揉める会社は良い会社?

思考力トレーナーの永江です。

組織に属していると、
内部でいろんな揉め事(もめごと)が発生することがあります。
会社、サークル、町内会、などなど。
組織の大きさや種類にかかわらずあり得ることです。

熱くなって主張をぶつけ合うと、
声が大きくなってしまい、時には乱暴な言い方も出てしまいます。

そういう状態を良しとしない人もいます。
「ケンカは良くない」と。

 

しかし、
ケンカなどの揉め事のすべては組織の中で良くないことなのでしょうか。

 

揉めるのはお互いが本気になっているからです。
どうでもいいことで主張のぶつかり合いにはならないでしょう。
譲りたくない思いがあるから熱くなるのです。

「大きな声を出さなくても冷静に話しあえばいい」
たしかにそうなのですが、
思わず声が大きくなってしまうような熱意があるとも言えます。

斜に構えてシニカルな態度をとっているよりもいいです。
淡々と波風を立てずに過ごしているより、
周りとぶつかり合いながら主張しあう方が建設的かもしれません。

 

ところで、
「あなたの◎◎という主張は間違っていると思う」
と言われると、まるで自分自身が否定されたように感じる人がいます。

私見ですが、そういう受け止め方をする人ほど
議論の中身と人格評価を混同しているように思います。
そして、議論の中身を批判すべき場面で
自分自身が相手の人格批判をしています。

自分の主張をするために相手の主張を否定することはあるはずです。
主張がぶつかるということはそういうことですから。

でも人格否定はいけません。
そして、自分の主張の内容を非難されているときに、
自分自身が非難されているなどと感じてはいけません。

 

決して人格を非難しあうことなく、
お互いの主張をぶつけ合って切磋琢磨していく。
時には激しい口論も恐れない。
そんな組織の方が人間的であり、より魅力のある成果を生み出すように思います。

熱い口論も大歓迎です。

激しい口論も大歓迎