ロジカルシンキングを実行するために必要な3つ

思考力トレーナーの永江です。
私はロジカルシンキングのセミナーをコンテンツとして持っています。また、私自身が、物事を論理的に考えるように努力をしています。そんな中で、私が考える「ロジカルシンキングを実行するために必要なこと」は大きくわけて3つです。

考えようとする意思

最初に挙げたいのは論理的に考えようとする意思です。ロジカルに考えようとしなければ人は感性に頼る部分が大きくなります。また、論理的に考えることが日常的にできていないと、思い込みや偏見が思考にするりと入り込みます。こうなるのを避けるのがロジカルへの道なので、あえて「論理的に考えよう」と意思を持つのが良いです。

考えることの土台となる知識

2つめに挙げるのは、考える土台=ベースとなる知識です。いくら意思があっても、3つめに挙げる技術があっても、思考の対象となるものの基本部分となる知識がなければどうにもなりません。経営のことを考えるなら経営について最低限の知識は必要です。だから、たとえばコンサルティングをするときには対象となる存在についてのヒアリングを入念に行うのです。コンサルの対象となる存在についての基礎知識があってはじめて丁寧で論理的な思考ができます。

適切に考えるための技術

3つめに考えておきたいのが技術です。ロジカルシンキングというものがナチュラルに出来てしまう人には不要ですが、標準的な人、一般的な人は、技術を持つようにするのがよいです。技術はセオリーとして体系立てて学べるので、そのスジの書籍などで勉強できます。もちろん私の講座に参加していただいたりコンサルティングを受けていただくのも良いです。後天的に身に着けられる技術で、ロジカルシンキングのレベルをアップしましょう。

 


 



しだいに感覚のレベルを上げて成長していく

思考力トレーナーの永江です。
なにかの分野で成長していくときのお話。

たとえば自転車に乗れるようになるときの感覚

たとえば、はじめは自転車に乗れなかった人が、練習をして乗れるようになるとき。乗れないときはバランスをとること等いろいろなことを難しいと感じています。それが、なにかのタイミングでバランスがとれると、難しいという感覚は薄れて、「いける」という感覚を持つようになります。

さらにスピードを上げることができるようになると、バランスをとって速く進むことに慣れていきます。そしてあるときに気づくかもしれません。自転車に乗れなかったときの感覚と、乗れるようになってからの感覚が大きくちがっていることに。乗れる感覚を身に着けてしまうと、乗れることが当たり前のようにも思えてきます。

感覚が変わったときに意識しておく

おおよそ何の分野であっても、ある状態からひとつ上の状態に成長したときに感覚の変化はあると思います。そのときに、ステップアップしたあとの感覚の状態を意識してみることをお勧めします。できなかったことができるようになった感覚。前の自分とは違うという感覚です。

変わったあとの感覚を意識すると、できる自分が当たり前のように感じられます。それは、次の成長段階に進んだということであり、さらなる向上につながる新しい階段をのぼり始めたということになります。無意識でも悪いわけではないのですが、成長が感じられれば気分もよくなり意欲も増します。何かが出来るようになったときの感覚を意識して、そのレベルと段々と上げていくことで成長を実感していきましょう。

 


 



OJTのときに考えるOffJT的な考え方【零細企業の人材育成】

人事系コンサルタントの永江です。
小さな会社では、OffJTを行うのが難しくて、育成はOJTのみということも珍しくありません。

OJTとOffJT

OJTとは、On the Job Training の頭文字をとったもので、仕事の現場で行われる訓練=トレーニングのことです。まだ習熟の途中であっても実際にやるべき業務に従事させ、それによって知識や技術を身につけさせます。一方のOffJTとは、Off the Job Training の略で、現場の業務とは別の機会をもうけて教育や訓練を行います。

OJTとOffJTは、どちらが良いというものではありません。理想的な運用としては、その場、そのとき、対象となる従業員のスキルや将来性など、いろいろなことを複合的に考えて適切な手法を使い分けます。比較的に失敗のゆるされる業務ならいきなりOJTで指導するのもアリですが、絶対に失敗してはいけない業務はOffJTでよく練習や訓練をしてから本番に臨みます。また、現場から離れた環境で研修を行うことによって知識面での学習効果を高めるという狙いでOffJTを行うこともあります。

OJTに頼りがちになるときの注意

どちらのトレーニング手法もそれぞれに有効性があるのですが、小さな会社はなかなかOffJTの機会を業務時間中に設定出来ないことが多いです。そのため指導や教育はOJTで行われることが多く、それ自体は良くないということはありません。ただ、OJTを行うときには注意があって、そのひとつが、指導内容の体系的な考えが忘れ去られがちということです。

物事を知って、理解して、練習して、できるようになって、という習熟には、その効率のために体系立てられた理論があったほうが良いです。そして、それにもとづいて効率的な順番も考えられると良いです。でも、現場の仕事というのはその順番どおりに発生するとは限りません。そして、効率の良くないステップでトレーニングが行われてしまうわけです。

体系的にOJTを考える

訓練は効率よく行われるのがよく、そのほうが対象のスタッフは早く成長します。スタッフが早く成長すればそれは会社の利益になるからそれを目指すために、効率よい訓練をするというのは当然といえば当然ですね。実際に現場で発生する業務によって訓練をするわけですが、ただ漫然と仕事を教えるよりも指導内容の体系というものは考えておいたほうが良いでしょう。

指導する内容を体系立てて考えておくということは、身につけてほしい業務の内容を体系立てて整理しておくということでもあります。業務や作業の内容を分類して、必要な知識やスキルも分類して、行き当たりばったりにならないように整理整頓しておきます。実際の現場では理想的な順番で指導できないことも多いと思いますが、教育係にあたる人が体系の意識を持っているのといないのとではちょっとした指導にも違いが出ます。そのとおりにならなくてもいいので、体系的にOJTを考えておくことをお勧めします。

 


 



10月6日セミナー開催「チームマネジメント」について考えてみる

思考力トレーナーの永江です。
金沢で開催するオープンセミナーについて、秋の日程が決まったのでその内容を検討しています。

テーマはチームマネジメント

とある経緯から、2019年秋の開催はテーマを「チームマネジメント」にすることとしました。カタカナになっているのは経緯からのことなのですが、ふつうにいえば組織運営、つまり、一般的なマネジメントのことです。

チームマネジメント=組織運営ということで、基本的な内容は組織を運営する立場の人が、どう考えてどうするのがいいかという内容です。複数の人間があつまったチームがうまく活動していくためにどうするのがいいか。異なる個性をもった人材があつまり、全体としてどう機能していくと良くなるか。そんな内容をお伝えしようと準備を進めているところです。

マネジメントで考えることはけっこういっぱいある

とはいえ、チームマネジメントで考えるべきことのジャンルはけっこう広いんですよね。極めて小さな組織であってもお金のことは考えないといけないし、事務的な手続きが発生することがあればその手間が意外とかかるし。それから、大きな会社でもありますが、小さい組織だと公私混同にも注意したいですね。チームのものを私物化することもそうだけど、けっこう大切なのは、私物を公物にしてしまわないこと。

会社組織だと「ヒト・モノ・カネ・情報」を軸にして考えたりしますが、あるていどこの考えはサークル的な活動にも当てはめて考えられます。町内会にも、もしかしたら、親戚どうしの集まりなんかにも当てはまる場面があるかもしれません。

私がお話をするなら、ヒトと情報

と、いろいろと考えているのですが、私が組織運営についてお話をするなら、やっぱりヒトと情報についてですね。マネジメントの醍醐味はやっぱりヒトに尽きると思うし、うまくヒトを活用するときに情報の伝え方、すなわちコミュニケーションの重要性はいつも感じていますから。そして、それらについてはこれまでの講座やセミナーでお伝えをしたことをうまく結合させて、良いお伝えができると考えました。

異なる個性をもったヒトが集まり、でも、同じものを目指していっしょに活動する。それぞれに役割分担があって、それを仕切るまとめ役がいる。それが一般的な組織であって、大きさに関係ない普遍的な方法論があります。もちろん、チームや組織によって個別の事情や個性的な運用方法があるものですが、チーム運営を考える人がぶつかりやすい問題を中心に内容を吟味していきたいと思います。

 

「ヒト と 情報 からチームマネジメントを考える秋のセミナー」と題して、上記のセミナーを開催します。今のところ Facebookイベントでのみの募集となっていますが、ホームページの問合せフォームからご連絡をいただいても対応させていただきます。

Facebookイベント ヒト と 情報 からチームマネジメントを考える秋のセミナー
オフィスまなぶき問合せフォーム(10月6日のセミナー参加希望とかならずご記入ください)

セミナーの概要は下記のとおりです。
会場:
北陸ガールズスクエア・セミナールーム

日付:
2019年10月6日(日)

開始と終了:
16:30〜18:30

参加費:
2,000円

お気軽にご参加いただけるセミナーです。

 


 



シンプルであってもイージーではない

思考力トレーナーの永江です。
セミナー等を開催すると、あるいは開催されているほかのセミナーを拝見して感じること。

イージーを求めてセミナーを渡り歩く

私もたまに見かけるし、同じようにセミナー講師をやっている人からも話をききます。「セミナー・ジプシー」と呼ばれる人たち。いろいろなセミナーを受講して、「なるほど、そうか」「勉強になった」と思って、でも、また別のセミナーに参加する。そして「◯◯だけで△△できる!」という謳い文句に誘われてまた別のセミナーを探していく。で、けっきょく、何も自分の中で変化を起こせずに、とりあえず「学んだ!」という気持ちになるだけでなんとなく満足したような気になっておわり。

こういう人たちって、「簡単に△△ができるようになりたい」と思っていて、その「簡単」というのをイージー(easy)という意味でとらえているんですね。でも、できない何かをできるようになるのに、イージーに済ませられることなんてまずありえないです。

シンプルという意味の簡単さならありえる

でも、一方で、シンプル(simple)という意味での簡単さで何かができるようになるのはありえます。たとえば、私は食事制限をする「だけで」他の生活習慣を変えずにダイエットしました。あるいは、私の生徒さんは、毎日かならずSNSに投稿しつづける「だけで」起業当初のスタートダッシュに成功しました。また、毎日ぜったいに数学の学習時間を1時間以上これまでより増やすという「だけで」成績をアップさせた塾生さんもいます。やっていることは非常にシンプルです。

これらの取り組みはシンプルなので、そういう意味で「簡単」といってもいいかもしれません。一回一回のどれをとっても、別にその人にとっての難しいことをやっていません。やろうと思ったら絶対にできることです。それをきっちり続けることで効果をあげています。そういう意味での簡単さであれば、自分のなかでのなにか大きな変化を起こすこともじゅうぶんに可能です。

魔法みたいにパッと変化を得られるはずがない

セミナー・ジプシーの人たちは、怠け者です。魔法のように、あるとき、あることを知っただけで、パッと突然に素晴らしい自分になれると期待しています。そんなこと絶対にないです。自分が今までも自分とかわって、何か変化を得た存在になるには、やっぱり普通は努力や工夫や、そして継続が必要です。何かの道具を得て急にうまくできるようになることはあっても、でも、その道具も上手に使えるようになるには練習や勉強が必要だったりもします。甘えていないで、ちゃんとしっかり勉強し、工夫し、それを継続して、自分に変化を起こしましょう。

 


 



受益者の欲求とスポンサーの要望(講座やセミナー、学習塾にて)

思考力トレーナーの永江です。
私の仕事の中には、
サービスの提供を受けて価値を受け取る人と、お金を出すスポンサーがそれぞれ別であることがあります。

受益者とスポンサーが異なるケース

分かりやすいのは、学習塾での指導と社員研修です。学習塾で価値を受け取るのは生徒さんで、スポンサーは親御さんです。社員研修の場合はまれに参加者が自己負担する場合がありますが、基本的に講座に参加する社員さんが価値を受け取るけども、お金を出しているスポンサーは会社という法人です。このように、価値を受け取る受益者と、お金を出すスポンサーが別であると、それぞれの思惑にズレがあるのも珍しくありません。

塾の生徒が望むもの、親御さんが望むもの

中学生くらいになると塾に求めるものが親御さんと本人でズレることが減ってきます。でも、小学生の、特に低学年だとハッキリしていることが多いです。親御さんは学力とか学校の成績とか、そういう部分を求めます。当然といえば当然で、学習塾の社会的存在意義はおおむねそこにあると思います。でも、こどもはほとんどが勉強を好きではなくて、できれば避けたいと思っています。だから、こどもの欲求としては、親に納得してもらえる範囲で、あるいは親の目を盗んで、楽しく過ごしたい、勉強しなくてすむ過ごし方を求める、ということだったりします。

社員が望むものと、会社が求めるもの

塾の生徒と親御さんの考えや意識がちがうのは微笑ましくて、こちらとしては、なんとか楽しい雰囲気を感じてもらいながら勉強をするように誘導すれがいいのです。でも、意外とやっかいなのは社員研修。社員の望むものはいろいろで、会社側の要望とのズレは千差万別です。ズレの軸や方向性もバラバラだったりするとので、臨機応変にというのも大変です。単にサボりたいというものもあれば、非常に高い欲求をもっているものの会社の方針とズレているというもの、いろいろです。

 

基本的には、私は両立することを目指します。生徒も満足させつつ、親御さんにもご満足をしていただく。社員研修に参加したみんなが満足しつつ、実際に会社の利益に貢献できる人材を育成する。両立することは難しいこともあるけれども無理というわけではない。そう考えてこのお仕事をやっています。

 


 



ブログを書くのに要する時間

思考力トレーナーの永江です。
実は、このブログを書くときに、「一気に書き上げる」という課題を自分に与えています。
だから、このブログ記事を一本作成するのに要する時間は、平均すると10分くらいです。長くても15分くらいじゃないかと思います。

もちろん推敲したほうが良い文章になる

もちろん、あたりまえですが、ちゃんと推敲をしたほうが良い文章になると思います。たまに見返して修正することもありますから。おそらく、一気に書き上げている文章は、読みにくかったり、言葉遣いにおかしなところがあったり、なにかの間違いがあったりしていると思います。ほとんどすべてに近い人は、文章はちゃんと推敲したほうがあとで読む人にとっても良いものになります。

スピードを課題にするわけ

ちゃんと推敲したほうが良い文章になるはずなのに、なぜ、一気に書き上げることを課題にしているのか。それは、話し言葉としての分かりやすい伝達の練習とするためです。話し言葉はいちど口から出ていったらもう修正できません。あらかじめ原稿を用紙することもできますが、それでも、しゃべったあとから修正はできません。こちらのブログで一気に書くことを課題にしているのは、そういう話し言葉を意識して文章を書いているからです。これが本当にうまくできるようになったら、話し言葉でもあとで修正の必要なく大丈夫な良いものが作れるのではないか。そんなことを考えて、一気に書き上げて、見返すことなくアップをしています。一種の「頭の体操」かもしれませんね。

 


 



「自分のアタマで考えられる」ようになるために

思考力トレーナーの永江です。
私は、「自分のアタマで考えよう!」というスローガン(?)を掲げています。
いえ、それほどハッキリとアピールしているわけではないのですが、
そうなるのが良いと思っています。

「考えたらわかるでしょ!」の話

人事の仕事をしていたときに、同僚の管理職の人からあった愚痴。「部下のスタッフが、すぐに『聞いていません。教わっていません。』と言ってくる。でも、それまでに知っていることから考えたらわかるんだよね。」

そうなんですよね。けっこう、こういう人は居ます。すでに持っている材料をもとにして考えたら分かるはずなのに、考える前に「教わっていません」と言ってくる。いわゆる「一から十まで教えないといけない」状態でしょうか。それで、上司としては「考えたらわかるでしょ!」とイライラしてしまうわけです。

どうしたら考えられるようになるのか

そういうのが良くないとはいえ、では、どうやったら、人は自分で積極的に考えるようになるのでしょうか。正直にいうとこれは私のライフワーク的な課題にしようと思っていて、「こうすればバッチリ!」というような明確な答えは今のところ模索中です。でも、あるていど、「こうやったらいいように思うし、実際にそれで成果もある。」と考えられるものもあります。

自分で考えられるようになるための3要素

人が、自分のアタマで考える、そのために必要なのは3つです。1つは考える元になる知識を持つこと。2つめは、考えることそのものの能力や技術を身につけること。そして、3つめは、考えようと意識することです。

持つべき順番でいうと最初は3つめでしょうか。意識をしないと始まりません。あとの2つは同時に身につけていけると思うのですが、記憶している知識を増やし、上手に考えるためのスキルを磨くということになります。パソコンでいうと、ハードディスクの容量を上げてデータをたくさん記録して、CPUやメモリのスペックも上げていくようなイメージです。いずれも人間の能力として考えると一朝一夕にはうまくいきません。継続的なトレーニングが必要です。

能力をアップするために

どうやったら能力がアップするのかというと、それはもう、日々の努力です。努力のしかたは工夫ができます。それにあわせて継続性が求められます。そういうえばこれも3つの要素ですね。自分で考えることの3要素と、その能力のアップをするための3要素。うまく組み合わせて「自分のアタマで考えられる」ようになりましょう。

 


 



フレームワーク的な図示みたいに目で見えるものが思考を助けてくれる

思考力トレーナーの永江です。
われわれ人間は、特に現代人は、日本の現代社会に生きるものは、職業人は、職業人じゃなくても生きていくためには、とにかく考えるということから逃げるわけにはいきません。毎日、毎日、考えることの連続です。だから、考えることが上手になったほうが幸せな人生を送りやすいと思っています。

ただ考えるだけというのは難しい

考えるということを純粋に独立させて、それのみを行うとします。つまり、体を動かさずに、目を閉じて、閉じなくてもいいですが、ただ脳みそのみを活動させて考えます。それで考え事が捗るということはあるでしょうか。私は無いと思います。

でも、ときどきいらっしゃいます。考え事をするときに、腕を組んで、目を閉じて、じっと座った状態で「うーん」と考えている人が。あるていど以上の年齢の男性に多いようなイメージです。「わしはこのスタイルなんだ!」と言われそうですが、あれは良くないと思うんですよね。

私は、腕を組んでただ脳みそのみを活動させて思考をしたことがあります。一方で、いろいろと工夫をして体をなにかしら動かして思考したこともあります。体を動かすにもいろいろありますが、思考とは直接に関係ない動きもあれば、思考を助けるために紙に書き出すような動きもあります。思考するときにどういうのが良いか比較できるわけですが、比較してみるとやっぱり体を動かすのが良いです。比較してみれば、ただ考えるだけというのは上手な思考ができないといえます。

体(手)を動かして視覚化もする

2019年の今になってみればあちこちで言われ尽くしたことですが、視覚化するのは思考にとって非常に重大な助けになります。ビジネスをやっている人なら「視覚化せよ」と言われたことがある人は多いはず。ビジネスをやっていなくても、視覚化によって「お!」と思った経験のある人もいらっしゃるでしょう。思考のときに体を動かすのが良くて、さらに、どうせ体を動かすなら、手を使って視覚化をすると良いのです。

ただし、視覚化をするといってもどのような視覚化が良いのかということがあります。それを知らない状態では、あまり効果が高くない視覚化をしてしまう可能性が高いです。どうせ体を動かすなら手を動かして視覚化をする。そして、どうせ視覚化をするのであれば、より効果を期待できる視覚化の方法をとるのが良いです。

効果の高い視覚化の方法

効果の高い視覚化の方法を目指すとき、そこにちょっとアタマを使ったり、工夫をしたりする必要があります。アタマを使うというのは、視覚化をする対象をどのようにレイアウトするのかを考えることです。縦横の位置を気にしたり、囲みを使ったり、線や矢印でつなげたりします。これらは工夫の一貫でもあるのですが、さらに使える工夫としてフレームワーク的な考え方を用います。

思考の話をするときのフレームワークとは、考える対象となる物事を、考えやすくするための枠組みです。たとえばどういうものがあるかというと、フレームワークをいろいろまとめたページがありますので、こちらをご覧ください。これらは先人たちが考え出してくれた非常に便利な枠組みです。この枠組を使うと、われわれが出会うであろういろいろな問題を考えやすくなります。特に、図示やイラスト、グラフィカルな表現を意識して手を動かすと、より思考がスムーズになります。まだ経験のない人はぜひ試してみてください。

 


 



ノートの書き方、メモのとり方

思考力トレーナーの永江です。
以前にもブログ記事として書いたことがありますが、ノートの書き方はなんでもいいというわけじゃないというお話。

たとえば中学生のノートの個性

たとえば中学生の学習ノートを見ると、書き方はその子の性格も反映してか、本当にさまざまです。ビッチリ隙間なく埋めている子もいれば、自由奔放にあっちこっちに文字が踊っているものもあります。特に、板書用ではなく自分が自由に使えるものだと、その違いはむしろ見るのが楽しくなるほど大きいです。

大人が仕事で実施するメモとりも様々

仕事で電話をとることがある人は、メモをとる機会も同時にあると思います。あるいは、上司からの指示を聞きながらメモをとるということもあると思います。そのときもやはり人によって個性があります。中にはあとで見るとさっぱり分からない状態になっている人もいます。逆に、他人が見てもすごく読みやすく、キレイな文字で読みやすく書かれているものもあります。とにかくメモ取りもさまざまです。

どうでもいいわけじゃない

中学生のノートにしても、社会人のメモにしても、何かの目的があって書いているはずです。目的に合うように紙と筆記用具を使うなら、目的に合うような使い方があるはずです。そのときに「書く」ということをのみ目的としてしまっては適切でない状態になります。そのときに耳にしていることをしっかりに認識するためなのに出来ていないとか、あとで読む必要があるのに読めない文字になっているとか。そんなことにならないように、常に、ノートも、メモも、書き方には注意をしたほうが良いです。

少し具体的なことを書いておくと、文字があとで読めるレベルで書かれていること、どういうふうに紙の上にレイアウトしていくのかを感がていること、縦横の並びを意識すること、などが基本的なものとして有効です。これらのことにちょっと注意しながら書くようにすると良いかと思います。