数学にセンスは必要なのか

“思考力トレーナーの永江です。

石川県の加賀市で学習塾のようなこともやっています。
近くの地区会館の一室をお借りして「こほく寺子屋」とうたい、学習指導を行っています。

加賀市にはほかにも塾があると思いますが、
どうやら私の住んでいる地域にはあまり十分ではないようです。

 

それはさておき、
ここでは主に数学・算数と国語・作文を教えているのですが、
そのなかでふと「数学にセンスは必要か?」ということを考えます。

 

必要かどうかで結論をいえば数学にセンスは必要です。
ほんとうの意味での数学的センスもそうですが、
特に中学生くらいのころは、学校の授業やテストで出てくる問題に対して
それを頭の中でどう処理するのかというセンスが問われます。

ただ、
センスというとまるで生まれついてのもののように捉えられ、
才能という言葉と同じように理解されるかもしれませんが、
少なくともセンスはトレーニングによって向上できます。

運動能力が低い子供であっても、
わかりやすい指導を受けると見違えるように走るのが上達したりしますね。
数学的なセンスについてもこれと同じようなことがいえます。

 

では、どういうトレーニングが数学的センスに良いのかというと、
いくつかの方法が考えられます。

ひとつには、
家庭内にある数えられるものや量をはかれるものをつかって、
その値が変化することについて話をするのです。
「ここにパンが6個あるけど、お母さんが1つ食べたら何個になるかな?」
といった簡単なものから始めればよいです。
できれば加減計算だけじゃなく乗除の計算も含まれるといいですね。
これは数の概念のセンスにつながります。

 

次に考えられるのは、図形や空間把握のセンスです。
たとえば家の見取り図(間取り図)を描いてみる。
近所の地図を描いてみる。
そういったことをするだけでもセンスは必ず磨かれます。

特に小中学校の算数と数学は、
数と図形が一緒になって教科がつくられているので、
両方をバランスよく鍛えましょう。

 

最後に、
そうはいってもなかなか具体的なことが思いつかないという人は、
学校で指定されている教科書を調べてみましょう。
上で紹介したようなちょっとしたトレーニングのヒントが
実はたくさん書かれています。

教科書は専門家が何人もかかって勉強のために編纂したものです。
書き方が悪いなんていうことはありませんし、
まして社会に出て役に立たないなんてものではありません。
数学や算数が直接的に社会に出てからの役に立たないように思われますが、
思考のセンス、それも数学的なセンスが身につけば、
生きるための考える能力も成長していきます。

ほんのちょっとでいいので、
数学的センスを鍛えるトレーニングを考えてみましょう。”

 


 


思考力、考える力を身につけるには

思考力トレーナーの永江です。

考える力はどのように身につけていけるのかというと、
それは「良い形での思考」を実際にやること、
そしてそれを継続していくのが一番です。

やらないのは話になりませんし、
闇雲に、デタラメに考えるだけでも良くないです。

では、どんな思考が「良い形」だと言えるのかといえば、
対象となる事柄をきちんと分解できている思考が理想です。

 

どんな物事もそれを構成する復数の要素に分解することができ、
分解せずにごちゃごちゃしたままではうまく考えることが出来ません。

たとえば会社の事業について考えるならば、
会社が持っているヒト・モノ・カネ、
会社をとりまく環境など、
さまざまな要素が「会社」という事柄を構成しています。

できるだけそれらの要素を全て洗い出したうえで
考えることを進めたいところですが、
この「全てを洗い出す」という作業が
私が言うところの「分解する」ということです。

 

考えることが上手な人、
すなわち思考力の高い人は、
無意識にでもこの分解の作業を素早くやっています。

そして、あまり上手ではないと思う人はどうするかといえば、
意識して、時間をかけてでもじっくり分解すればいいのです。

 

そのときに、
ただアタマの中でだけ思い浮かべるのではなく、
何かの紙に書き出すようにしましょう。
復数の人が一緒に考える会議などの場合では、
ホワイトボードなどで共有しながら書くのがよいです。

 

そうして、
思考の対象となる事柄が持っている要素を書き出す、
すなわち分解していくと、
段々とうまい思考ができるようになっていきます。

 

とにかく分解です。

やり方としては書き出すことです。

これが良質の思考の第一歩なので、
このやり方を継続して練習すれば思考力がアップします。

 

このような練習ができる脳トレワークをWeb講座として提供しています。
ナレッジサーブさんのシステムを使わせていただいているので、
下のリンクからいちどぜひご覧ください。

無料で内容の一部を確認できるお試し教材もあります。

思考力アップの脳トレ講座(デキる塾編)

 


 


脳トレのWeb講座をリニューアル 先着30%OFFキャンペーン中

思考力トレーナーの永江です。

脳トレといえば、すっかりおなじみの単語になりましたが、
私がやっている思考力アップのトレーニングワークも、
一種の脳トレにあたると思います。

そして、それは
【デキる塾シリーズ】の中で開発されたものがほとんどなのですが、
セミナーに参加できない人のためにWeb講座としてお伝えをしています。

 

思考力アップの脳トレ講座(デキる塾編)
こちらのリンクからご確認いただけます。
 

ナレッジサーブさんというところのネット講座のシステムで公開しています。
パソコン(たぶんスマホでも大丈夫)を使って、
ネット回線のあるところならどこに居ても受けられる講座として、
なるべく多くの人に利用していただこうと考えました。

デキる塾でお伝えしている思考力をアップさせるメソッドと、
そのトレーニングとしての脳トレワークを、
目的別に分類して紹介しています。

 

脳トレをやってみようという人の目的は、
ひとつにはちょっとしたゲームのようなものとして楽しむために、
そしてもうひとつは、きちんとトレーニングをしてアタマを元気にするために、
ということがあるかと思います。

このWeb講座ではその両方の目的を達成するようにと、
【デキる塾シリーズ】で実施したワークだけではなく、
他では公開していないものも追加してご紹介しています。

お一人でやってもきちんとしたトレーニングになるし、
ご家族でやっても楽しいゲームとして使えます。

 

ナレッジサーブさんのシステムには
受講する人と講師が交流できるコミュニティ機能があります。

脳トレのWeb講座を受講される人には、
このコミュニティ機能を使って
いろいろなご質問に答えたり、
追加のワークをご提示したりもしています。

 

このたび、この講座にさらにワークを追加するなどしてリニューアルをしました。
以前のものよりボリュームがアップしているのと、
説明のために画像を追加したので、より分かりやすくなっています。

また、
リニューアルのキャンペーンとして、
先着5名さまには利用料が30%引きになる優待を設けてあります。
本当はもっと多くの人を対象にしたかったのですが、
いったん5名さまで締め切らせていただきます。
申し訳ないです。

 

家にいながら【デキる塾シリーズ】のセミナーに参加できる。
そんな内容になっているので、ぜひ、お試しください。

最初の章は無料でお試し受講ができるので、
いちどそちらをご覧いただければ嬉しいです。

Webでも、あなたの隠れた天才思考を引き出しますよ。

 
思考力アップの脳トレ講座(デキる塾編)
こちらのリンクからご確認ください。
 


 


フレームワークとしての「売上の5原則」

思考力トレーナーの永江です。

一般的に売上を上げるために必要な要素を
5つに分類したもが売上の5原則といい
売上が上がるか持続する理由はこの5つに集約できます。

<売上の5原則>

・新規顧客の獲得
・既存顧客の流出防止
・購買頻度を上げる
・購買数を増やす
・購買単価をを増やす

それぞれの値や精度を上げていくことが売上げアップにつながり、
強みを活かして機会を逃さないようにと、
SWOTなどによる分析を行ったうえで検討するとなお良いです。

 

売上の5原則は自分自身が関わるビジネスはもちろん、
他人の商売について考えてみるのも面白いです。

つまり個人事業なら自分の商売、
サラリーマンの人であれば勤めている会社の営業、
それらについて実践的に考えて活用していただきたいのですが、
他の対象を題材にするとフレームワーク思考の練習になるということです。

 

例えば、以下のような内容について脳トレワークとして考えてみてはいかがでしょうか。

・いちばん近所にあるコンビニの売上アップ策を考えてみる。
・最寄り駅にある売店の売上アップ策を考えてみる。
・自分が所属する企業の売上アップ策を考えてみる。
・身近にある観光地について、売上アップになる方策を検討してみる。

本来の使い道から考えれば、
これらを考えたあとにはちゃんと現実的な実行計画を考えるなどして、
単なる机上の空論にならないような実効性が必要なのですが、
単純に練習ワークとしてトレーニングにするのもいいですよ。

他の題材についても思いついたらやってみてください。

売上の5原則

 

マインドマップ公認インストラクター矢嶋美由希さんとのコラボセミナー
未来に活躍するビジネスパーソンのための
マインドマップR活用セミナー「フレームワーク思考への応用」

お申込み受付中です。

 

構成力と発想力のトレーニングワーク 【デキる塾】から

思考力トレーナーの永江です。

構成力とは持っている情報を適切に並べかえたりしながら、
その場に応じて必要な形に組み上げていく能力のことです。
受け取った情報を自分なりに理解しやすく解釈したり、
相手に分かってもらえるような伝え方を工夫したりすることにはこれが必要です。

発想力は、今までには無かったものを思いついたりする能力ですが、
新しいアイデアのほとんどが実はいろいろな情報の組み合わせにすぎないので、
自分が持っている情報のさまざまな組み合わせを
試行錯誤しながらアウトプットする能力だともいえます。

昨日に開催した【第11回デキる塾】では、
この2つの能力を組み合わせて脳トレとしてのお伝えと実践をしました。

 

楕円、長方形、三角形、などの単純な形の限られた図形を組み合わせて、
動物や乗り物といった課題にそった「絵」を描いていきます。

この練習をしたあとで、
矢印などのように意味を持った記号を組み合わせていき、
言語を使わない絵やイラストによる表現を作っていきます。

簡単な図形や誰でも知っている記号を使って描くので、
絵が下手だという人でもかなりの程度で意味を理解してもらえる絵が描けます。

もちろん絵を描くのが目的ではないのですが、
上手に表現しようと思ってあれこれ考えていくことが、
構成力と発想力のトレーニングになっています。

 

写真は、私が見本としてホワイトボードに描いたもので、
楕円、長方形、三角形、を使って干支を表現しようとしています。
絵として上手なのか下手なのかは問題ではなく、
これを描こうとしてアタマを使っていく過程が大切です。

図形の組み合わせで描いた干支

 

このワークはお子さんも楽しめるので、
ご家庭で一緒にやってみてもらえるといいと思います。

 

 


 


論理的な思考のために階層的な分解を

思考力トレーナーの永江です。

ロジカルシンキング、日本語でいえば論理的な思考。
これはとても大切です。

感性は人によってさまざまですが、
論理は人の特性に寄らないものなので、
うまく活用すると良質のコミュニケーションにも役立ちます。

 

思考の対象となるものはさまざまな要素を持っています。
対象について考察していたり議論していたりするとき、
それが持つさまざまな要素を適切に扱わないといけません。

適切に扱うために必要なもののひとつに、
要素を階層的に分解する、ということがあります。

これは、
大分類、中分類、小分類というふうに分類の大きさを変えていくことであり、
日本 > 都道府県 > 市町村 > ……
という段階的に分割していくような場合と同じです。

これが出来ていないと、
なんでもかんでも「いっしょくた」に考えてしまうので、
論理的な思考にはつながりません。

階層的な分解はいろんなことで練習できます。
大分類、中分類、小分類、の三段階くらいならちょっとした時間にできます。
身の回りにあるいろんなものを使って思考の練習をしましょう。階層的な分解

 


 


思考力トレーナーの哲学(?)メルマガ紹介

こんにちは。
思考力トレーナーの永江です。

今日は私が発行しているメルマガをご紹介します。

その名も
「思考力トレーナーが思考について思考するメルマガ」

思考力をアップさせることのお手伝いをしている私が
思考ということ、つまり考えるということをアレコレ考えます。

モヤモヤがスッキリすることもあります。
暮らしの中の課題が分かりやすくなることもあります。

でも、
思考をいじくりたおして放ったらかしにすることもあります。

たまに哲学的なことを書いたりします。

いろんな思考をしてみて
アタマの体操のきっかけにしてもらえるメルマガです。

思考力トレーナーが思考について思考するメルマガ
まぐまぐ!で配信中。登録してみてください!

最新号は↓こんな内容でした。
=====ここから最新号の転載=====
先週くらいから人と対話したりセミナー受講したりすることが多く、
他人さまのお話をうかがう機会を得ています。

あるセミナーに参加していたときのことですが、
どうも講師の方がおっしゃっていることが腑に落ちませんでした。

※特定を避けるために曖昧な表現にします すいません

全体としてはおっしゃることがよく理解できて納得しているのですが、
ある部分についての事例の挙げ方が、モヤモヤとしているのです。

話の筋道や因果関係がおかしいわけではないのですが、
どうも「なっとくした!」という感覚になれない。
なんとなくモヤモヤでした。

そして、一晩あけて、
さきほどセミナー内容について振り返っているときに、
そのモヤモヤ部分で使われていたある単語について
Web上の国語辞典で調べてみました。

なんと、私がふだんの認識で使っている意味のほかに、
別の意味でも使えるというではありませんか!
そして、その意味で講師の方のお話を振り返ってみると
なるほどなっとくでモヤモヤがすっきりしたのです。

言葉にはそれぞれ意味があって、
同じ言葉を使うどうしは共通認識を持っているからこそ
コミュニケーションが成立するのです。
でも、複数のいろんな意味を持つ単語もあったりして厄介です。

さらに広げて考えてみると、
辞書に載っているような意味としての違いじゃなくても、
相手と自分が持っている「なんとなくのニュアンス」が
微妙に違っていることによる会話の食い違いというものもあります。

これを埋めるには、
お互いに認識を確認しながら対話をするのがいいと思いますが、
時間が限られていたりして出来ないこともあるかもしれません。
雑談の中ならあまり気にせず流しているかもしれません。

そのまま気づかずにね……。

さて、そのズレをなるべく少しでも減らすにはどうしたらいいか???
この思考も未だ答えを得ず

=====ここまで最新号の転載=====

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準備も楽しく 思考力アップの【デキる塾】

思考力トレーナーの永江です。

26日は【デキる塾】です。
今回のテーマは「段取り」ということで、
段取りを組み立てる練習になるワークをいくつかご用意しています。

写真はそのための道具をパシャリ。

デキる塾の準備

いちばん楽しそうなワークなんですが、
これがメインのものではないのが残念。

また、もっとも楽しいのは
実はこれを用意しているときの私だったりするかもしれません。

 

楽しいということは脳の働きに有効です。
同じテーマでアタマを使うのであれば、楽しいに越したことはありません。

今回も楽しいワークで思考力アップを目指します。


 


自分の主張を客観的にチェックする

思考力トレーナーの永江です。

何かの主張をするときに、自分が正しいと人は考えています。
だからこそ主張をするわけですから。

しかし、問題がある場合もあります。

「私はこう考える!」
「自分はこうだと思っている!」
という程度ならまだよいのですが、

「君の意見は間違っている!」
「そんな考えはダメだ!」
というような否定的な物言いが入ってくると注意が必要です。

 

自分の主張は反証されることはないのか。
反対意見が入る余地はないのか。

出来るだけ客観的な目線でチェックしたいものです。

 

客観的にチェックするために
紙などに書き出してみるのは有効です。
今ならパソコンやスマホなどで文字にするだけも効果的。

ちょっとアウトプットして「見える化」をはかるだけで
アタマの中で考えているだけよりも格段に思考がスッキリします。

スッキリした思考から、
自分の主張をチェックして相手の意見にも耳を傾ける、
そんな心構えを持ちたいですね。

思考力のトレーニングにもなるはずです。

 

思考力トレーナーのメルマガ=アタマの体操のきっかけにどうぞ。
思考力トレーナーが思考について思考するメルマガ

自分の主張をチェックする


 


発想:時には人の助けも借りる

思考力トレーナーの永江です。

発想力に自信が無いという方に、
マインドマップ等を活用したワークを実施すると
こんな状況になることがあります。

手が止まる、動かない
う~ん、と考えこむ様子

で、しばらく様子を見させてもらうのですが、
その後でお話をうかがうと
「思いつきはするけど、それを書いていいものかどうか……」
と、思い悩んでしまっている

こんなときに私がどうするかの一例を書きます。

発想のために、出来そう・簡単そうなことから手助けをする

まず徹底的にリラックスしていただけるよう工夫と配慮をします。
そして、テーマについての「当たり前の普通の説明」をしていただきます。
その内容を相手に見えるように私が書き出します。

手が止まらずに書ける人が書き出している発想のワードとは、
実はちょっとした説明の言葉にすぎないのです。
それと同レベルのことが発現しているので、
私が書き出した(ほんとはその人のアタマに浮かんだ)ワードを見ていただき、
「こんな内容でかまわないので書き出してください」と伝えます。

これで第一歩をクリアしました。
しかしとても重要なステップです。

だれでもアタマには何かが浮かんでいるので、
大事なことはそれに制限をかけないようにする、ということです。
これは発想のために第一に必要なことだと思います。
そのために、時には人の助けも借りればいいのです。

発想、アタマの中にあるものを書き出す