苦手なこと、できないこと、細かく分解して考えてみる【加賀市 片山津 学習塾】

思考力トレーナーの永江です。
加賀市片山津地区にある湖北地区会館で「こほく寺子屋」という学習指導の塾をやっています。

「分からない」ということの細分化

たとえば算数の指導をしていると、生徒さんが「分からない」と言ってくることがあります。そうするとどこが分からないのか確認して教えようとするわけですが、このときに注意していることがあります。それは、「分からない」ということの細分化を考えるということです。

割り算が分からないと生徒さんが言っているとします。割り算を普段から何気なく使っている我々は、このときに「割り算がわからない」という大きなくくりでそのことを捉えてしまいがち。でも、子どもが分かっていないところ、理解できていないところは、もっと細かな、「割り算」というものを構成するひとつの要素だけかもしれません。

物事を構成する細かな要素

たとえば「割り算」は、数の概念があって、大きな数の中に小さな数があるという考え方があって、その小さな数を大きな数の中で何回繰り返せるか、という考え方で進んでいきます。さらにいえば、数の概念の定義ももっと細かくできるだろうし、数の大小の比較や、小さな数をくりかえすときに同じ大きさとしてくりかえさなければいけないことなど、アタマで理解したり覚えておかなてくてはいけないことは実はかなりたくさんあります。

どんな事柄でもそうですが、あるひとつのことは、それを構成する細かくてたくさんの要素からできています。そして、その全体のことが分からないという結果にいたる理由として、どこかひとつの要素だけが分からないということも考えられます。その、小さなひとつが理解できることで、いきなりパッと全体の理解ができることも実際にあります。

何が苦手で、何が分からないかを掘り下げる

とかく我々は「数学が苦手」とか「英語が分からない」と大きくまとめてしまいがちです。でも、数学のなにが苦手なのか、英語のなにが分からないのかと掘り下げる必要があります。さらに、数学の計算系が苦手だったとして、数そのものの理解が苦手なのか、四則演算なのか、正負の考え方がよくないのか、そして、それらを考えたあとにもっともっと細かく分解して、どの要素に課題があるのかを確認していったほうがいいです。

「分からない」ということや苦手なことを克服したり解決したりするならば、対象をどんどん掘り下げましょう。掘り下げて細分化し、できるだけ細かくて小さな単位にしてから、その部分の克服や解決を考えます。そうすると苦手なことだけじゃなくて、分かっていること、できていることも見えるようになってきます。