何かをお伝えする仕事の中で、
「こういうコトを、こういう風にやってくださいね」と指導することがあります。
すると、
ときどき、聞いていらっしゃる人の中にこういう発言をする方が現れます。
「しかし、先生、 あの~・・・」
そして、
主張の要点を得ない話が続きます。
要点を得ない物言いなのですが、
こちらは、言いたいことや心理状態に気づいています。
すなわち、
「こうやってくださいね」と私が言った内容に対して、
実行する自信がないんですね。
そして、なんとか逃れよう、許してもらおうと、言い訳がクチをつきます。
さらにいうと、
実行する自信とともに、
言い訳を論理的に納得させる自信も無いんですね。
だから、あれこれと思いつきで言い訳を並べて
主張の要点がわからない話になってしまいます。
自信がないのはしょうがないです。
でも、出来ないからこそ「やってください」と言っているんです。
私の仕事は教育や訓練ですから。
言い訳しないで、まずはチャレンジしてみましょうね。
それが昨日よりちょっと成長した今日の自分につながります。