昨日、こまつ町家文庫で開かれたワールドカフェイベントに参加してきました。
その名も
『僕たちは小松を変えることができない?まちづくりワールドカフェ vol.2』
小松のまちを活性化させるために、
自分たちに出来ることはどんなことだろう、と考える集まりです。
さて、ワールドカフェとは何かというと、
〝カフェ〟のようなくつろいだ空間の中で参加者が自由に会話を行い、
創造的なアイディアや知識を生み出したり、互いの理解を深めることができる、
という話し合いの手法・メソッドのようなものです。
具体的には、
4~5名のグループに分かれてテーマに沿った話し合いをして、
15分ていどでグループメンバーが入れ替わって対話を進め、
これを数回繰り返します。
限られた時間の中でも
たくさんの人がそれぞれの考えや主張を共有することが出来ます。
今回はニ回目だったこともあってか、
私にとっても刺激となるご意見を前回以上にうかがえたように思います。
参加された方々のご意見や主張などにあったことは、、、
小松の良いところ
- 自然、山から川そして海まで一体的にある
- 食べもの、とにかく美味しい、海の幸も山の幸も
- 空港、街からバスで10分ほど
- 工業、コマツの企業城下町、その他の製造業も
- 文化、高校などの学校、その他の文化的な活動
なぜ活かしきれていないのか
- リーダー不在
- 出る杭が打たれる風潮
- 広報不足、アピールが上手じゃない、苦手
- 良い物が連携できていない、ばらばら
- 人も連携できていない
そして、どうすれば活かせるか、、、
ということを考えて、話し合いました。
最後は、
「街がよくなるために自分が明日すること」を考え発表しました。
みんなそれぞれに思いを共有しました。
有意義な時間を過ごすことができ、感謝しています。
この記事で挙げた内容はほんの一部です。
他のグループではもっと違う意見も出ていたようです。
人が集まり、ワールドカフェのような友好な手法を用いれば、
今後の街の発展に向けた良いアイデアやプランが生まれると思います。
そして、ここからが一番に大事なのですが、
どうすればよいか考えたあとは、少しずつでよいので行動しなければいけません。
優れたリーダーを待っていてはいけません。
可能性のある人が現れても頼りきりではいけません。
みんなが当事者として少しずつの行動を継続しなければ、
きっと「言ってるだけの妄想」になってしまいます。
ひとりひとりが、言うだけ番長にならない行動を起こす。
これが僕たちの未来をつくる。
昨日のことを思い出しながら、そんなことを考えています。