就職活動をする際のフレームワークとして

思考力トレーナーの永江です。

前職では人事部長として採用する側の仕事をしており、
現在は逆に採用される側の人たちの支援をしています。

採用される側、つまり求職者さんや学生さんの立場で考えると、
考えることは2つに大分できると思います。
すなわち「自分のこと」と「自分以外のこと」です。

そして、さらにそれぞれをもう少し細かく分けて考えられます。

「自分のこと」は、
やりたいこと、やらなくてはいけないこと、出来ること、
さらに、出来なかったことも含めて経験したこと、に分けられます。

「自分以外のこと」は、
業界のこと、企業のこと、職種のこと、
そして、周囲にいる自分以外の人のこと、に分けて考えられます。

この分解をフレームワーク思考としてイメージ化すると
以下の図のようになります。

就職活動のフレームワーク

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包含関係の表し方はケースによって違う場合もあると思いますが、
おおむねこの図のイメージで問題ないでしょう。

自分以外の人についてどこまで考えるのかは人によって違います。
考える必要がないという人もいるかもしれませんが、
自分を支えてくれる周囲の人についてもある程度は考えるべきだと私は思います。

 

この枠組みで現状を洗い出しておくことが、
就職活動にどう取り組んでいくかのヒントになります。

ただし、
フレームワーク思考は単純化しすぎて漏れが発生することもあります。
本来は漏れが無いようにするのがフレームワーク思考の狙いなので、
決して出し忘れがないように時間をかけて考えましょう。

 


 


5W3Hとは

思考力トレーナーの永江です。

みなさんは、5W3Hってご存じですか?
そう、それです。

ビジネスにおいては報告や連絡などをする際に漏れがないように、
あるいは色んな目標を設定する際にそれを明確にするために、と
さまざまな場面で活用できるフレームワークの一種だといえます。

この便利な5W3Hですが、
それが何かと調べると、次のような簡単な説明に出会ったりします。

When(いつ)、Where(どこで)、Who(だれが)、What(何を)、Why(なぜ)、
How(どのように)、How many(いくつ)、How much(いくら)

おそらく簡単に分かりやすくまとめたものだと思うのですが、
作文の指導に使うような言い回しになっていて不十分なんですね。

たとえば、
Whoを「だれが」としていますが、
事柄の内容によっては「だれに」や「だれと」などのように
主語ではなく目的語などに「Who」が必要なケースが考えられます。

他の項目についても同じようなことがいえます。
したがって、私のお伝えとしては、
「5W3Hを考えるときには「助詞」をくっつけないで考える」
というようにしています。

助詞をくっつけないでフリーな状態でそれぞれの項目を考える。

フレームワークを活用するメリットには「漏れ」をなくすというものがありますから、
助詞によって思考が限定されないようにしたいです。

5w3h

 


 


顧客ターゲットの設定 MAPSというフレームワーク

思考力トレーナーの永江です。

今日は企業や製品などの顧客ターゲットについてです。

顧客ターゲットの設定は
企業などのマーケティング活動において必須といえます。
「だれでも来てもらえばいいからね~」という考えは確かにもっともですが、
製品やサービスの構築から宣伝、接客などさまざまな企業活動には
まず顧客層の設定をしておくことが有効です。

この顧客ターゲットの設定に有効なのが次のMAPSという
一種のフレームワークのようなものです。

M:Mind:顧客候補の心理的な属性
ある事柄に対してどのような考えを持つ人なのか、
どんな思考の特性を持っているのか、どんな性格の持ち主なのか、
という心の動きについての属性

A:Action:顧客候補の行動による属性
Mindに対してこちらは実際に起こす行動で分類する
どんな趣味を持っているのか、どんな仕事をしているのか、
ある出来事に対してどんな反応を示すのか、
物理的に確認しうる行動についての属性

P:Place:場所に関係する属性
住んでいる場所や仕事場などの場所に関する属性
定期的な移動をする人であればその内容についても含む
地理的な要素は階層的に分解される

S:Status:社会的な地位などによる属性
学生、会社員、自営業などの職業に関するもの、
年齢や性別などのように自然と備わっているもの、
社会との関わりの中で顧客候補を説明することが出来る属性

 

これ以外の切り口ももちろんあります。
これはひとつの設定方法に過ぎませんので、
十分な分析のための一部だと思ってください。

それでも、ちょっと考えやすくなる切り口ではあると思うので、
なにかの機会にぜひ使ってみてください。

顧客ターゲットの設定

 


 


マインドマップとフレームワーク思考

思考力トレーナーの永江です。

みなさんはフレームワーク思考をご存知でしょうか。
いろんな物事について考えるときの枠組みになるヒントです。

主にビジネスシーンで活用できるフレームが知られています。

例えば「SWOT分析」や「3C」などのフレームを使えば、
漏れがないように組織や個人の状況を分析することが出来て便利です。

どんなフレームがあるのか、どのような場面で活用できるのかは、
ネットで調べたり書籍で学んだりすることが出来ます。
ここではフレームワーク思考を使うときに
可視化するための「描き方」について考えます。

 

フレームワーク思考を使って情報を集めたり考えたりするとき、
多くの場合で、紙やホワイトボードなどに枠を用意して書き出します。
まさに「フレーム=枠」を活用するわけです。

SWOT分析の場合だと、田の字型に4つの枠を設けることが多いですし、
3Cだと3つの大きな楕円を描くことが多いように思います。

この描き方でももちろんフレームを活用できるのですが、
描き方としてはマインドマップを使うのが私のオススメです。

 

マインドマップを使う場合は、
中心から最初に伸びるメインブランチがフレームの枠になります。

あとは自由に枝を伸ばすことが出来るので、
あらかじめ四角や楕円で枠が用意されているよりも、
思考が自由で柔軟になると考えています。

3つ、あるいは4つという予め設定された枠があると、
その枠いっぱいに書きだしたときに安心してしまうこともあるように思います。

 

フレームワーク思考を活用されているみなさん、
もしまだであれば、ぜひマインドマップで描いてみてください。

マインドマップでSWOT分析

 


 


「フレームワーク祭り」開催しました 第5回【デキる塾】

思考力トレーナーの永江です。
昨晩は第5回の【デキる塾】でした。

今回は「フレームワーク祭り」と題して開催。
SWOT分析等をはじめとしたフレームワーク思考の事例を
体験ワークを中心としてお伝えさせていただきました。

【デキる塾】第5回 フレームワーク祭り

【デキる塾】第5回 フレームワーク祭り


ワークとして体験していただいたフレームワーク思考は、、、

SWOT分析
思考・考察の対象となるものを4つの枠組みで分析します。今回は「石川県」というテーマで実施。内部にある「強み」「弱み」、外部にある「機会」「脅威」を書き出していって、対象となるものの特性を明らかにしていきます。マーケティングの検討や企業分析に使用されますが個人を対象とした就職支援など、活用範囲はとても広いです。
ターゲット設定の枠組み
宣伝・プロモーションや商品開発を考えるときに、購入や利用をしてもらいたいターゲット層を明確にしておく必要があります。ターゲット層を明確に設定するときのセグメント項目は無数に考えられますが、一般的に多く使われるものをあらかじめ用意しておけば思考のヒントになります。
地理的項目「出身地、生活地、勤務地、都市の規模、人口密度、気候など」
心理的項目「社会的階層、ライフスタイル、性格、交流している人物など」
統計的な変数「年齢、性別、職業、所得、学歴、家族構成など」
行動の傾向「購買履歴、趣味や消費の傾向、商品や会社への好感度など」
5W3H
これも汎用性の高いフレームです。今回は目標設定のワークで使いましたが、思考の対象となる事柄について「漏れ」がないように情報を書き出していく際に使います。
Why(なぜ)、Who(だれ)、Where(どこ)、What(なに)、When(いつ)、How(どのように)、How many(どのくらい)、How much(いくら)、とそれぞれを具体的に明らかにしていきます。これを行うと考える対象への理解が深まるので自然と思考が進みます。
SMART目標設定プラスS
良い目標設定とは、その目標の実現性を高めるものだといえます。実現性の高い目標を設定するためのフレームワークがこれです。Specific(具体的で明確)、Mesured(数値化して測定可能)、Achiebable(達成が可能である)、Realistic(現実的である)、Timed(達成期日が設定されている)、ここまでが一般的に多く使われる目標設定の枠組みであり、これに Simple(目標を詰め込みすぎない)を加えて目標の設定を見直していきます。
企画チェックの項目
目標の設定や事業の企画、アイデアなどをチェックする項目です。論理的であるか、創造的であるか、実践可能な内容なのかをチェックします。
QDC
もとは製造業の生産管理などで使われていたフレームワークのようですが、サービス業や暮らしの中でも活用できます。Quality(品質)、Delivery(納期)、Cost(費用)、それぞれを必要に応じて細分化した項目でチェックして改善につなげます。今回はファミリーレストランの店員さんのケースを想定してワークを実施しました。

この他に、時間の関係で説明だけになったものも含めて、
合計20個のフレームワークをご紹介しました。
ご参加いただいた方の今後に役立てていただければ嬉しいです。

 

おかげさまで初回からたくさんの方にご参加いただいている【デキる塾】ですが、
ご参加される意識の高さが感じられて私自身がとても勉強になっています。

これは大事なことですが、
ご参加される方の「知識」や「スキル」の高さは関係なくて、
学ぼう、成長しようという意識がふだんから高いのかな、と思います。

「学び合い」の良い空間を運営させていただいている喜びを感じながら、
来月以降の【デキる】も最善のものにしていきたいと思います。

 

次回の【デキる塾】は11月24日(日)の開催。
「記憶力の向上」をテーマにする予定です。

あなたの隠れた天才思考を引き出す【デキる塾】 第6回受付中です。

 


 


図書館で学習 フレームワークとその他のヒント

今月の【デキる塾】ではフレームワーク思考をテーマとしているので、
昨日のスキマ時間にはネタを仕入れに図書館に行ってきました。

図書館はいいですよね。
たくさんの書籍を(直接的には)無料で読むことができます。
思考力トレーナーにとって「餌場」とも言えるかもしれません。

 

フレームワーク思考についていくつかの気付きや収穫があったので、
これについては【デキる塾】で共有させていただきたいと思います。

 

ひとつ「ハッ」と気づいたこと、なるほどと思ったことが、
勝間和代さんの本に書かれていたニュースの読み方について。

新聞記事などには「事実」「解釈」「行動」が混在し
いっしょくたになって書かれているから注意しましょう、ということ。
これを「空、雨、傘」と表現されていました。

空:事実:雲が出ている
雨:解釈:雨が降ってきそうだ
傘:行動:傘を持って行こう

新聞にしろテレビのニュースにしろ
表現されているのは「事実」だけではなく、
記者さんやアナウンサーなどの「解釈」や
そこから発生する「行動」なども含まれる。

これらを切り分けて理解する「読むチカラ」が必要だということです。
そして、この思考もフレームワークの一種と言えます。

 

お話の趣旨については以前から理解してはいたのですが、
人に伝えるときの方法として良いヒントをいただいたと感じています。

面識はまったくございませんが、勝間さん、ありがとうございます。

 

さて、27日の【デキる塾】には
いろいろなフレームワークを楽しんでいただけるよう引き続き準備します。
その前には金沢市内で行われる「夜活(よるかつ)」にも呼んでいただいているので、
こちらも準備もぬかりなく、バッチリ務めさせていただきます。

 


 


今度の【デキる塾】はフレームワークの実践

思考力トレーナーの永江です。

今月(10月)の【デキる塾】は「フレームワーク祭り」。
ただいまそのための準備をしています。
フレームワーク思考を楽しむワークを5~7個くらい出来たらと思っています。

フレームワーク思考とは、
考えるべき事柄に「思考の枠組み」を当てはめてあげることで、
ものすごく簡単に情報の洗い出しと、そこからの思考が進められるようになるものです。

 

例えばSWOT分析

会社や地域、団体などについて以下の4つを考えることで、
事業戦略などを計画しやすくなります。

強み (Strengths) 組織が持っている良いモノ
弱み (Weaknesses) 組織が持っている弱点
機会 (Opportunities) 組織の外にあってチャンスになること
脅威 (Threats) 組織の外にあって不安材料になっているもの

 

こういう思考の枠組みをいろいろと使ってみて、
お仕事や生活の中で思考するためのヒントにしていただきます。

 

【デキる塾】の詳細は下記のリンクからご確認ください
あなたの隠れた天才思考を引き出す【デキる塾】

フレームワークの枠組みでワクワク