小中学生にとっての自己理解

学習指導のお仕事をしているので、
生徒さんが自身のことをどのように理解しているのかが
気になる場面も出てきます。

金沢の学習指導 つくえ塾
加賀の学習指導 こほく寺子屋

子供にとっての自己理解、必要性

基本的に、義務教育中の子供というのは、
あらゆる点において発達段階にあります。
本人はいっぱしのつもりであることも多いですが、
発達段階、真っ最中、絶賛そだち中、ということに違いありません。

そして、発達というものには方向性があるので、
どこに向いて育っていくのかというのは
将来をどうするのかということに影響する重要なポイントになります。

方向性が適切でないと、
持っている特性や才能がうまく活かされません。
場合によっては苦手なことの克服にばかり時間を割かれて、
本来的に持っている良いところを伸ばせずに終わる可能性もあります。

この方向性をもった努力をするために、
自己理解がないよりは、あったほうが良いのです。

自分がどういう特性を持っていて、
それであるから、どういう方向に努力をすれば良いのかが分かっている。
これは子供にとっては有意な情報を保有していることになります。

 

小学生にとっての自己理解

しかしながら、
小学生という段階では、まだ客観的に自分を観察したり、
論理的に自己評価をする能力が普通は育っていません。

単に好きだから、とか、
仲の良い友達と同じだから、という理由だけで、
自分の特性を判断してしまうこともあるはずです。

だから、
小学生にとっての自己理解には
周囲の大人からの評価や、
いっしょに学んでいるクラスメイトからの評価が不可欠で、
その割合は、純粋な自己評価よりも大きくなります。

ただ、
クラスメイトがみんなで「◯◯ちゃんはこうだ」と伝えるのは
これは「場の運営」としてもどうかと思うので、
やはり大人の関わりが重要になります。

「あなたは、こうなのよ」と伝えてあげることが、
子供が自己理解を深めるための要素なのです。

一方で、
絶対にやってはいけないことがいくつもあります。
いくつも、いくつもあります。

決めつけ、偏見による判断や評価、非論理的な考え過ぎ、
不十分な情報による評価、偏った評価やその伝達、など。

子供の正当な自己理解につながる評価や伝達は、
必ず、客観的であり、かつ、論理的でなければいけません。
そこには最新の注意を払いましょう。

 

中学生にとっての自己理解

中学生になると、
かなり客観的で論理的な自己分析や自己評価ができるようになります。
特に発達の早い子であれば、
成人と同様の自己理解が十分に出来ることも珍しくありません。

他者からの評価と自身による評価は結局のところバランスですが、
小学生と比較すれば、純粋な自己評価の割合をかなり大きくしてよいです。

ただし、
発達の進捗度には個人差があるので、
その子がどのていどであるのか注意して観察する必要もあります。
この観察の基準軸は、客観性と論理性です。

かなりの成長を見せてくれる存在であるとはいえ、
やはりまだ未成熟な成長段階です。
自己の純粋な欲求や、目先の欲望が優先することもあると思います。

その点について注意をしながら、
自分で自分のことを考えさせる機会を設けていくと良いでしょう。

そもそも自己理解というものは一度だけやればよいわけではなく、
長い人生の中で何度も何度もやるのがよいです。
だから、中学生の自己理解も何度もやるように促して、
客観性や論理性についての練習としてもよいわけです。

さらに、
分析や観察はそれだけでは終わらせず、
必ず、言語や数値、場合によっては図や絵にして記録するべきです。
ここまでのことをセットにして自己理解を進めるようにすれば、
それは、将来になるはずの職業人としても有効な
さまざまな能力を高めるきっかけにもなります。

そして、
自身の成長を感じながら、自己理解を深めていけば、
自律的にしっかりした選択ができるように育っていくのではないかと考えます。

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子供の教育で、親の価値観を押しつけたりしていないか

職業に関してのキャリア開発の観点から言うと、
働く人が大切する価値観は8つに分類できるそうです。
そして、それはある1つの分類なわけですが、
他にもいろいろとありますし、いろいろと考えられそうです。

価値観を5分類してみたり、
価値観を12分類してみたり、
こういうのを考えるだけでもとりあえず楽しそうです。

何が言いたいのかというと……、
要するに、
何を大切に思うのかが人によって異なるということです。

 

「学校の勉強より大切なものがある」に対する問題提起

ところで、
子供の教育について考えるとき
「学校の勉強より大切なものがある」とか
「受験勉強よりも、◯◯な体験をさせたい」
とかいう話をよく聞きます。

それは、まあ、悪いことではないとは思うのですが、
一方で、
「あなたの価値観」でしかないという可能性があるのではないでしょうか?

という問題提起をここでしてみます。

 

「学校の勉強より大切なものがある」というのは事実です。
学校の勉強が我々の生命にとって一番に大切というわけではありませんから
間違いありません。

しかし、
その大切なものが何であるのかを具体的に示したときに、
それは「あなたの価値観」が示されただけのものではないかと
注意したほうが良いように思います。

 

たとえば、適正職種を考えるときのパーソナリティ分析の中には
「自律的、自主的であることを好む
 他者との協力よりも、自身のスキルアップによる達成を望む」
という評価があり得ます。

こういう人には、
こういう人に合った職業に就いてもらえば良くて、
苦手な「他者との協力」をしなくてもよい選択が可能です。
たとえば、(ちょっとステレオタイプですが)
外部との連絡などは助手にまかせて、
ひたする自分の研究を進める科学者とか。

 

でも、こういうことを言う人もいませんか?

いわく、
「学校の勉強より
 (人と協力することが必須となる)部活動で
 コミュニケーションを学ぶ方が大切」と。

 

「学校の勉強より大切なものがある」のは事実です。
少なくとも生命維持に必要なものは、勉強より大切ですし、
他にも比較的に大切なものはあると思います。

しかし、
「学校の勉強よりコミュニケーションを学ぶことが大切」となると、
これは人の価値観によるだろうし、
個性を失わせてしまう可能性もあります。
コミュニケーションが良くなる何かを学ぶよりも、
数学の特殊な才能や、
理科の特定分野に関する知識を
伸ばした方がその子の将来の為になるかもしれません。

こういうことにならないように注意したほうが良いということです。

 

価値観を押しつけないで子供を育てる

現時点で私は親になったことはありませんが(泣)、
「こう育ってほしい」と親が子に願うのは自然なことだと思います。
ただ、
あくまでも別の個性を持った人格として考えて、
自分の価値観を押しつけたりしない教育をしていただけたらと思います。

 

では、実際にどうするのが良いかと考えると、
生まれ育つ地域において標準的な価値基準の中でバランスをとって育てる
ということが基本です。

その中で自然に身につける自身の価値観を使って、
自分で判断していけるように育てると良いだろうと考えます。

地域の中で特殊な考えに偏った育て方をすると、
子供が無用の軋轢や違和感の中で生きていかなくてはいけなくなるかもしれません。

良くない例としてコミュニケーション重視を挙げましたが、
もちろん全く不要だなどとは言いませんし、
それはバランスの中で考えることです。
そのバランスを考える軸を、
地域で標準的な価値基準とするのが良いということになります。

 

ただし、幼少期に極端な才能を見いだした場合には、このかぎりではありません。

中学生の作文課題、コツ

金沢での「つくえ塾」と、加賀での「こほく寺子屋」の両方で、
小学生向けの作文指導をやっています。

しかし、
いずれの塾でも、
特に「作文」と銘打った中学生対象の指導はしておりません。
基本的に中学生を対象とした指導では、
学校の教科としての数学・国語・英語を基本として、
定期試験や高校受験を見据えた学習をしてもらっています。

とはいえ、
中学生においても作文がしっかり出来るということは重要であり、
さまざまな点において、役立つ能力であることは間違いありません。
また、定期試験でも入学試験でも、
作文が出来ないと対応できない出題ももちろんあります。

 

したがって、
中学生向けには特に作文に特化した指導だけを行うことはないのですが、
やはり、「作文を指導する」ことはあります。

 

課題に対して対応するコツ

 
課題に対応するコツなどと書くと
「その場しのぎの対応だけ教えること」のように思われるかもしれません。
ここでお伝えするのはそういうことではなくて、
頭脳や思考力にしっかり為になる方法です。
なおかつ、課題に対応して、テストなら点数がもらえます。

まず最初に、出題された内容をしっかり理解します。
短い文章での出題であっても、かみしめるように読みましょう。

たとえば
「あなたが考える、学校生活で大切なものについて200字で書きなさい」
というような課題であったとします。
出題の意味としては、この短い文章にあること、そのままです。

たしかに読めばそのまま理解できるのですが、
ここでもう少し丁寧に思考をめぐらせます。

つまり、
「誰が考えるのか、自分だね。」
「どこについてか、学校だね。」
「どんなことか、大切なことをだね。」
というように、反復して出題内容を確認しなおすのです。

 

この例の場合、
この反復確認によって、
「自分が」「学校で」「大切だと考えること」という要素を
あらためて強く認識することになります。

こうすることで、出題者が求めるものを取りこぼすことなく
きちんと文章の中に入れて作文しやすくなっていきます。

 

さらに、このような時間をかけてしっかり理解しようとすることは、
他人とコミュニケーションをとる際に、
相手の意図をしっかり理解しようとする思考につながります。
うまくいけば、そのクセを自分で身につけることにもなるはずです。

だから、上にも書いたように、このコツは
「その場しのぎの対応」ではなく、
「為になる」ものなのです。

 

コツを身につける練習

 

あれこれとやることを増やすよりも、
まずは上に書いたことを1つだけ気にして作文練習をすると良いです。

そのためには、いろいろな課題に挑戦してみると良いのですが、
家庭学習ではなかなか課題を見つけることが難しいかもしれません。
そんなときに役立つのは、「作文コンクール」の課題です。

 

「中学生 作文 コンクール」で検索すれば、
コンクールの募集案内のページがたくさん見つかります。
実際に応募してみるつもりでなく、目的は練習課題をを見つけることです。
だから、募集が終了しているようなものでもかまいません。

募集ページにはそれぞれのコンクールでの「テーマ」が示されているので、
それを練習用の課題として使うということです。

これで、題材に困ることなく練習できますね。

 

金沢と加賀での学習塾、指導サービスについては下記からご覧いただけます。

金沢 少人数個別指導のつくえ塾
加賀 マンツーマン指導のこほく寺子屋
金沢と加賀で 小学生向けの作文指導

 


 


ビジネス言葉、敬語やクッション言葉など

フリー講師で人材育成コンサルタントの永江です。

今度、とある事業所さんで
ビジネス言葉についての講座を担当させていただきます。
そのための準備をしています。

この仕事のご依頼をいただけたのは、
作文指導の仕事をしているということ、
ちょっとしたライターの仕事をしていること、
それから、もちろん、
実際にビジネスの現場で仕事をしてきたこと、
それらを評価していただいてのことかと思います。

 

敬語

ビジネス言葉として一番に考えなくてはいけないのが敬語です。
一般的には、丁寧語、尊敬語、謙譲語、という分類になります。

丁寧語はおそらく少し意識すれば
ほとんどの人が使えるのではないでしょうか。

慣れないと間違えやすいのが尊敬語と謙譲語です。
話題の対象が同じであっても、
話をする相手によって使い分ける必要があったりします。

クッション言葉

クッション言葉は、
話の本筋に入る前に、相手への当たりをやわらげる働きをします。

おそれいりますが

もうしわけないのですが

これらの言葉がそうです。

いきなり「◎◎してください」というよりも、
なんだか少しやわらかい感じになりますね。

そういう意味で「クッション言葉」と呼ばれます。

間違えて使われやすい言葉

私も間違えて覚えていたものがあります。

目上の人への「了解しました」、
正しくは「承知しました」あるいは「承りました」となります。

同じく目上の人への「ご一緒します」は、
「お供いたします」が正しい言い方になります。

何度も使って慣れるしかない

ビジネス言葉は、本を読んだりして勉強できます。
今ならインターネットに詳しく説明されたページを見つけられます。
それを見て知ることが可能です。

でも、やはり、
実際に何度も使っていく中で覚えていくしかありません。
自分からそういう機会を設けて使っていきましょう。

定性的な目標の実現性を高めるには

思考力トレーナーの永江です。
先日、就職支援講座の一環として目標設定のしかたという講座をしました。

よく言われるSMART目標設定というのがあって、
目標は以下の項目に注意して設定するとよいです。

・Specific 具体的かどうか
・Mesuralbe 測定可能かどうか
・Achievable 達成可能かどうか
・Relationship 目的や理念との関係性
・Timed 期限が定められていること

なぜ、これらについて注意して目標設定をするとよいかというと、
目標の内容が客観的になり、明確になり、
そして、
出来たか出来なかったかという成否がはっきりと判断できるからです。

「近いうちに、優しい人になる」
なんていう目標は、それが出来たか出来なかったかの判断が難しいですよね。

 

講座やセミナーでこのことについてお伝えをする際には、
ほとんどの場合で簡単な目標設定を実際にやっていただきます。

あまり重いものだと時間もかかるので、
例えば
「趣味について簡単なもの」とか、
「家の掃除や、部屋の片付けなどについて」
という内容にします。

その場合に、ときどきうまく設定できない人が出る項目が、
Mesuralbe、つまり、測定可能かどうか、というものです。

 

この項目を特にビジネスにおける目標設定として説明すれば、
目標とする物事は数値化すべし、ということになります。

数値化しておけば、その目標が達成できたかどうかが明白だということです。

しかし、プライベートな個人のことで目標を設定するとき、
それが必ずしも数値化できるものとは限りません

例えば、
「もっと自分を好きになる」
とか
「家族との対話をもっと増やす」
ということを目標として書く人は、この数値化の部分で手が止まります。

 

こういう場合に私が次にお伝えをするのは、
それでもやっぱり数値化をしよう、ということです。

具体的にどうするかというと、
「もっと自分を好きになる」と設定する人には、
例えば
「1日に1回、自分の良いところを紙に書く。これを1週間つづける」
という目標にしてみることなどを提案します。

「自分を好きになる」という目標をさらに短く刻んで、
そのゴールに至るマイルストーンとしての目標です。
ポイントは、
「やっぱり必ず数値化する」
ということと、それとともに
目標は手前に短く刻んでもいい
ということです。

短く刻むことで、取り組みの精神的ハードルも下がるので、これはオススメです。

 

なお、
「家族との対話をもっと増やす」という人であれば、
提案する内容はもう少しシンプルになります。

それは例えば、「対話の数や時間を記録する」ことから始めて、
その数や時間について、現状より少し大きな数字を設定するということです。

やはり、工夫して数値化をしてみることが大切です。

 

最後に、

具体的な内容になっていながら数値化が難しい目標設定は他にもあると思います。

どうしても数字で表現できない目標であったならば、
数値化のかわりに、次のことを確認してください。

それは
出来たか出来なかったの評価が明白かどうか」ということです。

 

もともと、そのための数値化ですから、
逆にいえば、これが出来ていれば数による表現は無くても良いかもしれません。

とにかく、
目標を設定するときには、
それが達成できたかできなかったを、ある時期に明白な評価ができるようにしましょう。

 


 


石川県公立高校入試も間近です

思考力トレーナーで、小中学生の学習指導もやっている永江です。

私が指導をしている塾「こほく寺子屋」は、
加賀市の片山津地区、湖北小学校横の
湖北地区会館で開催しています。

そして、そこには、中学三年の受験生も何人か通ってきています。
いよいよ受験が近づいてきました。
この年末年始も、それぞれ思い思いの過ごし方をしていることでしょう。

塾での指導が今日から開始となります。

いよいよ入学試験が近づいてきたこの時期は、
生徒さんのそれぞれの学力や志望校によって学習方法が変わってきます。

公立高校の過去問題を中心に演習をしていく
基礎問題をしっかりやって、ミスや間違いを無くしていく
文章問題を繰り返しこなしていく

いろいろです。

 

どのような勉強方法を選択すべきかは一人ひとり違います。
私も、もちろん、その子に合った学習方法をさせるようにしています。

そして、実はその見極めがなかなか難しいのです。

 

プロとしてこう言うのは良くないかもしれませんが、
やはり世の中には「絶対」がありません。

絶対に、この勉強方法で大丈夫
必ず、このやり方で志望校に合格できる
これをやっておけば、まず間違いない

そう言えたらならばどれだけ良いか……。

 

生徒の調子もその日によって違います。
疲れた様子が見えるときには、それに応じた演習をしてもらいます。
元気がバリバリとありあまっているようなときには、それに見合った演習です。

何が正解なのかは分からない世界ではありますが、
それでも、その時に考えられる最善の策をもって
志望校に合格するためのお手伝いをしていきます。

 


 


業務効率を改善する「手戻り」のチェック

思考力トレーナーで、人材育成に関するコンサルタントをやっている永江です。

前職で人事部長をやっていたことを活かし、
人事に特化した経営コンサルタント業務をやっています。

その中で、ときどき、業務効率についての相談を受けることがあります。

話の端緒としては
「部下の手際が悪い」 とか
「もっと手早く仕事をこなせるようになってほしい」 といったように
「教育・育成」に視点を置いた内容だったりします。

もちろん、部下と呼ばれるその人が成長して、
仕事が早くなってくれることも必要なのですが、
話を聞いていると、必ずしもそればかりではないことがあります。

 

手戻りという言葉があります。

仕事全般について使われる場面で考えると、
ある業務を行ったあとに、なんらかの理由でそれがやり直しになることです。
仕事がまた手に戻ってくるから手戻りなんですね。

先のご相談の例でいうと、
その部下の仕事が遅い状況として、
この手戻り、つまり、仕事のやり直しが多いということです。

やり直しとなることが多いから、結果として完了するまでに時間がかかる。

 

そして、さらに話を聞いてみると、
どうやら、上司からの指示がうまくその真意まで伝わっていないようでした。
そのために、
「そういうつもりで言ったんじゃない」 とか
「そこはもうちょっと、こうしてほしかった」 となっているのです。

「このロゴは青系統で作って」と指示したけど、
薄いパステル調の青がよかった。
それなのに部下は濃い青を使ってきた。

「グラフを使って報告書を作って」と指示したけど、
自分が思っていたのは折れ線グラフで、
部下が作った棒グラフではイメージが違う。

ちょっと極端な例ですが、そんな感じです。

 

手戻りが多くなると業務効率が悪くなります。
特定の人についてそれが多いとなれば、
その人の評価が下がるのは仕方ないのかもしれません。

けれども、
上の例を読んでいただいて気づいていただけると思いますが、
そもそも指示が不十分なために手戻りが多いのかもしれません。

他の人ならなんとなく察することができるとしても
指示を出す側の人間がそれを良しとしてはいけないのではないでしょうか。

 

しっかりした指示を出し、
丁寧なコミュニケーションを心がけ、
業務効率低下の原因となる手戻りを減らすように考えてみましょう。

 

==========
人事に特化した経営コンサルタント業務
↑こちらのページでご案内をしています。

「人」にフォーカスして業務改善が考えられます。
==========

 


 


会社が欲しがる人材って?

思考力トレーナーで、人事関連コンサルタントをしている永江です。

日本経営士会という団体があって、
これは経営士という経営コンサルタントの団体です。

私は人事部門を専門とする経営コンサルタントとして入会させていただいています。

 

その立場で会社が欲しがる人材とは何かを考えてみると……

 

簡単に言ってしまえば、会社の利益になる人材です。

当たり前ですね。

 

では、
この会社の利益になる人材とはどういう人材かということですが、
私が考えるに、これについての普遍的で具体的な答えはありません。

 

企業はその業種・業態によって利益構造が違います。
モノを作ることによって利益を得る会社。
モノを売ることによって利益を得る会社。
サービスを提供することによって利益を得る会社。
サービスを企画することで利益を得る会社。

さまざまです。

だから、
普遍的かつ具体的な答えというものは無いということになるのです。

 

採用担当の人がよく言う「コミュニケーション能力が必要」という言葉があります。
コミュニケーション能力は必要条件なのであって十分条件ではありません。

それがあったとしても、会社が欲しがる人材とはまだ言えないのです。

それに、コミュニケーション能力が特に必要ない職種もありますからね。

 

学生さんで就職活動をしている人で、残念な感じの人。
「(一般論として)会社が欲しがる人材ってどういうのだろう?」と、
ひとつかふたつの正解を求めようとする人です。

それは、会社によって違います

どの会社にも通用するような人材要件を探して、
とにかくどこかに就職しようと思っているのかもしれませんが、
考え方のアプローチが間違っています。

「僕が行きたいと思う会社で必要とされるのはどんな人材だろう?」
というような考え方が正しいです。

そして、それは、さらに募集職種によって違ったりもします。

 

「会社が欲しがる人材って?」という問いに、
ひとつかふたつの答えを求めるのは間違いです。

 

ただし、「経営」という機能はどこの会社でも比較的に通用します。
この能力が高い人に限っては、あるていど普遍的に、どこの会社でも通用するかもしれませんね。

 


 


フレームワーク思考の「守破離」を考える

思考力トレーナーの永江です。

フレームワーク思考の活用が好きで、
今度の【デキる塾】というセミナーでもそのお話とワークをやります。

 

フレームワークというのは考えるための枠組みのようなもので、
有名なところでは、以下のようなものがあります。

SWOT分析
5Forces
PDCAサイクル
PPM分析
マーケティングの4P
マーケティングの[4C
などなど……

 

それぞれの説明はここでは省略しますが、
一部について、フレームワークいろいろのページで簡単な説明をしています。

 

フレームワークとして紹介されるものの多くはビジネスで利用することを目的としており、
経営の中でスマートを思考をめぐらすための道具として知られています。
ビジネスマンであれば必須の知識という人もいて、
どちらかというと「仕事で使うもの」というイメージがありますね。

 

しかし、
そもそもフレームワークとは考えることを助けてくれるツールなので、
考えることがあるのであれば、その対象はなんでもいいのです。

たとえば、
今日の晩ごはんは何にしようかと考えるときにも使えるし、
年末の大掃除の段取りをするときにも使えます。
パートナーとケンカしたあとに仲直りするときにも、
ママにお小遣いをねだるときにも使えるものだと考えています。

 

ただし、もともと経営のシーンで使うことを想定されたものについては、
それをそのまま普段使いするには、ちょっとした工夫も必要です。
私をそれをして、活用の範囲を広げていきたいと思っています。

今回の【デキる塾】でやりたいのもそういうことです。

 

例えば、
会社の経営資源を洗い出すフレームワークがあり、
ヒト・モノ・カネ、そして、顧客、ブランド、情報、時間について
会社の状況がどうなのか分析するのに利用できます。

これを応用して、個人の持っているものや身の回りにあって使えるものに当てはめると、
その人が、何事かをなしとげたいときの成果の可能性を分析できます。
質や量の点で物足りないところがあれば、それを明確にできるのです。

 

フレームワークの本当の使い方は、自分でTPOに合った新しいフレームを作ること。
これが私の考えていることです。

したがって、
「守破離」の考え方でいえば、
誰か先人が考えてくれたフレームを使って思考をするのが「守」。
自分なりにそれを応用しようとするのが「破」。
そして、思考の場面に応じて自由にフレームを引用したり創造したりするのが「離」。
そう考えます。

 

今のところ私は、少し「破」の域に入ってきたところでしょうか。
生涯学習のようなものの一環として、フレームワークの「守破離」を達成したいものです。

 


 


新しいことに挑戦する意欲

思考力トレーナーで、人材育成をしている永江です。

新しいことに挑戦する意欲は大切です。
チャレンジするということはいつになっても意識していいただきたい。

会社に入って仕事をしていて、
だんだん業務に慣れて評価もされて、
これまでの積み重ねの上に今の役割や報酬があるとします。
積み上げてきたものは大切なものなので、それを捨てることはなかなか出来ません。

でも、
新しいチャレンジも、できるだけしたほうが良いです。

 

新たに何かに挑戦をするとき、
普通は、新しく何かを学んでいると思います。
その分野に関する勉強をして、先に知っている人に教えてもらって、
さらに、今まで出来なかったことが出来るようになっていく。

これは、自分の成長でもあるし、
年齢によっては衰えをカバーしていくことでもあります

 

そのときに、会社の立場によっては何かを捨てることになるかもしれません。
これが躊躇の原因になります。

しかし、新しい挑戦に、必ずしも「捨てる」という行為が付いてくるわけではありません。

うまく工夫をすれば、新しく得られるものは単純にプラスになり、
これまでのキャリアをさらに磨いてくれるものになるかもしれません。
理想としては、「捨てずに、得る」です。

 

もちろん、理想的な状況ばかりではありません。
例えば、会社の中での新しいチャレンジとして新規プロジェクトに参加するとします。
このときに、一旦はこれまでの業務から離れることになり、
自分が離れている間にその業務にはいろいろな変化があるかもしれません。
プロジェクトが終わって戻ってきた時に、その変化についていけなくなる可能性だってあります。

それでも、自分が新たに挑戦したことによって得るものがあれば、
プラスマイナスで、大きなプラスを作れます。

 

新しい挑戦をしないと、
何かに慣れていった脳がどんどん衰えていきます。
単純に脳トレやボケ防止を考えた場合でも、やはり新しいことに挑戦したほうが良いです。

 

闇雲になんでもかんでも手を出すのは良くないですが、
目の前にチャンスがあるのであれば、それに挑戦するほうが良いのです。

 

やらないことが無難と考える人が少なくないと思いますが、
実は、挑戦することが無難な場合が多いのではないかと思います。