地域支援セミナー、金沢湯涌、フェイスブック

フリー講師として、
インターネット活用や思考術などをお伝えしている永江です。

昨日、
金沢市湯涌地区のみなさんを対象とした
フェイスブック活用セミナーで講師を務めてまいりました。

 

以前からお付き合いのある方が湯涌地区にお住まいで、
そのご縁でお声がけをいただきました。

湯涌のみなさんはもともと
地域内での交流を活発にされている印象です。
その中で、
さらに日頃からの日常的な活動報告や情報交流をしようと
フェイスブックを使うことにされたそうです。

ただ、
フェイスブックを使ったことがない方や、
登録はしたけどほとんど見ていないというような方、
見ているけれども投稿はしないというような方、
いろんな方がいらっしゃいます。
もちろん、バッチリ使っている方もいらっしゃいます。

地域内で有効に活用するために、
登録の仕方から教えてくれないか、ということでいただいたお声がけです。

 

集まったみなさんはお世辞抜きにお人柄がよくて、
講師として、話がとてもしやすくかったです。

年配の方でも、ものすごく真摯で、
楽しく、真面目に取り組んでいらっしゃいました。

セミナー中の様子

実は、
フェイスブックに関する講座を開催することには
あまり積極的ではありません。

イヤだとかなんとかいうわけではないのですが、
自分の中でSNSに関する情報をお伝えすることは
優先度がそれほど高くないのです。

もっと他にお伝えしたいことや、
お手伝いしたいことがあるということですね。

 

それなのに、今回、
なぜ、こういうお仕事をさせていただいたかというと、
ご縁のある方からのご依頼だということもありますが、
地域支援になる、ということが大きいです。

ただ、なんとなく、感覚的に、ですけどね。

 

田舎の地域だからというわけではありません。
これが、街なかのほうでも同じです。

なんとなく、なんとなく、なのですが……。
「地域のお手伝い」ということをしてみたかった。

 

この講座の打合せを含めて、
これで湯涌には何度も行っているのですが、
まだ、「お泊り」をしたことがありません。

いずれは、湯涌のお宿でのんびりと。。。

 


 


加賀市 中学生の数

こほく寺子屋という学習塾を運営して、
小中学生に勉強を教えています。

そうすると当然、地域の生徒数が気になることがあります。

 

2017年現在で、たとえば錦城中学の生徒数が400人くらい。
うちの最寄りである片山津中学が200人を少し超えるくらいです。

私が中学生だったのは1980年代なのですが、
その頃から比べると本当に子供の数は減りました。

 

ちょっと面白いなと思うのは、
対象となる子供の数は減ったのに、
学習塾の需要が地域で増えているということです。

私がやっているからというわけではありませんが、
昔と比べて
「うちの子を塾に通わせたい」と思う親御さんが
加賀市ではずいぶんと増えたように思います。

そして、「塾に行って勉強したい」と考える子供も
現在はかなり増えたように感じています。

 

子供の数といえば、先日、こんなことがありました。
(記憶違いの箇所があるかもしれません)

あるテレビ番組で、
横浜から沖縄の離島に引っ越す予定のご家族。
お子さんが二人いて、
どちらも小学生だったと記憶しています。

横浜で通っている学校は生徒数が多く、
友達もたくさんいるそうです。
それが、離島に引っ越すと生徒すうがうんと少なくなり
寂しい思いをしてしまうのでは、と心配している、
というのです。

それで、
やはり離島は子供も少なくて、学校も小さい規模なのだろうな、
と思いながら番組を観ていると、
なんと、離島の小学校の生徒数が
うちの近くにある湖北小学校よりも多い
のです。

 

「子供の数が少ない小学校」としてテレビ番組で紹介されたところより、
自分が住む地域にある学校の生徒数が少ないことに驚きました。

まぁ、もちろん、ここが田舎だということは承知していたのですが……。

 

子供の数が少ないそんな地域ですが、
小中学生の学習指導をしています。

こほく寺子屋では、
完全マンツーマンの個別指導をやっています。
お子さんの成績に少し不安があるお父さんやお母さんは
いちどページをご覧になってください。
こほく寺子屋 ご案内のページ

 


 


局所も大切、全体も大切

思考力トレーナーで人事系コンサルタントの永江です。

もう何十年も前に新聞かなにかで書かれていた論評(?)で、
今でも大事に思っているものがあります。

記事が掲載されてから何年間かは
切り抜きを財布に入れて持ち歩いていたほどです。

ただし、もう今はその切り抜きも無くしてしまって、
内容だけが頭に残っています。

内容を覚えているならそれでいいのですけれどもね。
ご存知の方は、いらっしゃるでしょうか。

 

=====
ものすごく緻密に描かれたウサギの絵があります。
毛の一本一本までが精巧に描き上げられた、
実に写実的な絵。

芸術性については論じるものではありませんが、
とにかく精巧さにおいては見事なもの。

この絵が精巧さにおいて評価されるのは、
確かに一本一本の毛にいたるまで丁寧に正確に描かれているからですが、
一方で全体としてウサギの形が正確に表現できているからという理由もあります。

つまり、
局所が正しくあることと同時に、
局所が集まった全体としても正しくあることが評価されているのです。

だから、
部分部分も大切であるけれども、
全体についても良い状態でなくてはいけないのです。

もちろん、その逆も然り。
=====
 

そんな内容の記事でした。

大切にしたい考え方です。

 


 


高校入試まで、あと4ヶ月ほど

思考力トレーナーの永江です。

加賀市の湖北地区で学習指導教室「こほく寺子屋」を運営しています。
ひらたくいえば学習塾のようなものです。

 

さて、私は指導している子供たちは小学生から中学生までですが、
いよいよ中学三年生にとっては受験勉強が佳境となる季節に入りました。

残りはわずかに4ヶ月です。

この時期になってきて、生徒さんたちがちょっと困るのが、
受験対策の勉強を優先すべきなのか、学校の定期テストの対策を優先すべきなのか、
その判断についてです。

私のところに通っている子たちからも、そういう相談を受けます。

 

私の希望としてはどちらもやってほしいのですが、
「どっちもやっていこう」というと、ほとんどの子が
「時間がない~」と返してきます。

実際にどれくらい時間が不足しているのか定かではないのですが、
実は時間の過不足が問題なのではなく、
「あっちもこっちもやらなくてはいけない状態」が精神的にキツイのだと考えています。

 

したがって、実際に時間のあるなしはあまり確認しないで、
「今週はこっちをやろう」「来週はあっちをやろう」というふうに、
あるていど短めの期間を切って、どちらかに集中するように指導します。

もちろん、どっちをやろうと結局は中学校で学ぶ範囲のことなので、
しっかり身につければそれが受験対策になっていきます。

だからこそ、両方をやるのが理想なのですが、
結果的に両方をしっかりやってもらうために、「今はこっち」と指導する作戦をとっています。

 

あれもこれもという状態は中学生世代にはまだまだ精神的な負担になります。

受験生のお子さんを持つ親御さんは、ちょっと参考にしてみてください。

「講師のための反面教師」Amazonの電子書籍

思考力トレーナーでフリー講師の永江です。

Amazon KINDLE用の電子書籍にて、新たに出版いたしました。
↓こちらです。

 

自分が講師のお仕事をさせていただいているときに、
「こうはなるまい」と思いながらやっていることがあります。

他の講師の方がやられているセミナーに参加してみて、
「この先生はダメだな」と思うことがあります。

知り合いから
「◯◯さんっていう方の講座を受けたけど、良くなかった」
という話を聞くことがあります。

友達どうしで知っていることを教え合うなら、単に知っているだけでいいです。
しかし、
プロの講師または教師として人に教えるならば
教える内容とともに出来ていなければいけないことがあるはずです。

そういうことをお伝えできればと思って、
反面教師になりそうな事例を紹介しています。

 

「サクッと読める」とあるようにボリュームはそれほどではありません。
価格もマンガ単行本より安いレベルなので、気軽に読んでみてもらえればと思います。

 

それにしても、
電子書籍の出版は簡単に出来るものですね。
Microsoft の Word が少し使える人なら、
完全に他人の手を借りない状態で自分でできると思います。

問題があるとすれば校正をしてくれる人がいないことくらいなので、
それは信頼のできる身近な人に頼めばいいのかな、と思います。

こうやって自分の考えを世の中に残しておけるというのは
ありがたいことです。

ということで、以下の電子書籍、
ぜひ、いちど読んでみてください(しつこい)。

 


 


新しいことに挑戦する意欲

思考力トレーナーで、人材育成をしている永江です。

新しいことに挑戦する意欲は大切です。
チャレンジするということはいつになっても意識していいただきたい。

会社に入って仕事をしていて、
だんだん業務に慣れて評価もされて、
これまでの積み重ねの上に今の役割や報酬があるとします。
積み上げてきたものは大切なものなので、それを捨てることはなかなか出来ません。

でも、
新しいチャレンジも、できるだけしたほうが良いです。

 

新たに何かに挑戦をするとき、
普通は、新しく何かを学んでいると思います。
その分野に関する勉強をして、先に知っている人に教えてもらって、
さらに、今まで出来なかったことが出来るようになっていく。

これは、自分の成長でもあるし、
年齢によっては衰えをカバーしていくことでもあります

 

そのときに、会社の立場によっては何かを捨てることになるかもしれません。
これが躊躇の原因になります。

しかし、新しい挑戦に、必ずしも「捨てる」という行為が付いてくるわけではありません。

うまく工夫をすれば、新しく得られるものは単純にプラスになり、
これまでのキャリアをさらに磨いてくれるものになるかもしれません。
理想としては、「捨てずに、得る」です。

 

もちろん、理想的な状況ばかりではありません。
例えば、会社の中での新しいチャレンジとして新規プロジェクトに参加するとします。
このときに、一旦はこれまでの業務から離れることになり、
自分が離れている間にその業務にはいろいろな変化があるかもしれません。
プロジェクトが終わって戻ってきた時に、その変化についていけなくなる可能性だってあります。

それでも、自分が新たに挑戦したことによって得るものがあれば、
プラスマイナスで、大きなプラスを作れます。

 

新しい挑戦をしないと、
何かに慣れていった脳がどんどん衰えていきます。
単純に脳トレやボケ防止を考えた場合でも、やはり新しいことに挑戦したほうが良いです。

 

闇雲になんでもかんでも手を出すのは良くないですが、
目の前にチャンスがあるのであれば、それに挑戦するほうが良いのです。

 

やらないことが無難と考える人が少なくないと思いますが、
実は、挑戦することが無難な場合が多いのではないかと思います。

久しぶりの「デキる塾」アイデアと発想のワークを実施

思考力トレーナーの永江です。
思考力には「発想力」も含まれます。

久しぶりに、しばらく休止していたデキる塾を開催しました。

再開にあたって選んだテーマは「発想」です。

 

何かしらのアイデアを出したいというのは、
仕事をしているとしばしばありますよね。
普段の暮らしの中でもたまにあったりするのではないでしょうか。

そういうときに役立つ内容だったと自負しています。

アイデアというのは、結局は、自分のアタマの中から出てくるものなので、
それを引っ張りだすにはどうするか?ということなんですね。

そういう場面で有効な方法として、
我々の先人たちが便利な思考ツールを残してくれています。
これを考えた人たちはすごいと思いますが、
私たちは、すごい人たちが作ったツールを活用して、
また別のアイデアを生み出していけるのです。

 

会場となったのは金沢市保古にある机カフェというコワーキングスペースです。
机カフェはコラーニングスペースという謳い方をしていて、
まさにデキる塾を開催するのにふさわしい会場です。

当日は全国的に寒波にみまわれた週明けの月曜夜。
なんと富山からご参加される方もいらっしゃって、ちょっと心配になりました。

しかし、その心配をよそに、
みなさま無事に開始時刻前に到着されて、定刻通りに開催することができました。

 

以前にも「デキる塾」に参加されたことがある方、
今回、はじめて参加される方。
ほどよいバランスで和気あいあいといった雰囲気でした。

でも、途中で雑談が盛り上がる場面もありましたが、
ワークのときにはみなさん真剣に取り組まれていました。
やはり、発想力やアイデア出しということについては、
みなさん、その必要性をすごく感じていらっしゃる方々なのですね。

それぞれに、何かしらの得るものを持って帰っていただけたようです。

 

「デキる塾」は、今後も継続的に開催していきます。
以前のように固定した日程での運営は少し難しいのですが、
次回は3月の下旬頃、さらにその次は4月の中頃に考えています。

内容も、「思考」に含まれるものならば、なんでもやります。
理解、記憶、伝達、解決、段取り、分析、推測、などなどなど。
みなさんがアタマを使って考えるスキルをアップさせる、
そのためのお手伝いをしていきます。

発想のためのワークを実施している様子です。

発想のためのワークを実施している様子です。

発想を促すためのツールとしてマインドマップを活用するワークです。

発想を促すためのツールとしてマインドマップを活用するワークです。

あなたの隠れた天才思考を引き出す「デキる塾」シリーズ

 


 


自分が使っている言葉の定義は正しいのだろうか?

思考力トレーナーの永江です。

今日は、自分が使っている言葉の定義は正しいのだろうか? というお話。

 

IQとか知能指数という言葉について、
Facebookのお友達の投稿をきっかけにして調べてみました。
ひとつの結論として感じたのは、
少なくとも日本においてはひどく誤解されてしまっているということです。
おそらく私も含めて多くの人が、
単純に「頭の良さ」を表そうとしている、と考えている(いた)でしょう。

あまりたくさんの情報源に当たったわけではありませんが、
そもそもIQが算出される知能検査の目的は「発達の度合い」を測るためにあるようです。
最初から、
いい年齢に達した大人の「アタマの良さ」を測るための計算方法ではないように思います。

その計算方法は、
 「精神年齢 ÷ 生活年齢 × 100」(従来型)
または、
 「(個人の得点 − 同じ年齢集団の平均) ÷([15分の1または16分の1] × 同じ年齢集団の標準偏差) + 100」(偏差知能指数を含む)
だそうです。

なんだか難しそうではありますが、
要するに、計算方法の中に年齢の要素を含んでいたり、
集団の中での相対的な評価だったりするわけです。

また、従来型とされる式に含まれる「精神年齢」という数値ですが、
これまた多くの人に誤解されているようです。
誤解というと言い過ぎかもしれませんが、
学術的な意味で使われるとき、
それは我々が普段の会話で使っているものとは意味が異なります。
「知能年齢」という言い方にしたほうが一般の人には理解しやすいと書かれた説明もありました。
精神性ではなくて、単に知能の発達具合を表現する数値と考えたほうが良さそうです。
IQに関する話をするときにはね。

 

「IQなんて意味ない! これからはEQだ!」という言い方もよく耳にします。
しかし、そもそもIQが評価する範囲が限られているというだけで、
IQに意味がないというのはIQを誤解しているからこその言い方だのように感じられます。
数学のテストの点数は数学の能力だけを評価しますが、
学業において意味のないものではありませんよね。
そういうことです。

範囲が限られているだけです。
その定義を理解したうえで、適切な使いかたはあるはずだと思います。

さて、このように、学術的あるいは専門家的な意味や使われ方が、
一般社会のそれとは異なる言葉は意外と多いのではないかと考えます。
思い当たるところでは「善意の第三者」などがそれです。
「善意」の意味を勘違いされたりします。
こういった言葉は、
専門に勉強している人以外に対しても各種メディアを通じて広がるので注意しましょう。
新しく生まれた言葉なども意味の取り違えに気をつけなくてはいけませんね。

 

我々は言葉によってコミュニケーションを成立させているのですが、
実はその言葉の定義やニュアンスが人によって異なります。
そのすり合わせがされないままに言葉のキャッチボールをしていると、
思わぬところに誤解が生じます。
そしてその誤解は発見されないままに、
お互いが「分かった気になって」やりとりが終了してしまうかもしれません。
気をつけたほうが良いですよ。

ここにこれだけの言葉を並べたから、
読んだ人とは定義の異なる単語もあるかもしれませんね。

 


 


大人になってからのほうが勉強する?

思考力トレーナーの永江です。

私自身のこととしてつくづく思うのが、
大人になってからの勉強のほうが目的が明確で集中している、ということです。

簿記の勉強をしたときには、
商売そのものや会社経営の仕組みを理解しようとしていたし、
ロジカル・シンキングを学ぼうとしたときには、
複雑な事象を部下に分かりやすく説明したいという欲求がありました。

それに比べると、小学校から大学までの間に学んでいた時は、
その後にどうするのかが分かっていない、
あるいは考えもしていないという状態だったと思います。

せめて、良い成績を修めて良い会社に就職してというような考えでも持っていれば
もうちょっとモチベーションも高かったのではないかと思えてしまいます。

 

私の知り合いや、セミナーの参加者さん、職業訓練の生徒さんの中にも、
大人になってからの勉強のほうが集中していてモチベーションも高い、
と、おっしゃる人がとても多いです。

そして私と同じように
目的がはっきりしていて勉強もしやすい、ともおっしゃいます。

そうなんです。
大人の勉強っていうのは、ほとんどの場合で
「なんのために」という目的がはっきりしているんですね。
だから、意欲も湧いてくるし、集中力もすごい。
もちろん、大人のほうが子供よりも意識をコントロールできるということもありますが。

 

大人は仕事をしているから、
業務時間外にする勉強は量的に限界がありますね。
どうしても、早朝や夜間などの「スキマ時間」にやらざるを得ません。
しかし、モチベーションも高い、集中もしている、
そういう状態での勉強は、やり方の問題はあれど、質は高いと思います。
ましてや仕事そのものから学ぶことも多いはずなので、
実は大人になってからのほうが勉強しているという人は少なくないのではないでしょうか。

 


 


ビジネスの本質を大切にする話

思考力トレーナーですが、
ウェブを中心にビジネスのアドバイザーもしている永江です。

先日、あるクライアントさんのところにうかがって打合せをしていました。
そのクライアントさんは、なかなか本業の売上が伸びてこないので、
プロモーションについてウェブ活用を強化しようとお考えです。

話を分かりやすくするために、仮に飲食店だとしておきましょう。
実際には別の業態です。

 

お店に訪れるお客さんの数が思わしくないので、
ウェブを使って集客に力を入れていこうとお考えです。
お客さんが書いてくれたアンケートでも、
「インターネットで情報発信したらいいのに」
といったご意見がしばしば寄せられるそうです。

オーナーはアンケートをとても重視していて、
お店の内装についてご意見があればすぐに取り入れ、
スタッフの対応について指摘があればすぐに対応し、
同じような流れで、ウェブの集客を強化しようと考えられて、
私にご連絡をくださったのです。

 

アンケートが重要だとお考えなので、
ご承諾をいただいてアンケート内容を見せていただきました。
その中で気になったのが、食べ物の味についてのご意見です。
「○○は美味しくなかった」とか
「△△は少ししょっぱかった」といった味への不満が
少なからずご意見として確認できたのです。

そのことについてオーナーに確認したところ、
「味の改善はなかなか難しい。手間も時間もかかる。
 それよりも、内装やスタッフの事や、ネットなら手が付けられる。
 だから、味についてはゆっくりやるから、ネットをお願いしたい。」
というようなお返事でした。

 

その後も少し打合せは続いたのですが、
結局、とりあえず私がウェブのお手伝いをするのは延期とさせていただきました。
それは、営んでいるビジネスの本質が何かという点において、
少なくとも私とは価値観が違うように思えたからです。

飲食店の命は、お客さんに提供されるお食事。
それ以外の要素もビジネスには大切だけれども、
味に不満を持たれているのに、それを他のことでカバーするとは。

ウェブで情報発信をして集客につながったとして、
ネガティブなご意見を口コミサイトで書かれるのがオチではないか。
私にはそう感じられたのです。

もちろん、すぐに改善できることはすればいいし、
まず出来ることをとっとと済ませてしまうということも大切です。
しかし、本質についての改善は、不断の努力によって常に取り組んでいくべきでしょう。

 

お手伝いはあくまでも延期ということなので、
ひょっとしたら、いずれさせていただくことになるかもしれません。
そのときオーナーのお考えは変わっていないかもしれません。

今の時点で私が考えているのは、
「自分自身は、自分のビジネスの本質を何に置いているのか」ということです。
端的にいえば私のビジネスは「成長のお手伝いをすること」にあり、
そのための手法として「お伝えする」ということを採用しています。
つまり「教える」仕事ですね。

だから、他のことについては未熟な部分が出てしまうかもしれないけれども、
「教える」ということについてだけは、絶対にプロの誇りを忘れてはいけない。
そんなふうに思わされた出来事でした。

 

繰り返しますが、ここで紹介した「飲食店」というのは仮のお話で、
読んでいるあなたには、それこそ「事の本質」をご理解いただければ幸いです。