リーダーが見本を見せなくてはいけないこと、そうじゃないこと

人事系コンサルタントの永江です。
今日は、リーダーがリーダーとして見本を見せるべきことについてです。

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すべてを出来る必要はなく、できないことは部下に任せる

リーダーといっても人間ですから、できることとできないことがあります。組織としてやるべきことであっても、その中にはリーダーができないことがあります。たとえば、技術がすごいけど販売や営業が苦手なリーダーだとしたら、それが得意な人を部下に迎え入れてやってもらえばいいです。私自身は、リーダーの仕事とは何かをさせることであって、自分がなにか具体的な作業をまったくしなくてもいいと考えています。実際には何か得意なことはあったりするので、リーダー自身も適材適所の一貫としてできることをすればいいです。

できなくてもやらなくてはいけないこと

しかし、できないなら部下にやってもらえばいいということもあれば、できないなどとは言わずに自分もやらなくてはいけないことがあります。それは、上の立場にある者の姿勢に関わる事柄です。たとえば、事業所内は整理整頓を旨とします。整理整頓が悪いということは、あるていど人数がいる組織であればありえないことです。このような「人として」くらいのことを言える部類の事柄は、リーダーたるものきちんとしていなければいけません。自分の身辺も整った状態にしておいて、そのうえで、まわりの従業員や部下スタッフに対して整理整頓を指導しましょう。

このテのことは、できなくてもやらなくてはいけません。できるかどうかじゃなくて、やるかやらないか、です。場合によって客観的に見て、遠慮なくものを言ってくれる、そんな誰かにお願いをしてチェックしてもらうのもいいかもしれません。整理整頓のほかには、人としてのマナーや行儀、他人に対する思いやり、相手の心に気を配ることなどが挙げられます。

人間力を原動力にできると強い

できないなどと言っていられないこと、やらなければいけないこと、これらは人間力ともいえる部分かもしれません。営業力や販売力、技術力や知識といったことで凄みを出してリーダーシップを発揮するのも素晴らしいことです。でも、それらはどちらかというと、ベーシックなものの上に乗っかるアプリケーションソフト的な要素です。人間力というのはOSのように基礎となる部分なので、これがしっかりあると周囲に対しての巻き込み力も上がります。これがあるリーダーは本当に強い。良いときも、悪いときも、しっかりフォロワーがついてきます。私自身もそうであるように日々の精進をしています。みなさんも、ちょっとアタマの隅において、考えてみてはいかがでしょうか。