業務効率を改善する「手戻り」のチェック

思考力トレーナーで、人材育成に関するコンサルタントをやっている永江です。

前職で人事部長をやっていたことを活かし、
人事に特化した経営コンサルタント業務をやっています。

その中で、ときどき、業務効率についての相談を受けることがあります。

話の端緒としては
「部下の手際が悪い」 とか
「もっと手早く仕事をこなせるようになってほしい」 といったように
「教育・育成」に視点を置いた内容だったりします。

もちろん、部下と呼ばれるその人が成長して、
仕事が早くなってくれることも必要なのですが、
話を聞いていると、必ずしもそればかりではないことがあります。

 

手戻りという言葉があります。

仕事全般について使われる場面で考えると、
ある業務を行ったあとに、なんらかの理由でそれがやり直しになることです。
仕事がまた手に戻ってくるから手戻りなんですね。

先のご相談の例でいうと、
その部下の仕事が遅い状況として、
この手戻り、つまり、仕事のやり直しが多いということです。

やり直しとなることが多いから、結果として完了するまでに時間がかかる。

 

そして、さらに話を聞いてみると、
どうやら、上司からの指示がうまくその真意まで伝わっていないようでした。
そのために、
「そういうつもりで言ったんじゃない」 とか
「そこはもうちょっと、こうしてほしかった」 となっているのです。

「このロゴは青系統で作って」と指示したけど、
薄いパステル調の青がよかった。
それなのに部下は濃い青を使ってきた。

「グラフを使って報告書を作って」と指示したけど、
自分が思っていたのは折れ線グラフで、
部下が作った棒グラフではイメージが違う。

ちょっと極端な例ですが、そんな感じです。

 

手戻りが多くなると業務効率が悪くなります。
特定の人についてそれが多いとなれば、
その人の評価が下がるのは仕方ないのかもしれません。

けれども、
上の例を読んでいただいて気づいていただけると思いますが、
そもそも指示が不十分なために手戻りが多いのかもしれません。

他の人ならなんとなく察することができるとしても
指示を出す側の人間がそれを良しとしてはいけないのではないでしょうか。

 

しっかりした指示を出し、
丁寧なコミュニケーションを心がけ、
業務効率低下の原因となる手戻りを減らすように考えてみましょう。

 

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人事に特化した経営コンサルタント業務
↑こちらのページでご案内をしています。

「人」にフォーカスして業務改善が考えられます。
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会社が欲しがる人材って?

思考力トレーナーで、人事関連コンサルタントをしている永江です。

日本経営士会という団体があって、
これは経営士という経営コンサルタントの団体です。

私は人事部門を専門とする経営コンサルタントとして入会させていただいています。

 

その立場で会社が欲しがる人材とは何かを考えてみると……

 

簡単に言ってしまえば、会社の利益になる人材です。

当たり前ですね。

 

では、
この会社の利益になる人材とはどういう人材かということですが、
私が考えるに、これについての普遍的で具体的な答えはありません。

 

企業はその業種・業態によって利益構造が違います。
モノを作ることによって利益を得る会社。
モノを売ることによって利益を得る会社。
サービスを提供することによって利益を得る会社。
サービスを企画することで利益を得る会社。

さまざまです。

だから、
普遍的かつ具体的な答えというものは無いということになるのです。

 

採用担当の人がよく言う「コミュニケーション能力が必要」という言葉があります。
コミュニケーション能力は必要条件なのであって十分条件ではありません。

それがあったとしても、会社が欲しがる人材とはまだ言えないのです。

それに、コミュニケーション能力が特に必要ない職種もありますからね。

 

学生さんで就職活動をしている人で、残念な感じの人。
「(一般論として)会社が欲しがる人材ってどういうのだろう?」と、
ひとつかふたつの正解を求めようとする人です。

それは、会社によって違います

どの会社にも通用するような人材要件を探して、
とにかくどこかに就職しようと思っているのかもしれませんが、
考え方のアプローチが間違っています。

「僕が行きたいと思う会社で必要とされるのはどんな人材だろう?」
というような考え方が正しいです。

そして、それは、さらに募集職種によって違ったりもします。

 

「会社が欲しがる人材って?」という問いに、
ひとつかふたつの答えを求めるのは間違いです。

 

ただし、「経営」という機能はどこの会社でも比較的に通用します。
この能力が高い人に限っては、あるていど普遍的に、どこの会社でも通用するかもしれませんね。

 


 


フレームワーク思考の「守破離」を考える

思考力トレーナーの永江です。

フレームワーク思考の活用が好きで、
今度の【デキる塾】というセミナーでもそのお話とワークをやります。

 

フレームワークというのは考えるための枠組みのようなもので、
有名なところでは、以下のようなものがあります。

SWOT分析
5Forces
PDCAサイクル
PPM分析
マーケティングの4P
マーケティングの[4C
などなど……

 

それぞれの説明はここでは省略しますが、
一部について、フレームワークいろいろのページで簡単な説明をしています。

 

フレームワークとして紹介されるものの多くはビジネスで利用することを目的としており、
経営の中でスマートを思考をめぐらすための道具として知られています。
ビジネスマンであれば必須の知識という人もいて、
どちらかというと「仕事で使うもの」というイメージがありますね。

 

しかし、
そもそもフレームワークとは考えることを助けてくれるツールなので、
考えることがあるのであれば、その対象はなんでもいいのです。

たとえば、
今日の晩ごはんは何にしようかと考えるときにも使えるし、
年末の大掃除の段取りをするときにも使えます。
パートナーとケンカしたあとに仲直りするときにも、
ママにお小遣いをねだるときにも使えるものだと考えています。

 

ただし、もともと経営のシーンで使うことを想定されたものについては、
それをそのまま普段使いするには、ちょっとした工夫も必要です。
私をそれをして、活用の範囲を広げていきたいと思っています。

今回の【デキる塾】でやりたいのもそういうことです。

 

例えば、
会社の経営資源を洗い出すフレームワークがあり、
ヒト・モノ・カネ、そして、顧客、ブランド、情報、時間について
会社の状況がどうなのか分析するのに利用できます。

これを応用して、個人の持っているものや身の回りにあって使えるものに当てはめると、
その人が、何事かをなしとげたいときの成果の可能性を分析できます。
質や量の点で物足りないところがあれば、それを明確にできるのです。

 

フレームワークの本当の使い方は、自分でTPOに合った新しいフレームを作ること。
これが私の考えていることです。

したがって、
「守破離」の考え方でいえば、
誰か先人が考えてくれたフレームを使って思考をするのが「守」。
自分なりにそれを応用しようとするのが「破」。
そして、思考の場面に応じて自由にフレームを引用したり創造したりするのが「離」。
そう考えます。

 

今のところ私は、少し「破」の域に入ってきたところでしょうか。
生涯学習のようなものの一環として、フレームワークの「守破離」を達成したいものです。

 


 


新しいことに挑戦する意欲

思考力トレーナーで、人材育成をしている永江です。

新しいことに挑戦する意欲は大切です。
チャレンジするということはいつになっても意識していいただきたい。

会社に入って仕事をしていて、
だんだん業務に慣れて評価もされて、
これまでの積み重ねの上に今の役割や報酬があるとします。
積み上げてきたものは大切なものなので、それを捨てることはなかなか出来ません。

でも、
新しいチャレンジも、できるだけしたほうが良いです。

 

新たに何かに挑戦をするとき、
普通は、新しく何かを学んでいると思います。
その分野に関する勉強をして、先に知っている人に教えてもらって、
さらに、今まで出来なかったことが出来るようになっていく。

これは、自分の成長でもあるし、
年齢によっては衰えをカバーしていくことでもあります

 

そのときに、会社の立場によっては何かを捨てることになるかもしれません。
これが躊躇の原因になります。

しかし、新しい挑戦に、必ずしも「捨てる」という行為が付いてくるわけではありません。

うまく工夫をすれば、新しく得られるものは単純にプラスになり、
これまでのキャリアをさらに磨いてくれるものになるかもしれません。
理想としては、「捨てずに、得る」です。

 

もちろん、理想的な状況ばかりではありません。
例えば、会社の中での新しいチャレンジとして新規プロジェクトに参加するとします。
このときに、一旦はこれまでの業務から離れることになり、
自分が離れている間にその業務にはいろいろな変化があるかもしれません。
プロジェクトが終わって戻ってきた時に、その変化についていけなくなる可能性だってあります。

それでも、自分が新たに挑戦したことによって得るものがあれば、
プラスマイナスで、大きなプラスを作れます。

 

新しい挑戦をしないと、
何かに慣れていった脳がどんどん衰えていきます。
単純に脳トレやボケ防止を考えた場合でも、やはり新しいことに挑戦したほうが良いです。

 

闇雲になんでもかんでも手を出すのは良くないですが、
目の前にチャンスがあるのであれば、それに挑戦するほうが良いのです。

 

やらないことが無難と考える人が少なくないと思いますが、
実は、挑戦することが無難な場合が多いのではないかと思います。

夏休みの宿題は急いでやらない

思考力トレーナーでフリー講師の永江です。

私は大人向けにも子供向けにも講師としての仕事をしていますが、
子供向けには、石川県加賀市の片山津地区で
「こほく寺子屋」という学習指導教室を開いています。

小学生には作文の指導を、
中学生には数学と国語を中心とした学科指導を行っています。

 

今は夏休みの時期。
生徒たちはもちろん学校から出された宿題を抱えています。
私も昔は同じように宿題を抱えて、
「さっさとやってしまった方が後がラクでしょ」
と、母親に言われたりしていました。

今の子供たちも、やはり同じようなことを言われているようですね。
仮に夏休みの前半に宿題を終えてしまえば、お盆以降はゆっくり過ごせる。
好きな遊びをいくらでもできる。
先に先にとやっておくに越したことはない、というわけです。

 

でも、
宿題というものの本質を考えたら、必ずしもそうではないと考えています。

 

長期の休みの間にも宿題が課せられるのは、
休みの間も勉強をしたほうが良いからです。

1ヶ月から2ヶ月もの間、まったく勉強をしないのは良くない。
勉強は継続的にするのがよくて、だから学校に来ない間には宿題をしなさい。
これが、学校の先生が宿題を出す理由です。

もしかしたらそういうことも考えずに、
ただ惰性で宿題を出している先生も居るのかもしれませんが、
少なくとも、休み中の勉強の機会になっているのは間違いありません。

だから、
宿題をやることの目的は、継続的に勉強をすることに設定すべきです。

「やらなきゃいけないことをやる」というのは目的にしない。
親御さんも
「やらないと叱られる」とか
「決まったことだからやらなくてはいけない」とか、
そんな言い方で子供を机に向かわせるのは良くないのではないかと思っています。

 

継続的に勉強をするのが宿題の目的であり意義であれば、
夏休みの前半にすべてを終わらせてしまうのは
決して歓迎すべきことではないということになります。

理想としては、
ずっと同じくらいの分量で勉強を続けるのがよいということですね。
例えば学校の授業があるときの時間割というものがあります。
現行の指導要綱にしたがった時間配分になっていると思うので、
休み中の勉強のバランスもこれを基準にすると良いかもしれません。

もちろん、まったく同じにする必要はないし、
休みの期間であればこそ出来ることに時間を多めに割くほうが良いとも思います。
あくまでも基準ということで、「たたき台」ていどに考えてください。

 

何よりも大切なことは、本当の実力として知識と教養を身につけ、
自立的に考える能力を少しずつ向上させていくことです。

それには継続性が必要ですから、
夏休みの宿題は急いでやらないようにしましょう。

 

ただし、
お盆を過ぎないとペースが上がらない人は、
意識的に前半のペースを上げないといけませんよ。

 


 


金沢でも小学生向けの作文教室を開講

思考力トレーナーの永江です。

以前から地元の地区会館で子供向けの作文教室を開いていました。
こほく寺子屋「言葉の森」作文コース(小学生向け)
こちらは、言葉の森のカリキュラムと教材を使い、
「実技としての国語」「創造性の高い言語学習」を実践しています。

今回、金沢市内にお住まいの旧知の方からのご縁もあって、
金沢教室を開講することになりました。
内容は加賀教室で実施しているものと同じです。

 

金沢教室の会場は、
いつもいろいろとお世話になっている机カフェさんです。
机カフェさんはカフェと思わせておいて、実はコワーキングなコラーニングスペースで、
セミナー会場などにも利用できるマルチスペースです。
西金沢駅の近くにあって、幹線道路沿いでもあるので便利な場所ですね。

 

小学生向けに作文を指導するというのは、
他の教科の学力向上にもつながり、とても意義のあるものだと思っています。
教科学習だけではなく、それこそ社会に出てから必要な能力でもありますしね。
これからどれくらいのお子さんを指導することになるのか分かりませんが、
良い機会をいただけたことに感謝しながら、頑張りたいと思います。

詳しくは以下のリンクから。
こほく寺子屋「言葉の森」作文コース(小学生向け)

 


 


久しぶりの「デキる塾」アイデアと発想のワークを実施

思考力トレーナーの永江です。
思考力には「発想力」も含まれます。

久しぶりに、しばらく休止していたデキる塾を開催しました。

再開にあたって選んだテーマは「発想」です。

 

何かしらのアイデアを出したいというのは、
仕事をしているとしばしばありますよね。
普段の暮らしの中でもたまにあったりするのではないでしょうか。

そういうときに役立つ内容だったと自負しています。

アイデアというのは、結局は、自分のアタマの中から出てくるものなので、
それを引っ張りだすにはどうするか?ということなんですね。

そういう場面で有効な方法として、
我々の先人たちが便利な思考ツールを残してくれています。
これを考えた人たちはすごいと思いますが、
私たちは、すごい人たちが作ったツールを活用して、
また別のアイデアを生み出していけるのです。

 

会場となったのは金沢市保古にある机カフェというコワーキングスペースです。
机カフェはコラーニングスペースという謳い方をしていて、
まさにデキる塾を開催するのにふさわしい会場です。

当日は全国的に寒波にみまわれた週明けの月曜夜。
なんと富山からご参加される方もいらっしゃって、ちょっと心配になりました。

しかし、その心配をよそに、
みなさま無事に開始時刻前に到着されて、定刻通りに開催することができました。

 

以前にも「デキる塾」に参加されたことがある方、
今回、はじめて参加される方。
ほどよいバランスで和気あいあいといった雰囲気でした。

でも、途中で雑談が盛り上がる場面もありましたが、
ワークのときにはみなさん真剣に取り組まれていました。
やはり、発想力やアイデア出しということについては、
みなさん、その必要性をすごく感じていらっしゃる方々なのですね。

それぞれに、何かしらの得るものを持って帰っていただけたようです。

 

「デキる塾」は、今後も継続的に開催していきます。
以前のように固定した日程での運営は少し難しいのですが、
次回は3月の下旬頃、さらにその次は4月の中頃に考えています。

内容も、「思考」に含まれるものならば、なんでもやります。
理解、記憶、伝達、解決、段取り、分析、推測、などなどなど。
みなさんがアタマを使って考えるスキルをアップさせる、
そのためのお手伝いをしていきます。

発想のためのワークを実施している様子です。

発想のためのワークを実施している様子です。

発想を促すためのツールとしてマインドマップを活用するワークです。

発想を促すためのツールとしてマインドマップを活用するワークです。

あなたの隠れた天才思考を引き出す「デキる塾」シリーズ

 


 


5教科は不平等に勉強する

思考力トレーナーの永江です。

加賀市で小中学生向けの学習指導塾をやっています。

私の指導を受けにくる生徒は、
何かしらの苦手教科を持っている場合が多く、
親御さんとしてもその克服を希望されることがほとんどです。

そうすると、指導はその教科が中心になります。
他の教科は定期テスト前に少しおさらいをする程度。
それは、クライアントからの要望でもあるし、
私が望んでいることでもあります。

すなわち、
分からないことを分かるようになってもらいたい
という思いが私にあります。

 

そもそも、主要五教科について、
同じような時間配分で勉強するのは好ましくないと考えています。
人によってバランスは異なるのですが、
おおむね、
国数英理社の順でいえば、
3 3 3 2 1 くらいのバランスで良いです。

繰り返しますが人によてはバランスが異なります。
だから、なんとなくの配分で捉えていただけると嬉しいです。

 

まず国語。

これは普段の生活から、社会に出たときの仕事まで、
あらゆる場面でコミュニケーションに使うものです。
それが、国語、というか、日本語です。
徹底的に勉強して、そのスキルを向上させるべきだと考えます。

また、すべての教科書は日本語で書かれているわけですから、
これがおろそかになっていては始まりません。
国語の勉強はしっかりやりましょう。

できれば、読むだけではなく、作文や発話も練習してほしいです。

 

次に数学と英語。

これは、コンスタントにやり続けると身に付きやすい教科です。
もちろんそれは他の教科にもいえるのですが、
数学的なアタマの使い方
他国の言語を使うときのアタマの使い方
これらは、教科内容そのものにもまして、将来かならず生きてきます。

「数学なんて社会に出てから使わない」
「英語なんて使うような仕事には就かない」
などという人がときどきいらっしゃいますが、
それは、出来なかった人の言い訳なのだろうなと思います。

ちゃんと勉強して、しっかり成績をおさめた人で、
このようなことを言う人に会ったことがありません。
そのものを使う機会がなかったとしても、
アタマの使い方、あるいは思考センスというのものは、
かならず大人になってから役に立ちます。

 

最後に理科と社会。

理科の一部で数学を活用するところ以外は、
基本的には覚えていく教科です。
だから、覚えるために時間を要するタイプの人は少し割合を増やします。

けれども、基本的には、後から追い込める教科なので、
優先度は少し下げて勉強してもかまいません。

ただ、それぞれのジャンルについてものすごく興味がわくことがあります。
その場合は、相性が良い、あるいは好きなものとして極められる可能性があるので、
どんどん時間を割いて勉強したら良いと思います。
好きなものは追求すればいいですね。

 

理科や社会を担当している先生には申し訳ないのですが、
主要五教科といっても、勉強に割く時間は不平等にするのが良いと思います。

ただし、この考え方は、あくまでも時間に関してです。
その内容がどれくらい重要であるか、どれくらい将来において役に立つか、
そういったことは、また別の問題です。

時間の配分についてだけ考えた時に、不平等が良いということです。

 


 


企業が欲しがる人材とは

思考力トレーナーで、
離職者の就業支援も行っている永江信彦です。
今日は、これから採用面接を受ける予定の人へのヒントとして、
「企業はどんな人材を欲しがるのか」というお話を書きます。

 

一言でいえば、事業活動に有益な人物を企業は欲しがるわけですが、
当たり前ですが、企業によって、さらにその時々によってこれが異なります。

その会社はどんなビジネスモデルで利益を得ているのか、
どんな風土を持った組織なのか、
募集している職種はどういうものなのか、
それらを考えなくてはいけません。

業種が似ていても、働いている人の雰囲気が違うことは大いにあります。
体育会系のノリで上下関係が厳しいとか、
逆にフレンドリーなノリがあって、関係性がフラットであるとか、
いろんな空気感が会社によって考えられます。

応募する段階ではなかなか分かりにくいのですが、
できるだけ事前の調査もしておきたいところです
分からないから仕方ないと言っていると、
自分が損をするかもしれませんからね。

 

全てのサラリーマンに共通して必要な能力は、
何を求められているのかを理解できる能力です。
これが不足していると会社や上司からの指示に対して
間違った行動をとってしまいます。

そして、会社の利益を減らし、
場合によっては損害を生む可能性すら出てきます。

 

だから、その企業が、会社が、どんな人材を欲しがっているのかということ、
これは、会社に入る前段階ではあっても、
ぜひ、自分を高めるためにも、面接を突破するためにも、
がんばって調べて推測して、洞察して、推し量ってください。

適切な面接対応ができるのは、その後です。

 


 


大人になってからのほうが勉強する?

思考力トレーナーの永江です。

私自身のこととしてつくづく思うのが、
大人になってからの勉強のほうが目的が明確で集中している、ということです。

簿記の勉強をしたときには、
商売そのものや会社経営の仕組みを理解しようとしていたし、
ロジカル・シンキングを学ぼうとしたときには、
複雑な事象を部下に分かりやすく説明したいという欲求がありました。

それに比べると、小学校から大学までの間に学んでいた時は、
その後にどうするのかが分かっていない、
あるいは考えもしていないという状態だったと思います。

せめて、良い成績を修めて良い会社に就職してというような考えでも持っていれば
もうちょっとモチベーションも高かったのではないかと思えてしまいます。

 

私の知り合いや、セミナーの参加者さん、職業訓練の生徒さんの中にも、
大人になってからの勉強のほうが集中していてモチベーションも高い、
と、おっしゃる人がとても多いです。

そして私と同じように
目的がはっきりしていて勉強もしやすい、ともおっしゃいます。

そうなんです。
大人の勉強っていうのは、ほとんどの場合で
「なんのために」という目的がはっきりしているんですね。
だから、意欲も湧いてくるし、集中力もすごい。
もちろん、大人のほうが子供よりも意識をコントロールできるということもありますが。

 

大人は仕事をしているから、
業務時間外にする勉強は量的に限界がありますね。
どうしても、早朝や夜間などの「スキマ時間」にやらざるを得ません。
しかし、モチベーションも高い、集中もしている、
そういう状態での勉強は、やり方の問題はあれど、質は高いと思います。
ましてや仕事そのものから学ぶことも多いはずなので、
実は大人になってからのほうが勉強しているという人は少なくないのではないでしょうか。