中学生の勉強方法 国語その1

思考力トレーナーの永江です。

中学生のお子さんがいて、
その子の成績が勉強時間のわりに伸びないという人は、
ちょっと勉強方法をみなおしてみてはいかがでしょうか。

 

中学生になると、
おぼえるべき漢字の数が一気に増えます。
義務教育の最後になる3年間なので、
中学生の間におぼえた漢字に小学生でおぼえたものを合わせると、
これで、いちおう社会に出て恥ずかしくない状態になる、という設定です。

しかし、
この大量におぼえなくてはいけない漢字の勉強方法が、
相変わらず、何度も同じ字を繰り返して書くという
昔ながらの書き取りドリルが中心になっているように思われます。
これは好ましくありません。

 

中学生というのは、
すでにあるていどの国語力を身につけていて、
自分の頭で文章を組み立てるようになっています。

作文が苦手な子供でも、
普段の会話では大人と同じように日本語を使い、
書くのが苦手なことはあっても、
そもそも言語表現はかなりの能力を身につけているのです。

 

せっかく身につけた言語表現を
国語の勉強に使わないというのはもったいない。

漢字をおぼえるためにも、
積極的に文章という形態を使いましょう。

 

具体的には、
長めの文章のなかでおぼえる漢字を使った文章を読みます。
なるべく音読がいいですが、周囲が気になるのなら無理はしません。
そもそも教科書にはその漢字を使った文章が載っているので、
文章をおぼえてしまうくらいに何度も読みましょう。

さらに、
現代ではインターネットを使って、
その漢字を使った文章を簡単に見つけて来られます。
読み方が復数あるものについてはそれぞれの読み方で、
いろいろなパターンでの使われ方に触れられます。

 

それらをたくさん読んで使い方を理解したならば、
次は自分で文章を考えてその漢字を実際に使ってみます。

より実践的に使っていくために、
たくさんたくさん、作文をしていくのが理想的です。

 

そもそも漢字をおぼえたいのは日本語教育の一環なので、
ちゃんと前後の脈絡のなかで勉強した方がいいのです。

だから、いっぱい読む。
そして、たくさん書く。

 

学校で行われている指導では、
書く機会と書いたものをきちんと評価される機会が少ないので、
なるべく意識して文章を書く時間を設けると良いでしょう。