年上の部下との接し方【零細企業の人事】

人事系コンサルタントの永江です。
今日は、年上の部下スタッフとの接し方についてです。

ベンチャー社長はだいたい若い

そうじゃない人ももちろんいらっしゃいますが、ベンチャー社長は比較的にお若い人が多いです。なにせ、法的に必要な書類を作れる年齢になれば理論上は起業ができますから、10代の社長も実際にいらっしゃいます。いろいろと起業の障壁が低くなったという事情もあって、ベンチャー社長はだいたい若い人が多いです。

年下の部下と接するときの心構え

社長が若ければ、雇い入れた部下スタッフ従業員が年下である可能性も高くなります。もちろん、若いメンバーでやっていこうという方針もありますが、年長者の経験値も捨てがたいという場面もあるでしょう。そのときに、年上の人物を部下として扱うのが下手な社長さんがたまにいらっしゃいます。

なにが下手かというよりも、接するときの心構えをお伝えすると端的だと思います。それは、もう本当に単純なことなのですが、年上なのだから、ちゃんと敬って、目上の人として接するようにするということです。「それだと指示や指導がやりにくい」と言われそうですが、「敬う」という心構えから考えるとそのご意見への解答が分かってきます。

年上部下への指示や指導

年上の部下に対しては、指示ではなく「こうしてほしい、ああしてほしい」という自分の希望として、依頼をするという気持ちで伝えるのが良いと思います。また、指導すべき場面においては、「良い変化をうながそう」とするのが良いです。「それはちょっと……」とも言われそうですが、これで対応が分かって接しやすくなったという人は、私がこの件をお伝えした人の大部分を占めます。

 

けっきょく、相手も人間であって、好むと好まざるとにかかわらずプライドのようなものを持っています。そこをいたずらに刺激しても何も良いことは無いし、だからこそ、年上の部下の扱いに困っている人は困っているのです。日本においてはまだやっぱり年齢の序列というものが強く意識されます。だから、「部下に対しては上からものをいう」という感覚は捨てて、「年長者は尊重する」という意識で接しないとうまくいかないことが多いです。

もちろん、部下のほうも年長だからってえばっていたらダメで、つまりは、お互いに尊重しあうような関係であると良いということです。そして、そう書いてしまうと、それは年齢とか序列とか関係ないことになってくるんでしょうね。

 

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スマホ通知の嵐から自分を解放する

思考力トレーナーの永江です。
最近はスマートフォンを利用する人が多くなり、私がお付き合いある人はおそらくすべてといっていいくらいです。
そして、スマホ(=スマートフォン)にはメッセージを受取るアプリがインストールしてあって……。

あちらこちらから聴こえる通知音

とくに電源を切ったりマナーモードにしたりしなくてもよい状況に人が集まっていると、あちらこちらから通知音が聴こえます。メールでしょうか、LINEでしょうか、Facebookの何かでしょうか、電話でしょうか。今はちょっとした連絡ならスマホでササッとできるので便利です。そして、ほとんどの人が持っているので、人が集まれば、それだけ通知音が聴こえてくる確率が上がります。

通知に反応していることの無駄

ちょっとした連絡をスマホでする。スマホを使えば気軽に連絡がとれる。おそらく、スマホが普及するより前、さらに、携帯電話が普及するより前、比較すると今は、連絡をとることのハードルが下がった状態だといえるでしょう。固定電話しかなかった時代と比べればとても分かりやすですが、固定電話のある場所からじゃなければ連絡できないし、電話の交換を相手に依頼するのも面倒です。ビジネスシーンならばマナーやなにやらも考えなくてはいけないし。

でも、以前はそれでも事は済んでいたんです。それが、気軽に連絡できるようになったために、本当になんでもないことでも、とりあえずいっぺんメッセージを送っておこうというくらいにみんな気軽に送っています。だから、いちいちそれに反応するということは、たいした用事じゃないものにも反応することになって無駄なのです。さらに、自分が何か他のことをしている途中の場合はそれが中断されてしまい、通知を確認して反応して、また戻って途中になった何かを再開するのもすごく無駄な動きになってしまいます。

反応する動きは、タイミングを決めてまとめてやる

これは仕事術としてのことですが、反応する動きは、タイミングを決めてまとめてやるのがいいです。つまり、通知音が鳴るたびにいちいち確認するのではなく、ある時間までチラッとも見ないで溜めておいて、後でまとめて確認と反応をするということです。緊急の用事かもしれないと思われるかもしれませんが、緊急の用事なら、少なくともLINEの文字チャットなどで知らせてきません。せめて音声通話でしょう。メールなんて使うわけないし、SNSのメッセージなんてありえないです。

小さな動きをちょっとずつバラバラのタイミングでやると、その前後に「助走」や「準備」あるいは「後片付け」にも似た本筋の行動ではない行動が発生します。細かいことならスマホをバッグから取り出して、暗証番号を入れて、……、というような動きです。これは回数が増えればそれだけ増えます。まとめてやれば短縮できます。なにより、ちょこちょこ通知が来るという煩わしさがいけません。タイミングを決めて、マナーモードか、電源OFFにして、カバンに入れて、通知があっても知らんぷりをする時間帯をしっかり持っておきましょう。

 

ちなみに、通知音から自分を解放してあげるのは、状況によっては好ましくないこともあります。ただ、仕事関係については本当に無駄だと思えることがたくさんあるので、みなさんも自分のことについていちど見直してみることをお勧めします。