうな表現も多いので注意しましょう。

 

解決のための良い流れは、下のようなものです。

  1. 具体的にする
  2. 具体的になった事柄の関係性が見えてくる
  3. 関係性の中から必要なことが見えてくる
  4. 解決策が見えてくる

 

もちろん、我々に襲いかかる困難はとても複雑なので
こんなに単純にはいかないと思いますが、
基本的には上に書いたような流れで解決に近づけます。

 

まずは「あつかう事柄や登場するものを具体的に」しましょう。

 

このような思考の練習が楽しくできる学びの場として
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困ったときの解決のヒントが楽しく学べます。

詳しくは下記のページをご覧ください。

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