思考力トレーナーの永江です。
連休はどう過ごされましたか?
私は「休養」という意味の連休にはなりませんでしたが、
ルーチンではないスケジュールになったことで
とても有意義に過ごすことができました。
毎日の暮らしの中に、
ちょっとした変化を発生させることは
脳にとっても良い刺激になります。
ということで、
暮らしの中のちょっとした時間に出来る
思考力トレーニングのワークを紹介します。
1.
付箋を用意してランダムに思いつくまま自由に言葉を書く。
「山」「東京」「赤色」「爪楊枝」「けん玉」「優しい」「水引」
「鞍馬天狗」「情報」「リス」「パソコン」「鍋」「アフリカ」……etc
なるべく関係が無さそうなものを多く出した方がいいので、
ご家族の方に手伝ってもらってもよいでしょう。
2.
記入した付箋から2つを抜き出し、
その2つが持っている関係性を「無理矢理にでも」探し出す。
例えば「山」と「パソコン」。
「どちらも鉱物で出来ている」「パソコンのデスクトップで使用される山の写真」
「山のように積み上げられたパソコン」……。
など、本当に遠慮無く「無理矢理にでも」探して(作って)みましょう。
この世の中にあるモノや出来事は、
すべて個としての存在とともにそれぞれの関係性によって成立しています。
ところが、多くの人はその「関係性」に目が行かなかったり、
ごく一部の関係性にしか気づかずに見落としが発生していたりします。
このワークを日頃からやっていれば、
モノや出来事そのものとともに、間にある関係性にも目が行くようになります。
ぜひ、やってみてください。
ただし継続してくださいね。
2~3回やったくらいで劇的に何かが変わるなんてことはありませんから。
このワークは【デキる塾】の創刊号で実施したものです。
【デキる塾】では毎回ちがうワークをやっていくので、
実施したワークはこのようにときどき公開していきたいと思います。
どうぞ、ご活用ください。