ランク概念という概念

思考力トレーナーの永江です。

最近、「ランク概念」という言葉を教えていただきました。
言葉だけ教えてもらってもダメなやつです。ランク概念という概念を教わったんですね。

「また聞き」なので、間違えていることもあるかもしれません。それから、もともと提唱されている人に迷惑になるような記事になってしまっていたら削除するのでご連絡をいただけると嬉しいです。

人はさまざまな要素の組み合せである

当たり前ですが、あらためて考えてみると、という話。私達はさまざまな要素を自分の中に持っています。社会的な要素、コミュニティに属する要素、精神的な要素、などなど。そしてそれぞれに細かな要素があって、社会的には私なら自営業者であり、講師をの仕事をしていてコンサルティングもやっている。石川県の南部を活動拠点としていて、あの仕事、この仕事、あの立場、この立場……、などなど。

こうやって要素を細分化していくと、ものすごい数になるはずで、それはすべての人にいえることです。10や20の要素じゃなくて、おそらく3桁は余裕であって、4桁以上に細分化できるのではないかと思います。それくらい、人はさまざまな要素の組み合せであるわけです。

それぞれの要素でランクがある

おそらくランク概念の最初のポイントは、上記のようにさまざまな要素を人が持っているということです。これを横軸として考えます。そして、縦軸には、それぞれの要素についての相対的な高低を考えます。これが「ランク」という言葉を使う理由じゃないかと思います。

たとえば私は講師・コンサルタントとしての自営業者です。講師として他の講師同業さんと比較しての高低評価が考えられます。さらに、職業訓練でパソコンを、とか、学習塾で数学を、英語を、とかどんどん細かく横軸を分解すると、それぞれに縦軸の相対的な高低が考えられるようになります。これを図にすると、こんなイメージ。

得意もあれば苦手もある

上のイメージにあるとおり、誰でも得意なことと苦手なことのデコボコを持っているはずです。私は人より評価される能力やポジションを持っていますが、逆に、多くの人よりも「下」である部分もたくさん持っています。この「デコボコしている」というのがランク概念を考えるときの重要なポイントなのではないかと思います。

そして、それぞれの要素について高低を考えるときに、あくまでも相対的であるということもポイントです。参加するコミュニティによって高くなったり低くなったりもするはずです。あるいは社会環境が変わることによっても変化するような要素もあると思います。固定的に評価された高低ではなく、あくまでも、「あなと比べて私は」というていどももので考えるのが良いのではないでしょうか。

その人の全体としての評価じゃない

こういう話をすると、おそらく「私はどれも低いものばかりだ……」とか言い出す人が居るんですが、それも違うと思います。そうじゃない。客観的にどうこういう絶対的な評価でもないし、だいたい、そもそも、そういうこと言う人って自分を冷静に自己評価できていないことが多いです。「私は全体として低い」みたいに思ってしまう人は、別のところでカウンセリングかコンサルティングかコーチングを受けてください。

ランク概念を正しく理解したら、おそらくこうなります。「私、ここのところあなたに助けてもらいたいの」と「私、この部分で人の役に立てるわ」が自然とバランスよく成立して、他者と良好な関係が築きやすくなります。ここからはいろいろなコミュニケーションワークに使えそうですが、基礎的な概念として理解していると良さそうなものだと思います。ランク概念。

 


 


説明がわかりやすい、教えるのがうまい

思考力トレーナーの永江です。
わかりやすい説明をすること、上手に人に教えること。
これらは私が常に心がけていることです。

わかりやすい説明に必要な2つのこと

私の仕事からいえば自慢にならないのですが、「説明がわかりやすい」と評価をいただくことが多いです。自慢にならないと書きましたが、実際には自慢のひとつであって、つまり、講師業をやっている他の人より説明が上手です。同業の人たちより私の説明がわかりやすいみたいです。セミナーに参加する人や塾の生徒さんは、何がどうなって分かりやすかったのかは分からないことが多いですが、とにかく「わかりやすかった」「これまでわからなかったことがわかった」と言われます。たまに同業の人にも何かの講義をする機会がありますが、そこでもわかりやすいという評価をいただきます。

私が講座やセミナーで心がけていることはいくつかあって、そのうちのひとつが「大きなことから順番に伝える」ということです。抽象的な概要やまとめを言ってから、細かく具体的な話をしていきます。「まとめ→事例、具体的な説明」という順です。
それから、話の論理性にも気を使っています。「◎◎だから、▼▼なのです」という説明をするときに、途中のステップを省略せずに、理論の飛躍がないようにお伝えをします。究極的には、この2つのことが出来ていればあるていどわかりやすい説明になると思います。

上手に教えるための工夫

説明をわかりやすくするための工夫とは別に、うまく教えるということのためにしている工夫もあります。それは、相手によって、あるいはそのときどきによって、伝え方や教え方を工夫することです。具体的にどんな工夫をするのかは相手によるしそのときの状況によります。とにかく、固定化した教え方をしないということです。

固定化した教え方をしないとなれば、いろいろな引出しを持っている必要があります。あるひとつのことを説明するのに、3つとか4つの説明パターンがあると良いです。そうすれば、Aという説明で腑に落ちなかった人に対して、別のBやCという説明を試してみて、その人に合った説明を探ることができます。さらに、言葉での説明が理解しやすい人もいれば、図にすると納得しやすい人もいます。そういうときのために、言葉の説明も、図示による説明でもできるようにしておきます。なるべく多くの人に対応するために自分の引出しを多く持っておくのです。

難しいことを簡単に説明できるか

「難しいことを簡単にわかるように説明できることが理想」だと思います。「難しいことをわかりやすく説明してくださってありがとうございます」と言われることもあります。とても嬉しいお言葉です。でも、極端に難しい内容については、やはりそう簡単には説明できないということもあります。物理学などの難解な分野の説明は、やはりそんなに簡単ではありません。土台となる知識もあるていど必要でしょうし、やっぱり難しいものは難しいです。

とはいえ、我々のような「フツーの人」が知っておくべきことや学ぶべきことは、それほど難解とまではいかないことばかりです。私のような仕事をしている人が、プロとしての努力と工夫をすれば、あるていどうまく分かりやすく伝えることはできるはず。まだまだ工夫の余地はあるとも思うので引き続き精進します。

 


 


読書法と懇親会、人が違えば感じ方も違う

思考力トレーナーの永江です。
昨日、独立8周年の記念セミナーを開催し、ご参加いただいたみなさんとの懇親会で焼肉をいただいてきました。

読書に関するお話のセミナー

セミナーの内容は読書に関するもので、目的に応じてオススメの読書法についてお伝えをしました。音読と黙読の違い。それぞれのメリットとデメリット。ワーキングメモリのお話。学校で進められる読書の仕方について。速読とは。速読の効能。記憶に残りやすい読書術について。学習効果を上げるためのインプットのやり方。などなど。

読書に対して課題を持っている人は、目的が「勉強系」であることが多いですね。当然といえば当然ですが。そのため、お話の中の多くは学習効果にフォーカスしたものになりました。それと、勘違いされている読書法についても少し。「なるほど、そういうことだったのか。」「楽しくて分かりやすかった。」などのご感想をいただきました。

「妻のトリセツ」についてのトーク

イベントの後半は、読書つながりで、私が最近に読んだ「妻のトリセツ」という本について、参加されたみなさんとトークです。本の内容詳細については控えますが、おおざっぱに言うと「男女の脳の違いを理解」して、それぞれの差異に心を配れば良い関係を維持しやすくなるというもの。私の過去話をちょっと暴露しつつ、楽しくお話ができました。

寅亭さんで懇親会

今回の会場に使わせていただいた北陸ガールズスクエアさんのすぐそば、寅亭さんに移動して懇親会。こちらのお店は何度か利用させてもらっていますが、とにかく肉がうまい!正直いって肉の部位とかよく分からないのですが、どれ食ってもうまい!

セミナーもそうですが、懇親会では、昨日が「はじめまして」だった人どうしももちろんいらっしゃいました。私としてはみなさん既にお付き合いのある人たちばかりなので、傍から見ているとなんだか変な感じがします。でも考えてみたら、そりゃそうだ。

人はそれぞれ個性があるし、立場も違うし、同じものを見ても見え方が違う。感じ方がちがう。同じ空間を共有して、同じ時間を過ごしていても、同じ感想を持つとはかぎらない。当たり前だけど見落としがちなことがあって、あらためて「自分が感じ方が唯一ということはない」と心に留めておこうと思いました。

8周年記念、読書に関するセミナーと懇親会

思考力トレーナーの永江です。
個人むけのセッションでは、お勉強コンサルタントみたいなこともやっております。
いくつかの肩書(?)を持ってしまっているのですが、8周年記念のイベントは上記のような感じにします。

 

おかげさまで、2011年4月に独立開業をしてから無事に8年がたちました。
振り返ったらそれはもう本当にいろいろなことがありましたが、やっぱり原点になるのは「ひとさまにお伝えをする」ということ。
昨年は見送った周年イベントも、今年の自分ならやるのがよいだろうと考えて開催することにいたしました。

もともとは講師のしごとをしていくために会社をやめて独立をしたのですが、
その後にはいろいろなことがあって、学習塾をやって、コンサルタントにもなって、
イベント運営のお手伝いをしたり、ウェブ関係のお手伝いもやらせていただきました。
どのしごとも楽しくやらせていただき、それなりに評価をしていただいております。

 

いろんな仕事をさせていただいた中で、
8周年の記念としてやっておきたかったことは、やっぱり人前でお話をすること。
単に目立ちたがり屋な性格が現れているだけかもしれませんが、
自分の中でも評価を多くいただいている行為でもあります。

お話の内容は長くやってきたものではなく、
あるきっかけから、今回のために新たに作成するコンテンツです。
テーマは読書

セミナーで読書のお話をさせていただくのは初めてです。
以前に社会人講座としてお話をさせていただいたことがありますが、それも比較的に最近です。

記念のイベントでどうしてあまり話したことのないことを話そうと思ったのかというと、
誰かのかわりに何かを学び、それをわかりやすく伝えることで人の役に立つことがしたかったから。
なぜそれがしたいのかというと、単純にやりたいからという気持ちと、
おそらく他の人はあまり持っていない特殊能力だと思いがあるから。

 

たとえばファイナンシャルプランナーの資格をとりたい人がいます。
でも勉強が苦手です。
そしたら、私がその勉強を先にやって、
それから勉強した内容をお伝えして、学習効果を加速させる。
そういうことができます。
現時点で私が知らないことでも可能です。

とはいえ、実際にそれをやろうとしたらそれなりに時間と労力と、そしてお金が必要ですが……。

 

まあ、FPの話はたとえ話であって現実的ではありませんが、
今回のそれが読書なんです。

読書のしかたにはいろいろあって、
速く読む
ゆっくり読む
目で読む
声に出して読む
などなど。

どういう方法ならどういう効果があるのかを最近になって勉強しました。
けっこう人生の役に立つ情報だと感じているので、これをひとさまにお伝えします。

何かを勉強しようと思っている人は、勉強が少しラクになると思います。
ラクといっても勉強時間が減らせるということではなくて、
学習効果を上げやすくなるから、勉強の苦労度合いを下げられる、ということです。

もしかしたらなんとなく感じていることや思っていること、
読書について気持ちの中にあることの科学的な後ろ盾になるかもしれません。
そうしたら、読書という行為に対して自信が持てるようになり、
やっぱり今後の学習効果を上げられるのではないかと思います。

参加してくださった方には、そういう変化をお持ち帰りいただけるように準備しています。

 

オフィスまなぶき8周年記念
(仮)おしょうのセミナー・ライブトーク(懇親会あり)

平成31年4月14日 16:30〜18:30
会場:北陸ガールズスクエア 金沢市長田本町チ22-2
参加費:セミナー=2,000円 懇親会=実費

https://www.facebook.com/events/254005315482303/
Facebookのイベントページから、もしくは下記のフォームからお申し込みください。

オフィスまなぶきお問合せフォーム
このフォームからのお申込みの際は、4月14日のセミナー参加希望の旨をご入力ください。

懇親会は、セミナー会場そばの寅亭さんで予定しています。

継続するためのフレームワーク思考(ミニセミナー的なイベントでお話をしました)

思考力トレーナーとして、白山市にある我楽さんというお店で開催された「ドリームナイト」でお伝えをしてきました。我楽さんはお酒を飲めるお店で、ダイニングバーというご紹介でいいですかね。そういうお店です。その我楽さんの夜活イベントとして毎週の開催をされているのが「ドリームナイト」です。

いきさつ

去年の春頃に私が話をさせてもらったセミナーに参加してくださったのが我楽オーナーの仙名珠乃さん。我楽さんでもミニセミナーのイベントがあるからいつかスピーカーをやってほしいとリクエストをいただいていたのです。なかなか時間の調整がつかず半年以上もお待たせをしたのですが、年明けいっぱつめの1月9日にようやく念願がかないました。

年明けの最初の開催ということで、話す内容をどうしようかと考えたときに、やっぱり「今年こそ!」みたいなものがいいだろうとなりました。そして、その内容を私が得意としているフレームワーク思考でお伝えできれば参加する人の役に立つ情報になるだろうと考えたわけです。ちなみに、内容を考えるときには仙名さんも同席して打合せを行いました。そして、年末年始のちょっとしたお休みっぽい時間を活用して「今年こそ◯◯になる!!継続するためのフレームワーク思考」というタイトルと中身が出来上がりました。

継続できる理由、できない理由をフレームワークで

写真のようにホワイトボードを使ってお話をしたのですが、要するに、フレームワーク思考として枠組みを考えて、その枠組みでチェックしたら「つづけやすい」目標設定ができるというお話です。ここでは内容については省略しますが、4つのチェックポイントを活用すると無理なく継続できる設定が可能です。

フレームワーク思考のお話でいうとこの枠組みを使うというところが大切です。ただ単に「ちゃんと継続できるような目標を立てよう、どうやったら継続できるのか考えよう」言っても考えにくいです。考えやすくしてくれるツールがフレームワークなので、それをこのテーマに合うように私がご用意したということです。

テンションまかせにしないこと

有料のイベントなので参加していない人に無料の情報として公開するのは限定的にしますが、継続するために考えるとよいポイントの1つが「テンションまかせにしない」ということです。たとえば新年に新しい目標を立てて、「今年は毎日、◯◯をするぞ!」とか言って三日坊主になる。これの原因として考えられるひとつのことが「テンションが上がって無理な設定をしてしまう」ことです。これを読んでいるあなたも心当たりがあるのではないですか?

新年のタイミングじゃなかったとしても、何かのときに気持ちが高揚して「よーし、やったるぞ!」と目標を立てることはあります。このときの高揚がクセモノだということです。高揚感は気持ちよさにつながりますが長続きしません。冷静になってみたときに「あれ?」となってけっきょく続かないことになるのです。もちろん他にも続かない要因があって、それらをまとめてフレームワークにしてみたんです。おかげさまで参加したみなさんからは好評をいただき、9人の方々はそれぞれに自宅で目標を立ててみるとおっしゃっていました。ちなみに、テンションまかせにしてはいけないのでその場で考えるのはNGとしました。

セミナー開催の予定

実は明確に予定があるわけではないのですが、オープンセミナーの形でフレームワーク思考や仕事術についてお伝えをしたいと考えています。場所は金沢方面になると思うのですがそれも未定。とにかく、それこそ自分自身としてちゃんと続けられる今年の目標として、何回かのセミナーを考えています。そこでみなさんにお会いして、役立つお伝えができればいいなと思っています。

今年もよろしくお願いいたします。

上手な学び方、上手な勉強のしかた

思考力トレーナーで人事コンサルタントの永江です。
先日、ある企業さんで、ある資格試験についての勉強方法をお伝えしてきました。
社員の何人かにその資格習得のための勉強をさせたいのだけれども、どの人もけっこう忙しく働いてもらっている。
だから効率よく勉強してもらうためのヒントをもらえないか、というのが社長さんからのリクエストでした。

全体像や構造を理解して勉強する

下手な勉強方法のひとつとして考えられるのが、とにかくテキストの前から順番に読んでいくというやり方です。上手な勉強方法でも実際の時系列ではそうなることが多いのですが、テキスト本文に入っていく前にやっておくと良いことがあります。それは、これから学ぶ事柄の全体像を把握して、その資格に必要な理論や情報の体系がどういう構造をしているのか知っておくことです。

全体像がわかった状態で学びを進めると、「ああ、この部分は、全体の中でこういう意味があるのだな」とか、「これは、少し前に勉強したあのことと、こういうふうに関係しているのだな」とか、情報の連携をしていけるようになります。情報はひとつひとつの単体で記憶しようとするよりも、つながりでインプットしたほうが覚えられます。だから、全体像があって、その中の各パーツとして細かな情報を入れていくのがいいです。

目次を活用しよう

全体像の把握や理解、構造をわかっておくために有効なのが目次です。以前は私も目次をすっとばして本文に入っていましたが、今はそんなことはありません。何か目的があって実用書やビジネス書を読むときには、かならず目次に目を通してから中身に入っていきます。

目次には、2〜3段階くらいの見出しがあります。その見出しを順に追っていけば、全体としてどういう主張や内容があるのか、それを構成するためのパーツとしてどういう情報があるのかが分かります。そうしてから本文を読んでいくと、全体の中のひとつひとつのパーツとして個々の情報の理解がしやすいです。

個々の要素と全体の例(簿記の勉強)

個々の要素があって全体が構成されている。それを分かって勉強するとよいという例として、簿記についてお話をします。ひとことで簿記の勉強をするといっても、いくつかの事柄と、たくさんの言葉の意味を覚えなくてはいけません。そして電卓を叩いて計算をする能力も必要になります。日商簿記3級の勉強をしようとすると、全体の構成として以下のように考えられます。

  • 会計の流れを知る
  • 貸借(左右の振分け)のルールを知る
  • 勘定科目の分類と名前を覚える
  • 正確な計算能力を身につける

教える人によって構造化の仕方はちがうと思いますが、おおよそこんな感じになっています。このことを知ったうえで「あ、自分は、いま左右の振分けについて勉強しているな」とか、「正しく間違わないように計算する練習をしよう」とか、考えられるとよいです。

中高生以上にはオススメ

ただ、こういう勉強のしかた、学び方が、どのような人にも向いているわけではありません。小学生くらいのお子さんの場合は、全体を分かってから個々の勉強をするためのベースとなる知識がまだ不足しています。特に低学年だとそれが明らかなので、いわゆる「詰め込み型」の勉強方法も必要になってきます。一時期、この「詰め込み型」の勉強が世の中で批判を浴びましたが、小さい頃には絶対に必要だと思います。

中学生から高校生くらいになってくれば基礎的な知識や考え方も身につくので、だんだんと、全体理解から始める勉強の仕方が向いているようになります。まっとうな学習をして普通の社会的知識を身に着けていれば、大人になったらもう間違いなくこれです。いまになって思えば、中学校のときの勉強や大学受験のための勉強も、こういうやり方をしておけばよかったと思います。そうすれば、もうちょっと……。

学校の先生は、今やっていることが何につながるのか教えてくれません。特に高校の先生は、その教科そのものが好きだった人が多いから、それが何にどうつながっていくのか発展していくのかに興味がないんですね。そういう意味では、学校の先生以外の大人と接するのは子供にとって重要なことなのではないでしょうか。

自己紹介をフレームワーク思考で組み立てる

思考力トレーナーの永江です。

昨日は
女性の活躍を支援する「かなふ」さんの主催セミナーで
「やさしい自己紹介のコツ」というお伝えをさせていただきました。




自己紹介については
わたし自身が課題としていろいろ考えたことです。
どんな自己紹介をすればいいのか。
何を言えばいいのか。
名前はもちろん言うとして、
他には、
仕事のこと、趣味のこと、性格、活動エリア、過去の実績、etc……

自分を構成する要素のうちの
何を伝えると、良い自己紹介になるのだろうかと、
試行錯誤した時期もありました。

 

そして、
その試行錯誤の過程で
フレームワーク思考を使って準備をしておけば、
自己紹介もラクに出来ると気づいたわけです。

 

人間は、
漠然とした全体をいきなり考えようとすると出来ないけれど、
ちょっとした枠組みを自分に与えるだけで、
すぅっと考えやすくなるものなのです。

そして、
フレームワーク思考で自分を「分解」することと、
いくつかの想定されるパターンに「再構築」することで、
相手によって臨機応変に変えられる自己紹介が作れます。

「分解と再構築」については
ロジカルシンキングの中でお伝えしていることでもあります。

フレームワーク思考とあわせて
いろいろな思考シーンで活用できる考え方。
参加された方にも、
「よく理解できた」
「なるほど、納得した」
と、おっしゃっていただきました。

 

今回の講座は
「かなふ」さんの
「ビジネス・セルフ・プロデュース講座」の一環として行われたのですが
次回、4月15日の開催でも私が講師を務めます。
こちらは
「めざせ説明美人」というお題で、
伝えるべきことを、
わかりやすく
誤解のないように伝えるにはどうしたらいいのか、
というお話をさせていただきます。

もろもろ、
以下のリンクから詳細をご確認いただけます!

こころを育むぶんか教室 かなふ

Facebookイベント★女性限定★ めざせ説明美人 ビジネス・セルフ・プロデュース

 


 


講師のお仕事で気をつけていること

わたくし永江はフリー講師をやっています。

ロジカル・シンキングやフレームワーク思考、
リーダーシップに関するセミナーや研修をこれまでさせていただきました。

そういった講師のお仕事をする際に気をつけていることがいろいろとあり、
それらをまとめて、今度、春くらいに講座を持とうと思っています。

そのためにアタマの中を整理整頓しなくてはいけないので、
ここでいくつかの項目を書き出してみます。

 

講師として持つべき心がまえ

まず最初に考えたいことは、
お仕事として講師をやる以上は必ず持っていたい心がまえです。

心がまえの基礎となる事柄は、
講師がその場の支配者であるということで、
あらゆる事象において、講師に大きな責任があるということです。

安全でなくてはいけませんし、
快適性も一定以上のレベルで必要です。
時間のコントロールや学習のしやすさはもちろん、
参加する人がどのていどの学びを得ることが可能なのか。
そういったことにも責任を持たなくてはいけません。

 
講師とは別にセミナーの主催者が存在するケースもあります。
この場合には、多少は講師の責任が薄れますが、
それでも参加者に対していちばん大きな責任があるのは
講師であるという自覚が必要だと思います。

 

講座をするために必要な「脳力」

講師は体力を使いますが、
それよりも絶対的に必要なものは「脳力」です。
「脳力」とは広い意味での思考力のことですが、
頭脳を使うスキルとして以下のようなものが必要です。

記憶力
論理力
想像力
瞬発的思考力
語彙力
図示力
文章力

それぞれどのようなバランスで発揮されるべきなのかは、
講座の内容や講師の個性によって異なります。
また、言葉の定義によっては、
必ずしもこのような分類が適切ではないかもしれません。

ただ、私個人としては、
これらの項目に気をつけながら、
持っている脳力は失わないように、
もっともっと高められるように、
工夫や努力をしています。

 

話し方や見せ方のテクニック

具体的なテクニックについて文章では説明しにくいのですが、
話す順番や言葉えらび、
図で示すときの形の使い方などには、
先人が積み上げてきた一定のセオリーがあります。

まずはそれらのセオリーを知って、
自身の講座の中で実践していく必要があると考えます。

 

話す順番のセオリーとしては、
まず大きな事柄から伝えるようにして、
それからしだいに細かく、具体的な内容に移行していきます。
そうすると、話の構造や、これから話されるであろうことが見えるので、
聴いている参加者は比較的にストレスなく理解できます。

 

図示の基本となるのは「囲み」と「線による接続」です。
「囲み」は同じ特徴のあるグループをまとめるのが基本的な使い方で、
「線による接続」は、矢印も含めて、何かと何かの関係性を表現できます。

これらを上手に使うためには練習が必要な場合もあるので、
簡単なところから練習をしていくのが良いです。

図書館に置いてあるような書籍でも
分かりやすく勉強になるものがありますので探してみてください。

 

教えることを教えるということ

「教えること」を誰かに教えるということは、
意外と見落とされているのかもしれません。

あるカルチャー系のインストラクターさんが
そのジャンルで「インストラクターコース」に参加したときに、
カルチャーとしての内容はたくさん学んだけれども、
「教えること」についての学びは無かったとおっしゃっていました。
それでも、インストラクターの免状はいただけたそうです。

これだと、
「教えること」が出来ていないのにもかかわらず、
インストラクターを名乗ってもよいというケースが発生しますね。

自分も「教え業」をやっているものの端くれとして、
こういうのは良くないと感じています。
今後、取り組んでいいきたい課題です。

 

 


 


定性的な目標の実現性を高めるには

思考力トレーナーの永江です。
先日、就職支援講座の一環として目標設定のしかたという講座をしました。

よく言われるSMART目標設定というのがあって、
目標は以下の項目に注意して設定するとよいです。

・Specific 具体的かどうか
・Mesuralbe 測定可能かどうか
・Achievable 達成可能かどうか
・Relationship 目的や理念との関係性
・Timed 期限が定められていること

なぜ、これらについて注意して目標設定をするとよいかというと、
目標の内容が客観的になり、明確になり、
そして、
出来たか出来なかったかという成否がはっきりと判断できるからです。

「近いうちに、優しい人になる」
なんていう目標は、それが出来たか出来なかったかの判断が難しいですよね。

 

講座やセミナーでこのことについてお伝えをする際には、
ほとんどの場合で簡単な目標設定を実際にやっていただきます。

あまり重いものだと時間もかかるので、
例えば
「趣味について簡単なもの」とか、
「家の掃除や、部屋の片付けなどについて」
という内容にします。

その場合に、ときどきうまく設定できない人が出る項目が、
Mesuralbe、つまり、測定可能かどうか、というものです。

 

この項目を特にビジネスにおける目標設定として説明すれば、
目標とする物事は数値化すべし、ということになります。

数値化しておけば、その目標が達成できたかどうかが明白だということです。

しかし、プライベートな個人のことで目標を設定するとき、
それが必ずしも数値化できるものとは限りません

例えば、
「もっと自分を好きになる」
とか
「家族との対話をもっと増やす」
ということを目標として書く人は、この数値化の部分で手が止まります。

 

こういう場合に私が次にお伝えをするのは、
それでもやっぱり数値化をしよう、ということです。

具体的にどうするかというと、
「もっと自分を好きになる」と設定する人には、
例えば
「1日に1回、自分の良いところを紙に書く。これを1週間つづける」
という目標にしてみることなどを提案します。

「自分を好きになる」という目標をさらに短く刻んで、
そのゴールに至るマイルストーンとしての目標です。
ポイントは、
「やっぱり必ず数値化する」
ということと、それとともに
目標は手前に短く刻んでもいい
ということです。

短く刻むことで、取り組みの精神的ハードルも下がるので、これはオススメです。

 

なお、
「家族との対話をもっと増やす」という人であれば、
提案する内容はもう少しシンプルになります。

それは例えば、「対話の数や時間を記録する」ことから始めて、
その数や時間について、現状より少し大きな数字を設定するということです。

やはり、工夫して数値化をしてみることが大切です。

 

最後に、

具体的な内容になっていながら数値化が難しい目標設定は他にもあると思います。

どうしても数字で表現できない目標であったならば、
数値化のかわりに、次のことを確認してください。

それは
出来たか出来なかったの評価が明白かどうか」ということです。

 

もともと、そのための数値化ですから、
逆にいえば、これが出来ていれば数による表現は無くても良いかもしれません。

とにかく、
目標を設定するときには、
それが達成できたかできなかったを、ある時期に明白な評価ができるようにしましょう。

 


 


久しぶりの「デキる塾」アイデアと発想のワークを実施

思考力トレーナーの永江です。
思考力には「発想力」も含まれます。

久しぶりに、しばらく休止していたデキる塾を開催しました。

再開にあたって選んだテーマは「発想」です。

 

何かしらのアイデアを出したいというのは、
仕事をしているとしばしばありますよね。
普段の暮らしの中でもたまにあったりするのではないでしょうか。

そういうときに役立つ内容だったと自負しています。

アイデアというのは、結局は、自分のアタマの中から出てくるものなので、
それを引っ張りだすにはどうするか?ということなんですね。

そういう場面で有効な方法として、
我々の先人たちが便利な思考ツールを残してくれています。
これを考えた人たちはすごいと思いますが、
私たちは、すごい人たちが作ったツールを活用して、
また別のアイデアを生み出していけるのです。

 

会場となったのは金沢市保古にある机カフェというコワーキングスペースです。
机カフェはコラーニングスペースという謳い方をしていて、
まさにデキる塾を開催するのにふさわしい会場です。

当日は全国的に寒波にみまわれた週明けの月曜夜。
なんと富山からご参加される方もいらっしゃって、ちょっと心配になりました。

しかし、その心配をよそに、
みなさま無事に開始時刻前に到着されて、定刻通りに開催することができました。

 

以前にも「デキる塾」に参加されたことがある方、
今回、はじめて参加される方。
ほどよいバランスで和気あいあいといった雰囲気でした。

でも、途中で雑談が盛り上がる場面もありましたが、
ワークのときにはみなさん真剣に取り組まれていました。
やはり、発想力やアイデア出しということについては、
みなさん、その必要性をすごく感じていらっしゃる方々なのですね。

それぞれに、何かしらの得るものを持って帰っていただけたようです。

 

「デキる塾」は、今後も継続的に開催していきます。
以前のように固定した日程での運営は少し難しいのですが、
次回は3月の下旬頃、さらにその次は4月の中頃に考えています。

内容も、「思考」に含まれるものならば、なんでもやります。
理解、記憶、伝達、解決、段取り、分析、推測、などなどなど。
みなさんがアタマを使って考えるスキルをアップさせる、
そのためのお手伝いをしていきます。

発想のためのワークを実施している様子です。

発想のためのワークを実施している様子です。

発想を促すためのツールとしてマインドマップを活用するワークです。

発想を促すためのツールとしてマインドマップを活用するワークです。

あなたの隠れた天才思考を引き出す「デキる塾」シリーズ