人事担当者がコミュニケーション能力ばかりを重視するのはなぜか

思考力トレーナーの永江です。

就職活動中の人むけに、
人事部長として採用活動をしていた者としての
採用における考え方をお伝えします。

今回は、
採用担当や面接官がコミュニケーション能力を重視するのは
一体なぜなのかというお話です。

 

言い方を変えれば、
R社さんなんかの営業さんからヒアリングを受ける採用担当者が、
「どんなスキルが必要ですか?」と質問されたときに、
まず答えることの多くが「コミュニケーション能力」となるのは、
一体どうしてなのか、ということでもあります。

 

この理由は大きく分けて2つあって、
1つは業務においてその能力がとても重要だからということと、
もうひとつは、
採用活動を行っている時点において、
社内でそのスキルが不足していると感じているからです。

 

未来への投資と考えられる新卒の採用にあっても、
即戦力を必要とする中途採用であっても、
不要なスキルを求めることはありません。

まずコミュニケーション能力が必要なのです。

そして、
それが社内において十分ではない、
何か問題の原因や、問題そのものになっている、
だからその能力を求めるのです。

 

もちろん、
要求する程度がどれくらいなのかということもあるし、
他にどのような能力が求められているのかも考えなくてはいけません。

しかし、上述した2つの理由を考えみると、
コミュニケーション能力を求める会社は、

「本当に業務上で必要」
か、もしくは
「社内のコミュニケーションに課題がある」
の、どちらかです。

つまり、
「コミュニケーション能力なんて別に要らないよ」
と採用担当が言うような会社は、
実はものすごく社内の情報共有がしっかりしているのかもしれません。

 

ちょっと逆説的な内容ですが、
「必要だから求める」という欲求の原点を考えると、
そういうことなのかもしれません。