Google Analytics の使い方講座やりました(加賀)

永江です。
コンサルタント業務の一環としてウェブ活用のお手伝いもしています。

今日は、
石川県南加賀にある企業クライアントさんからのご依頼を受けて、
Google Analytics(グーグルアナリティクス)の使い方講座をやらせていただきました。

クライアントさんの会社従業員が対象であり、
クローズドな講座で人数も少なかったです。
でも、その分、細かくつっこんだところまで質問をいただいたりして、
とても中身の濃いものになりました。

 

公開講座みたいな場合だと、
最初に設置の仕方から話を始めることが多いです。

今回はすでにホームページにAnalyticsタグを設置してある会社さんだったので、
「毎日、どこの数字から確認するのか」というようなお話からはじめました。

正直いって、それはどこでも良い、
というか、
会社によって違ってくるのですが、
「セッション数の増減」や「ページビュー数の増減」
「平均滞在時間の増減」などが中心となってきます。

ポイントは「増減」を見るということですが、
とにかく、「ここ最近の推移(増減)」に注意しましょう
というお伝えをしてきました。

 

アクセス解析とはホームページに訪れた人の数などを計測するものですが、
当然、設置をして、継続的に数字を記録していきます。
継続的に記録することの目的は、変化があったときにそれを捉えることにあります。

何かの打ち手を打った時に、
それによる変化があったのかどうかを確認することもあります。

また、
自分達は何もしていないけれども、
世の中の何かの出来事によってサイト訪問が増えることもあり、
その変化をちゃんと把握することも大切です。

 

基本的に Google Analyticsなどのアクセス解析ツールを使う場合には、
このように「変化」を見つけることを集計や分析のスタートにします。

そして、変化を見つけたならば、
その変化がどういうものなのかを確認し、
それからその要因を推測・推理し、分析していきます。

たとえば、
ある日、ピョコっとセッション数が増えたとします。
その後、引き続き増えたままで推移しているとします。
そうしたら、突発的に起きた変化ではなく、
あるいていど常態化した変化によって
自サイトへの流入が増えたのだと判断して、
アクセス元の調査をします。

増えた前後でアクセス元の変化がないか探り、
新たに発生したアクセス元、あるいは、急に増えたアクセス元、
そういったものを探すことになります。

 

このようにしてアクセス解析を日常業務としてやる場合の、
「例え話」を中心として講座を進めさせていただきました。

これ系のお仕事もとても楽しくて良いものです。
(^o^)

 


 


石川の田舎にいたってGoogleAnalytics(アナリティクス)が使える

ウェブ業務のコンサルタントやお手伝いもしている、
思考力トレーナーの永江です。

今日はそういう立場からのお話。

タイトルは、当たり前といえば当たり前のことです。
GoogleAnalyticsというアクセス解析のツール(サービス)があるのですが、
これが非常にすぐれもです。

おそらく、ホームページを運用している人が欲しいと思う機能は、
すべて整っているのではないでしょうか。
そうでない機能もあるかもしれませんが、
私が考える範囲であれば、このアクセス解析ツールさえあれば、
他のものは必要ありません。

 

もともとインターネット業界でマーケティングを担当していたので、
石川県内でGoogleAnalyticsを使い始めたのは、かなり早いほうだったと思います。
当時の担当役員からも「ちゃんと勉強しとけ。しっかりやっておけ。」とハッパをかけられたものです。

当時もいろいろ調べて勉強しましたが、
どんどん新しい機能が追加されるので今での継続的に勉強しています。

そして、
Analyticsを使ったアクセス解析のアドバイザーやコンサルタントとしてのお仕事も
継続的に、石川県内、金沢や小松、加賀のクライアントさん向けにやっています。

 

ビジネスにホームページを活用するのであれば、
アクセス解析をするのは必須だと思います。
いろいろな会社・企業がウェブ上にホームページを設置しています。

そういう方々のお力になれるように、
これからも勉強しながら、かつしっかりとアウトプットもしながらやっていきたいと思います。

 


 


GoogleのWebマスターツール

Web活用コンサルタントで、思考力トレーナーの永江です。

今日の午前中は県内の某所で
Google Webマスターツールの個人レッスンをしていました。
自社で運用されているホームページを
もっとビジネス上の戦力にしようと考えいているクライアントさんのためです。

 

GoogleのWebマスターツールでは以下のことができます。

1.自社で運営するサイトがGoogleにちゃんと登録されるようにする
2.自社サイトがGoogleからどういう評価を受けているか知る
3.自社サイトがどういう検索キーワードとマッチングしているか知る

3についてはAnalyticsにも同じような機能がありますが、
Googleがセキュア化されたことによって不十分になっています。
それを補完できる機能としてWebマスターツールを活用するのが良いでしょうね。

 

Webマスターツールの機能そのものは複雑ではありません。

自社サイトを登録する
Googleでのインデックス状況を確認する
検索クエリなどを確認する
サイト上に問題があったら知らせてくれる
問題に対応した後で改善を確認する

大きな枠組みではこのていどです。

ただ、それらの機能や情報をどう使っていくのかということに、
あるていどのノウハウがあるんじゃないかと思います。

結局は、Webサイトを運営することの目的からしたら、
そのずっと手前にあるのがこのツールですからね。
場合によっては使うまでもないかもしれません。

 

とはいえ、
便利な道具であるのは間違いないので、
無料ということもありますから、使える人は使ったらいいと思います。
手間はそれほどかかりませんから。

地方の企業がインターネットを活用して売上につなげる

思考力トレーナーの永江です。
インターネット活用の支援もやっております。

最近では、地元の企業さまがインターネットを使って情報発信することの
お手伝いというか、アドバイザー的な業務もやらせていただいています。

 

パソコンやスマートフォンを使って
インターネットをバリバリと活用している人からすると意外だと思いますが、
最近になってようやくネット利用の取り組みを始めるという企業さんが
私のまわりにも多く見られます。

本当に、「何をいまさら」と感じる人も多いと思いますが、
Facebook やスマートフォンの普及によって、
今まで以上にネットでの情報発信が身近なものになったんだと思います。

 

大きな規模の企業であれば、それこそ「いまさら」な感じですが、
中小零細の会社や自営業の人たちにとっては、
これまでは、やはりハードルの高いものだったのでしょう。
特に地方の企業にとってはそういう面があると感じます。

パソコンを買おうと思うと10万円くらい。
それを使おうと思うといろいろと勉強しなくちゃいけない。
さらにホームページとか誰かに頼むと何十万円とかかっちゃう。
これでは、規模の小さな企業の社長さんはなかなか手が出せるものではありませんね。

実際にはもっと費用を抑えて手軽にできますし、
それもずいぶんと以前から可能にはなっていたはずです。
でも、そんなことは毎日の忙しい仕事の中で気づくものではないんですね。
それで、時代の流れに飛び乗ることもできずにいたのでしょう。
そして、最近になって商工会議所や商店街の集まりなどで、
スマホやFacebookに出会ったというわけです。

 

費用も手頃だし手間も思ったほどかからないし、
それなら始めてみようかな、と思う地方の企業の社長さんは多いです。
でも、せっかく時間をとって始めるのであれば、
少しでも会社の売上につながることをしたいです。
特に男性の社長さんは長期的な取組みと考えるよりも、
直接的に営業に貢献してほしいと考える人が多いようです。

いずれにせよ、仕事の一環として取組みを始めたからには、
なんらかの結果がほしいものです。
問合せが増えた、売上につながった、
新規の取引先との契約が決まった、などのように、
目に見える成果を得たいですよね。

そんなふうな成果を得るためにはどうしたらいいのかを、
一緒に考えていくお手伝いをさせていただいています。

 

私がやることは営業代行ではないので、
売上などの成果を約束するものではありません。
しかし、クライアントさんの事業の内容を精査させていただき、
どうすればいいかを考えるためのヒントを提示したりしています。

必要に応じてホームページそのものを作成したり、
Facebook や Twitter の使い方をお伝えしたりしていますが、
基本的にはアドバイザー的なポジションでのお手伝いになります。

地方の企業がもっともっと元気になるために、
インターネットの活用はまだまだ可能性があると思います。

 


 


ネットで起きる風評被害

思考力トレーナーの永江です。

今日はインターネット活用のコンサルタントもする立場での投稿です。

 

インターネット上での書き込みなどによる風評被害が後を絶ちません。
FacebookやTwitterなどのようなSNSにおける投稿や、
2ちゃんねるのような掲示板での書き込みが要因になっています。

また、その他にもユーザーが簡単に情報発信できるサービスが多く、
そのどれもが誹謗中傷の舞台になり得るものなのです。

 

もし、ネット上の風評被害についてその対策を考えるというのであれば、
どんな場所に悪い情報が掲載されているかを考えなくてはいけません。
運営者がしっかりしている掲示板なのか、
個人が特定できるFacebookでの投稿なのか、
あるいは、誰が管理者なのか分からないようなウェブサイトなのか。

掲載されている場所によって可能な対策が異なります。
管理者への連絡がとれるならば削除依頼もできますが、
そうでなければ情報を消すことはなかなか難しいと言えるでしょう。

情報を消すことが難しいのであれば別の対策を考えなくてはいけません。
例えば検索エンジンで上位表示されないようにすることなどです。

 

残念ながら風評被害が起こってしまった場合には、
その対策を十分にするには個人の能力では不十分です。

もちろん、専門知識があって自分で対策が打てる人もいるでしょうが、
多くの人はそんな能力は持ち合わせていないはずです。

だから、インターネットで風評被害を受けてしまったときには、
専門業者に依頼をすることも選択肢になってきます。
私もあるていどの対策ができますが、
それでも完全なものではありません。

 

被害というからには経済的な損害を受けていることが想定されます。
その賠償を考えているならば法的な対応も必要です。
そうなるともはやウェブの技術の問題ではなく、
弁護士などの法律家に登場してもらうしかありません。

そういったことも含めて考えると、
インターネットにおける風評被害とは恐ろしいものにも思えます。

 

今日は少し、さわりだけを書かせてもらいましたが、
被害にあわないようにする予防については考えていきたいと思っています。
少しずつ考えをまとめて書いていきますので、
興味のある方はまた読んでください。

 

ビジネスメール、やりとりを終えるタイミング

思考力トレーナーの永江です。

ビジネスの世界で電子メールを使う人はたくさんいます。
しかし、当たり前のものになってしまったがために、
基本的なことを教わらずに、
あるいは考えることもなく使っていて、
結果としてマナーがなっていないということがしばしばあります。

あなたはそんなことになっていませんか?

 

例えば、以下のようなやりとりをメールでしたとします。
本当はもっと挨拶やなにかをたくさん書きますが、
内容の要約だけを抜き出しています。

 

A.
いつもおせわになっています。
◎◎についての見積りをいただけないでしょうか。

B.
承知いたしました。
こんな感じになります。ご確認ください。

A.
ありがとうございます。
検討しましたが、今回は発注を見送ります。
また、何かあったらよろしくお願いします。

B.
そうですか、承知いたしました。
また、よろしくお願いします。

A.
せっかく見積りをいただいたのにすいません。
次があればまた検討しますので、ご容赦ください。

B.
いえいえ、とんでもございません。
こちらこそ、ご期待に応えられずに申し訳ないです。

A.
そんな、こちらこそ、すいません。

以下、延々と……。

 

さて、今回は、
メールのやりとりをどこで終えるのかということだけを考えます。

そうすると、上の例の場合はどこで終えると良かったのでしょうか。

 

結論を言うと、2回めのBの出すメールで終えるのが良いです。

ところが、
実際のビジネスの現場では、
その前のAのメールで終わってしまうことがしばしばあって、
これはBがマナー違反となって、好ましくありません。

注文がとれずに不愉快なのかもしれないし、
Aの意思が確認できたから満足したのかもしれません、。

しかし、
Aは「発注を見送る」という意思表示をしているのですから、
Bはそれに対してのリアクションはするべきです。

 

それ以降のやりとりは無駄になります。
ほどよいタイミングで切らないとキリがありませんからね。

ビジネスメールのマナーは大丈夫ですか?

 


 


フレームワークとしての「売上の5原則」

思考力トレーナーの永江です。

一般的に売上を上げるために必要な要素を
5つに分類したもが売上の5原則といい
売上が上がるか持続する理由はこの5つに集約できます。

<売上の5原則>

・新規顧客の獲得
・既存顧客の流出防止
・購買頻度を上げる
・購買数を増やす
・購買単価をを増やす

それぞれの値や精度を上げていくことが売上げアップにつながり、
強みを活かして機会を逃さないようにと、
SWOTなどによる分析を行ったうえで検討するとなお良いです。

 

売上の5原則は自分自身が関わるビジネスはもちろん、
他人の商売について考えてみるのも面白いです。

つまり個人事業なら自分の商売、
サラリーマンの人であれば勤めている会社の営業、
それらについて実践的に考えて活用していただきたいのですが、
他の対象を題材にするとフレームワーク思考の練習になるということです。

 

例えば、以下のような内容について脳トレワークとして考えてみてはいかがでしょうか。

・いちばん近所にあるコンビニの売上アップ策を考えてみる。
・最寄り駅にある売店の売上アップ策を考えてみる。
・自分が所属する企業の売上アップ策を考えてみる。
・身近にある観光地について、売上アップになる方策を検討してみる。

本来の使い道から考えれば、
これらを考えたあとにはちゃんと現実的な実行計画を考えるなどして、
単なる机上の空論にならないような実効性が必要なのですが、
単純に練習ワークとしてトレーニングにするのもいいですよ。

他の題材についても思いついたらやってみてください。

売上の5原則

 

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未来に活躍するビジネスパーソンのための
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ロジックツリーとマインドマップ

9月の【デキる塾】は、「仕事と暮らしに使えるフレームワーク」というテーマで、フレームワーク思考の活用をお伝えします。

思考力トレーナーの永江です。

ロジックツリーという思考ツールがあります。
フレームワークの一種と考えてもいいです。
木の枝が伸びて広がるように項目を書き出す手法で、
階層的な分類を行ったり、論理展開のつながりを確認したりします。

例えばこの図のようなものです。

ロジックツリー1

図1クリックで拡大(別ウィンドウ)


トーナメント表のようですね。
このように枝分かれしながら分類をしたり、
手段や原因・理由などの論理展開を書き表していきます。

 

しかし、このロジックツリーという「描き方」には都合の悪いところがあります。
それは、後で思いついたことを描き足しづらいという点です。

ロジックツリー2

図2クリックで拡大(別ウィンドウ)


図2の例では、
「SNS」の先をさらに分岐させて「Twitter」と「Facebook」を足したいのですが、
既に描き込まれたものが邪魔で描き足しづらいのです。

次の図3も同様で、
「バナー広告」の細分化項目として「クリック保障」を足したいのですが、
既に描かれた「表示保障」と「検索連動」の間が狭くて描き足しづらくなっています。

ロジックツリー3

図3クリックで拡大(別ウィンドウ)


 

私はロジックツリーが有効な思考シーンにおいては、
ぜひともマインドマップを使うようにお勧めしています。

この例の流れをマインドマップで表現していた場合、
いったん図4のように描かれたあとに追加をしたくなり、
図5のように描き足されることになります。

マインドマップ1

図4クリックで拡大(別ウィンドウ)


マインドマップ2

図5クリックで拡大(別ウィンドウ)


 

マインドマップは枝(ブランチ)を自由に放射状に描いていくので、
後で追加情報が出てきたときに便利です。

また、ロジックツリーでいったんきれいに並べて描いてしまうと、
その「きれいさ」に脳が安心してしまい、漏れがあっても気づかなる可能性が高くなります。
これではいけません。

思考力を高めて自由な発想をし、
項目や関連を漏れ無く挙げていくにはマインドマップが格好のツールです。

 

マインドマップは描かれた要素が揃っていない(整列していない)ので見づらい、
というのであれば、いったんマインドマップで描いたものを
ロジックツリーに清書をすればいいと思います。
(個人的にはこの清書は不要だと感じていますが)

ロジックツリー4

図6クリックで拡大(別ウィンドウ)


放射状に描くという形状のイメージから、
自由な発想に向いていると思われがちなマインドマップですが、
その自由な発想を誘導してくれることが漏れ無く情報を挙げていくことにつながり、
論理的な思考にもとても役に立つのです。

 

最後に、
マインドマップについての私の師匠である矢嶋美由希さんの書籍を紹介しておきます。
こちらは、マインドマップの描き方ルールや、「マインドマップとは」という内容のほかに、
なによりも、たくさんの方の活用事例が載っているのでオススメです。

ひとことでマインドマップといっても使い方は人それぞれ、
まさに千差万別のマインドマップがいろいろ紹介されているので、
マインドマップに興味ある人にはぜひ読んでいただきたい内容です。


ふだん使いのマインドマップ 描くだけで毎日がハッピーになる

 


 


マインドマップ活用セミナー開催@東京

思考力トレーナーの永江です。

公認マインドマップインストラクターの矢嶋美由希さん
コラボセミナーを開催することになりました!

矢嶋さんはプロコーチでもあり、
全国各地でマインドマップ関連のセミナーを実施している人です。

また、
普段の暮らしの中で使えるマインドマップ活用を紹介した著書が好評で、
セミナー受講者や本の読者のファンも多いです。

著書はこちら

セミナーでは、まず
矢嶋さんにマインドマップの基礎的な知識や描き方を伝授していただきます。
初めての人や自己流の人には確かな土台となるものを、
受講経験者の人には基本ルールを深める知識をご提供いただけると思います。

そして、後半で
マインドマップの実践活用としてフレームワーク思考への応用を私からお伝えします。

フレームワークは思考を助けてくれる便利な枠組みですが、
単純化しすぎて思考が陳腐化してしまうことがあります。
あるいは枠を意識することで途中で思考が止まることもあります。
情報を深堀りできなくなる可能性があるんですね。

この懸念を取り払ってくれるのがマインドマップというノートの描き方です。
自由な発想、関連性の理解、五感を刺激する楽しいアウトプット。
マインドマップで得られる色んな要素が刺激になって、
フレームワーク思考の良い面をさらにレベルアップしてくれます。

開催は5月24日(土) 東京です。

詳しくは下記のリンク先からご案内をしていますので、
ビジネスにマインドマップを活用してステップアップしたいという方は是非ご検討ください。

未来に活躍するビジネスパーソンのための
マインドマップ®活用セミナー「フレームワーク思考への応用」

未来に活躍するビジネスパーソンのための マインドマップ活用セミナー「フレームワーク思考への応用」

 


 


人事部の仕事、マーケティング部の仕事

思考力トレーナーの永江です。

私は前職で人事部長を務めていました。
その前にはマーケティングを担当していて、
1年間はふたつの業務を兼任していました。

人事の仕事をすることになってから最初に感じたのは、
「人事部でやることはマーケティングだな」ということです。

まず需要を理解・認識して、
それに対しての供給をどうするか考えるという点が
どちらの仕事にも共通すると考えたのです。

 

一般的なマーケティング業務において考える需要とは、
市場や顧客ターゲット層がどんなモノやコトを望んでいるか、です。
人事部においては、
社内の各部署における人材需要や、
個々の社員の需要、求職者の需要を考えることになります。

供給は、その需要にいかに応えるかということです。
直接的に「生産」に携わるわけではないけれども、
広告宣伝などのなんらかのコミュニケーションを使ってマッチングを図るのは
どちらの部署にいても同じ思考回路が必要でした。

 

人事部の仕事の中には、
給与計算や労務管理を含めている企業さんもあると思いますが、
私はこれらの仕事は「人事部」の本質ではないと思っています。

もちろん給与計算や労務管理はとても大切な仕事であって、
重要度の高低を言っているわけではありません。
担当するスタッフの能力特性において「人事部」ではない、ということで、
出来れば給与計算は経理部が、労務管理は総務部が担当するのが良いと考えています。

では、「人事部」の本質は何か。
それは「誰に何をさせるか」ということです。

 

ただし、これを「短期的な適材適所」でイメージすると語弊があります。
会社と従業員の将来を考えた時に、
あえて能力不足の人にチャレンジングな配属をすることもあり得ます。
社員教育を実施することも「何をさせるか」に含まれますが、
「しない教育」という教育もあり得ます。
「誰に何をさせるか」という言い方は随分と広い定義の言葉なのです。

「誰に何をさせるか」を考えようとすると、
自然と考えることになるのが「需要」についてです。
需要には、社内各部署における人材需要もあれば、
働いているスタッフ個人々々が何を望んでいるのかということや、
採用活動で対象となる求職者の人たちの要望・希望なども含まれます。

 

潜在的なものも含めて需要を調査して明らかにして、
その需要に応えるべくマッチングを実践していく。
まさに人事部の仕事はマーケティング思考が必要な業務だと思います。

需要と供給