中学生の勉強方法 数学その2

思考力トレーナーの永江です。

中学生のお子さんがいるお父さん、お母さん。
子供がノートに図形を描くときに奇麗に描けているでしょうか。

数学は理論の教科ではありますが、
一方で、感覚的な理解が非常に大切でもあります。
図形を描くときにも丁寧にやらせてあげましょう。

 

例えば、中学校1年の数学では、比例と反比例のグラフを描きます。
比例のグラフは直線なので定規を当ててスーッと線を引きますが、
反比例は曲線になるので、
いくつかの点を置いてからそれをなぞるように描いたりします。

このときに、
なるべく本来の反比例の曲線に近い方が、
描いた本人が「反比例のなんたるか」を理解しやすいです。

仮置きした点を直線で結んではいけないように、
正しくない曲線は認識を不正確なものにしてしまいます。

 

反比例の曲線はまだ比較的にラクな方ですが、
面積や角度の問題を考えるときに、
不正確な図形を描いていると正確な思考の妨げになります。

あらかじめ図形が示されている場合はまだ問題が小さいですが、
自分で図を描いてみないといけない場合には、
正確なものが表現できるかどうかはとても大切です。

 

したがって、
計算問題に取り組むのと同じような重要性をもって
上手な図形が描けるようになるのが理想です。

具体的には、
なるべく正確な円や円弧が描けること

なるべく真っすぐな直線が引けること
そして
直線をなるべく正確に等分すること
この3つがまずできるようになると良いです。

 

下手くそな図形を描くと
その中に隠されたヒントに気づきにくくなるのでもったいないです。

 

では、どうすると上手に描けるようになるかといえば、
それはひたすら練習です。

でも、ただ線や円を描いていても面白くもなんともないので、
本当は小さいころからお絵かきを好きにさせるのが良いのです。

時計の絵を描いてみる
紙の上に線路を引っ張ってみる
お父さんの顔を描いてあごの曲線を引く
お母さんの顔を描いて目鼻のバランスを練習する

 

こんなところにも、
実は将来に役立つちょっとしたトレーニングがあるんですよ。