歴史の勉強は現代からさかのぼりたい

思考力トレーナーの永江です。

これはずっと以前から考えていたことで、
ひょっとしたら学生のころから思っていたかもしれません。

それは、歴史の勉強は現代からさかのぼる方が良いということです。

 

通常の勉強方法だと、
歴史の授業は人類誕生の頃から年代順に進んでいきます。
世界史などで中国大陸の話をしてからヨーロッパの話に移るなどの場合に、
多少の時間的な前後はあります。
でも、やはり基本的には過去から少しずつ現在に近づいてくる学び方です。

私が主張するのは、現代から逆にさかのぼっていくので、

◎◎が起こりました
その背景には●年前の△という出来事がありました

というふうに、考える順番が逆になっていきます。

この手法のメリットは、現代に暮らす自分たちをスタートラインとして
リアリティのある物語として歴史を考えられることにあります。
自分たちの父母や祖父母が生きてきた時代が
どういう社会であったのかから勉強していくことになるのです。

 

この勉強法ができない大人の事情もありそうな気がするのですが、
それでも時代をさかのぼる学び方のほうが頭に残ると思うんですよね。
少なくとも「知ろう」とするモチベーションが高まるようには思っています。

もちろん、
そもそも勉強嫌いの子どもにとっては、
どんな順番で勉強しようと関係ないのかもしれません。
それでも、結果を認識してから、その原因を探るようなこの手法は、
他の教科にも良い影響を与えるような思考力につながる気がしています。

 

学校で勉強する内容は、科目ごとに独立してしまっていてはもったいないです。
他の科目とも連動しながら有機的な学びを得られるのが理想でしょう。
歴史の授業においてそのことをもっと充実させるためにも、
「さかのぼり学習」がお奨めだと考えているのです。”