経営する人と「占い」とのつきあい方について 〜 判断のためにもうひとつの軸を持つ

思考力トレーナーの永江です。
私は占いをちょくちょく見ます。テレビでやっている「◯◯うらない」とか、雑誌に掲載されている星座のものとか、特に何を、というわけではなく、いろいろなものを見ます。

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占いを盲目的に信じるのは危うい

いろいろな占いを見ていますが、言われていることをそのまま信じたりはしていません。まず、ふつうに考えて非科学的ですし、当たる人もいれば当たらない人も居るだろうと思えますからね。そんなものを本気で信じてるとしたらやめたほうが良いし、盲目的に信じてしまうのは本当に危ういと思います。だから、知り合いの人が占い師さんの言うことをベッタリと信用してたりすると心配になるわけです。

他に判断の軸がなくて、どっちに転んでも大差ないなら占いで

では、なぜ占いをよく見ているかというと、他に判断の軸や基準がないときに、「えいや!」と決める材料にするために見ています。たとえば、昼食にラーメンが食べたければ食べますが、ラーメンとカレーとで迷っているとします。本当にどっちでも良いという状況なら、朝のテレビの占いでラッキーカラーが「黄」だったからカレーにする。それくらいのレベルです。

経営者の人でもけっこう占いを活用している人がいらっしゃいます。これも、占いに頼って経営をしているというよりは、いろいろロジカルに考えた結果として、もう、どっちに転んでも期待値に違いはないと考えられるときに「えいや!」と決める材料にしていらっしゃるようです。もちろん結果の違いはあるかもしれませんが、それはパラレルワールドの話になってしまうので分かりません。

論理のほかに、もうひとつの軸を持つ

経営や運営という事柄は、基本的には論理をもって分析や判断をするべきです。論理こそが万人にとっての「共通言語」ですから。でも、実際の世界はとても複雑で、どう考えても判断つきかねることがあります。あるいは、時間の制限があってこれ以上は考えることができないということもあるかもしれません。そういうときに判断の材料とするために、もうひとつの軸を持っていると良い場面があります。

もうひとつの軸は占いとはかぎらないです。たとえば信頼できる参謀。座右の銘としている言葉。メンターの意見。名著にある言葉。さまざまです。占いもそのひとつ。基本的には論理で考えて進めるのですが、ほかにもうひとつの軸を持っていると行動しやすくなったりします。